コンテンツマーケティングの4つの型とは!適切なコンテンツマーケティングを適用!

投稿日:2018.10.15.
更新日:2025.04.12.

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TREVOスタッフ
執筆 TREVOスタッフ

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板浪 雅樹
監修 板浪 雅樹

2005年から WEB 業界一筋。500サイト超を手がける SEO・WordPress のエキスパート。「公開後こそ本番」を掲げ、データ分析とユーザー視点で成果を引き出す運用を提案。

2005年に制作会社へ入社後、プログラマーからキャリアをスタート。サーバー構築・データベース設計で培った技術を強みに、WordPress テーマ/プラグイン開発やサイト移行の難案件を多数担当してきました。
2010年以降は SEO エンジニアとしても活動領域を拡大。コンテンツ設計・内部リンク最適化・高速化チューニングにより、競合の激しいビッグキーワードで上位獲得を実現してきました。
現在は TREVO のウェブディレクターとして、要件定義から運用改善まで一気通貫でリード。AI ライティングや GA4/Looker Studio を活用したレポーティング手法を開発し、「数字で説明できるサイト運用」をポリシーにクライアントの ROI 最大化を支援しています。
趣味/強み:筋トレとランニングで日々の集中力をキープ。複雑な課題を“仕組み”で解決するのが得意。
モットー:「サイトは資産。改善を止めた瞬間から価値は目減りする」

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SNS:x(旧 Twitter)@TREVO_WEB

コンテンツマーケティングは、すべての商材に同じ手法を適用できるわけではありません。ただし、いくつかの類型化は可能で、代表的な4つの型に分類すると戦略が立てやすくなります。今回は、コンテンツマーケティングのその代表的な4つの型と使い分けについてご紹介します。

 

コンテンツマーケティングの4つの型とは!

コンテンツマーケティングは「適切なコンテンツ」の種類によって、以下の4つのタイプに分類されます。

 

情報を提供することで商品を深く理解してもらうエデュケーショナル型

 

エデュケーショナル型は、いきなり商品を売り込むのではなく、お客様の疑問や困った事にたいしてコンテンツで答える手法です。

 

商品の購入を考えている人は、あふれるほどの選択肢でとまどってしまうことでしょう。

 

普段は気にならないけど、いざ購入を考えると、「ジューサーとミキサーは違うのか」「縦型とドラム型のどちらの洗濯機がいいのか」という疑問がわくのではないでしょうか。

 

こうした疑問に対して的確に答えることにより、見込み客まだ漠然とした段階から関係を構築し、段階的に知識を提供し、商品購入を手助けしていくのがエデュケーショナル型の考え方です。

 

ワンメッセージでは伝達できないような商品の魅力を、お客様が解決したいことに合わせて段階的に情報を提供することにより、深いレベルで理解してもらえます。

 

また、ぱっと見ただけでは違いがわかりにくいもの、背景となる知識を身につけると違いがよくわかる家電などの商品にも適しています。エデュケーショナル型の例としては、Panasonicの「4Kテレビの疑問解決」が挙げられます。

 

開発当時は各社が画質の良さを競って訴求していたものの、まだユーザーには4Kという言葉の意味が浸透していない状況でした。

 

そこで、メーカーにとっては当たり前の4Kという言葉の意味をユーザー視点に立ち、わかりやすく説明したのが、まさにエデュケーショナル型の見本といえます。

 

質の高いコンテンツで検索順位を上げるコンテンツSEO型

 

コンテンツSEO型とは、Googleを始めとする検索エンジンがコンテンツの質そのものを評価するようになって生まれた概念です。

 

従来は検索キーワードとの関連性や、被リンク数が検索順位を決定する主な要因となっていましたが、コンテンツの質そのものが検索順位に大きな影響を与えるようになってきました。そこで、検索キーワードを含みつつ、専門性が高く、オリジナルで質の高いコンテンツをつくって検索順位を上げ、見込み客に見つけてもらいやすくしようという考え方が生まれました。

 

