2015年からの進化、初心者向けGoogle Search Consoleの使い方ガイド
2015年4月16日に「SEO対策に悩んでいる方は必見!! ウェブマスターツール がしてくれる事」と題して公開したこの記事は、当時「ウェブマスターツール」と呼ばれていたGoogleの無料ツールを紹介し、サイト運営におけるSEO対策の第一歩として、Googleアナリティクスと併せて使うことをおすすめしていました。
2025年現在、このツールは「Google Search Console」として生まれ変わり、さらに多くの機能や使いやすさが向上しています。この記事では、当時の基本的な考え方を踏まえながら、最新の情報も交えて詳しく解説します。
SEO対策の第一歩:Google AnalyticsとGoogle Search Console
もし「SEO対策、どこから始めればいいの?」とお悩みなら、まずはGoogle AnalyticsとGoogle Search Consoleを使って、あなたのサイトの状態を把握することから始めましょう。
Google Analytics
多くの方がすでに利用しているアクセス解析ツールです。サイト訪問者の行動や流入元、滞在時間などを確認できます。近年はGA4(Google Analytics 4)へと進化し、より詳細なデータが得られるようになりました。
Google Search Console(旧ウェブマスターツール)
当時は難しそうと思われがちでしたが、今ではとても使いやすくなっています。Search Consoleを使うことで、Googleにあなたのサイトの存在を伝えたり、インデックスの登録状況やエラー、リンク情報、さらにはモバイル対応やCore Web Vitals(コアウェブバイタル)のチェックまで行うことができます。
わかりやすい動画で学ぼう
Googleが公式に提供している動画コンテンツは、Search Consoleの基本的な使い方や機能を視覚的に理解するのに非常に役立ちます。
今回ご紹介する下記の動画は、2015年に公開されたものです。当時のSearch Consoleがどのようなインターフェースで、どのような機能があったのかを確認できる、貴重なコンテンツとなっています。
初心者でもすぐに使いこなせるように、当時の基本操作が丁寧に解説されていますので、最新の機能との違いを感じながら、SEO対策の基礎を学ぶのに最適です。
Google Search Consoleでできること
Google Search Console(旧ウェブマスターツール)では、以下のような機能が提供されています。これらの情報をもとに、サイトの改善やSEO対策を進めましょう。
サイトの存在をGoogleに知らせる
自分のサイトをGoogleに登録し、最新のコンテンツが素早くインデックスされるよう促します。
インデックス登録の確認
どのページが登録され、どのページにエラーがあるかをチェックできます。
サイトの問題点を指摘
クローリングエラーやモバイル対応の問題、Core Web Vitalsの評価など、サイト改善のためのヒントが得られます。
リンク状況の把握
他のサイトからどのくらいリンクをもらっているか、また内部リンクの状態を確認することができます。
セキュリティのチェック
マルウェアや不正なソフトウェアの混入がないか、Googleから警告を受けることがあります。
2015年当時は基本的な情報の提供が主でしたが、2025年の現在ではモバイルファーストインデックスやCore Web Vitalsなど、より高度なサイトパフォーマンスの分析が可能となっています。これにより、単に登録やエラー確認だけでなく、ユーザーエクスペリエンス向上に直結する改善点が見つけやすくなっています。
さらに深く学べるコンテツ「Googleウェブマスターアカデミー」
かつてGoogleは、ウェブマスターがGoogle検索と相性の良いサイトを制作・運営するためのガイドとして「ウェブマスターアカデミー」を提供していました。このアカデミーは、2013年3月に日本語を含む20言語で公開され、初級レベルの「ウェブマスター ツール」の基本機能の紹介から、Googleの検索エンジンがコンテンツを発見し理解できるためのサイト設定、さらには上級者向けの高度な情報やオンラインでの存在感を高めるためのヒントなど、幅広いコンテンツを扱っていました。
しかし、現在ではこの「ウェブマスターアカデミー」は閉鎖されています。閉鎖された今でも、ウェブマスター向けの有益な情報は、Google検索セントラルやウェブマスター向けGoogle検索ヘルプフォーラムなどのリソースで提供されています。これらのリソースでは、サイト運営に役立つ最新の情報やサポートが得られるため、引き続き参考にすることができます。
参考リソース
これらの情報源を活用して、最新のSEO対策やサイト運営のヒントを学び、サイト改善に役立ててください。
2015年から2025年への進化
名称とユーザーインターフェースの変化
2015年には「ウェブマスターツール」として提供されていたものが、現在では「Google Search Console」としてリニューアル。デザインもシンプルで見やすくなり、初心者でも直感的に操作できるようになっています。
機能の拡充
昔は基本的なインデックス確認やリンクチェックが中心でしたが、現代ではモバイル対応、Core Web Vitals、セキュリティ警告、さらにはページエクスペリエンスに関する詳細なデータが提供され、SEO対策に欠かせないツールとなりました。
連携の強化
Google Analytics(特にGA4)との連携が進み、より正確なユーザー行動の分析とサイト改善が可能です。
このように、当時から10年近く時代は大きく変化していますが、基本的な考え方「自分のサイトの状態を正しく把握し、改善していく」という点は変わりません。今後もこれらのツールを活用して、SEO対策を進めていきましょう!
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