コンテンツSEO型では、基本的には、認知・情報収集・検討・決定などの各フェーズにおいて、検索エンジン経由の流入を増やすことを目指します。

 

エデュケーショナル型では、認知フェーズ以外ではSEOを重視していないため、途中のフェーズからの流入は少ないのですが、コンテンツSEO型を組み合わせれば、想定したペルソナ以外の流入をかせぐことができます。

 

コンテンツSEO型の例としては、眼鏡通販のオーマイグラス株式会社が運営するブログOMG Pressが挙げられます。

 

眼鏡市場やJINSといったライバル会社のレビュー記事の人気が高く、あえて他社の情報も掲載することで、比較検討フェーズでのSEOにも成功している良い例です。

 

他メディアに溶け込んだコンテンツで引き付けるネイティブ広告型

 

エデュケーショナル型とコンテンツSEO型は、基本的には検索エンジン経由の流入を主としているため、すでに顕在化している情報ニーズを満たすためには優れていますが、潜在ニーズそのものを掘り起こす力はあまり強くありません。なるべく多くの潜在見込み客に対してリーチするためには、別の方法が必要です。

 

そこで力を発揮するのがネイティブ広告型です。従来の広告型認知モデルに対してコンテンツマーケティングを適用した例です。マス広告ほど広範囲ではないですが大量のリーチが必要な際に有効な手法です。

 

ネイティブ広告型では、広告モデルの割り込み型の弱点を克服し、いかにも自然に見込み客を引き付けるかという要素を取り入れています。古くは記事広告、最近ではAntennaやGunosyなどのキュレーションアプリ内の広告、Facebook広告やTwitter広告などが代表的な手法です。

 

ただし、集客をネイティブ広告のみに頼る状態では広告費を払い続けなければいけません。ネイティブ広告できっかけをつくり、その後の関係性を継続させるためのオウンドメディアを強化して、そこでファンになってもらうための施策が必要です。

 

生活費の関心を惹きつける面白コンテンツ型

 

人は誰もみな面白いことが大好きです。この「面白いこと」を利用して、生活者の関心を惹きつける手法が面白コンテンツ型です。

 

この手法の良いところは、うまく当たれば爆発的な集客力を発揮することです。面白さで集めた生活者は、見込み客ではない確率も高いという課題はありますが、たとえば、ソフトドリンクのように集客すれば比較的高い確率で商品購入につながる低関与度の商品には適しているといえます。

 

また、難易度は高くなりますが、面白さと商品情報をうまくミックスすることができれば、高関与度の商品でコンバージョンにつながることができます。

 

著名な成功例としては、iPhoneやiPadなどを粉々にするバイラルビデオでブレンダーの性能を示した、ブレンドテック社の「Will it Blend?」というWEBサイトが挙げられます。

 

商品に適したマーケティングを適用しよう!

コンテンツをのどの手法を選ぶかは、商品特性を鑑み、「顕在化したニーズに応えるのか、潜在ニーズを掘り起こすのか」という軸や、「商品と直結したコンテンツがよいのか、商品にまつわる周辺情報から紹介するコンテンツがよいのか」「見込み客の質を負うのか、量を負うのか」「検索行動を見込めるかどうか」などの軸で判断する必要があります。

 

今回は、違いが大きく現れる、認知獲得手法に焦点を当てて4種類ご紹介しましたが、どの手法を採ろうとも、この後の工程であるリードナーチャリング、そして最終的に購入に導くための説得型のハードセルコンテンツがなければコンテンツマーケティングは成功しません。

 

コンテンツマーケティングで認知は獲得できましたが、その後はどうしようと考えるのではなく、購買、そしてその後の永続的な関係構築まで描いたシナリオ、コンテンツマーケティング戦略を事前に策定しておくことが重要です。

 

今回ご紹介したコンテンツマーケティングの基本の4つの型が、商品に適したコンテンツマーケティングを適用するための一助になればと考えます。

 

TREVOは、SEOに強いホームページ制作に力を入れており、「剪定 大阪」や「注文住宅 枚方」などで検索上位を実現した実績があります。

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