Googleが70を超える言語にBERTを導入したと発表しました。
投稿日:2019.12.10.
更新日:2025.04.12.

執筆 TREVOスタッフ株式会社TREVOのブログは、Web制作の現場で日々奮闘しているスタッフが、企画・デザイン・開発・SEO・運用まで幅広いテーマで執筆しています。

「分かりやすく、役に立つ」ことをモットーに、ホームページ制作や運営のヒント、トレンド情報、日々の気づきを発信中です。大阪を拠点に、全国のお客様と向き合いながら培った現場目線のノウハウを、実体験ベースでお届けします。
初めてホームページ制作をご検討の方から、リニューアルや集客強化を考えている方まで、何かヒントになる情報があればうれしいです。
記事へのご質問やご相談も、お気軽にお問い合わせください。
執筆記事:記事一覧ページ

監修 板浪 雅樹2005年から WEB 業界一筋。500サイト超を手がける SEO・WordPress のエキスパート。「公開後こそ本番」を掲げ、データ分析とユーザー視点で成果を引き出す運用を提案。

2005年に制作会社へ入社後、プログラマーからキャリアをスタート。サーバー構築・データベース設計で培った技術を強みに、WordPress テーマ/プラグイン開発やサイト移行の難案件を多数担当してきました。
2010年以降は SEO エンジニアとしても活動領域を拡大。コンテンツ設計・内部リンク最適化・高速化チューニングにより、競合の激しいビッグキーワードで上位獲得を実現してきました。
現在は TREVO のウェブディレクターとして、要件定義から運用改善まで一気通貫でリード。AI ライティングや GA4/Looker Studio を活用したレポーティング手法を開発し、「数字で説明できるサイト運用」をポリシーにクライアントの ROI 最大化を支援しています。
趣味/強み:筋トレとランニングで日々の集中力をキープ。複雑な課題を“仕組み”で解決するのが得意。
モットー:「サイトは資産。改善を止めた瞬間から価値は目減りする」
SNS:x(旧 Twitter)@TREVO_WEB
GoogleのTwitter @searchliaison で70を超える言語にBERTを導入したと発表しました。
その中にJapanも含まれており、これから検索順位にも影響してくるかと思われます。
10月に米国(英語)にリリースしてから2カ月、ようやく日本も導入されます。
Googleのツイート
BERTを70ヵ国で導入したというツイート
BERT, our new way for Google Search to better understand language, is now rolling out to over 70 languages worldwide. It initially launched in Oct. for US English. You can read more about BERT below & a full list of languages is in this thread…. https://t.co/NuKVdg6HYM
— Google SearchLiaison (@searchliaison) December 9, 2019
日本の名前があるツイート
Hebrew, Hindi, Hungarian, Icelandic, Indonesian, Italian, Japanese, Javanese, Kannada, Kazakh, Khmer, Korean, Kurdish, Kyrgyz, Lao, Latvian, Lithuanian, Macedonian
Malay (Brunei Darussalam & Malaysia), Malayalam, Maltese, Marathi, Mongolian, Nepali, Norwegian, Polish…. (MORE)— Google SearchLiaison (@searchliaison) December 9, 2019
BERTとはなにか?
BERTとは、Googleの自然言語処理の技術で、長文の検索や文脈を理解して検索結果を表示します。
これまで、検索キーワードを並べて検索していたのが、文章で検索できます。
私の個人的な使用方法としては音声検索がより便利になるのではないかと考えています。
例えば、「モフモフの青色のiPhoneケースを探して」なんていう使用方法が思いつきます。
BERTに関しては、英語ですがGoogleの「Understanding searches better than ever before」という記事の中で「Applying BERT models to Search」で確認する事ができます。
この記事では、自然言語処理を事前トレーニングのためのニューラルネットワークベースの手法を導入し、オープンソース化し誰でも質問応答をトレーニングできる様にしたそうです。
前後の単語を調べる事によってコンテキスト(文脈)を理解する事が可能となっている様です。
日本語の場合は複雑なので、どこまで文脈を理解しているかは謎ですが、今後は文章の文脈を理解して検索結果に反映していく様になりそうです。
10%の検索結果が影響?
Search Engine Landの「Welcome BERT: Google’s latest search algorithm to better understand natural language」という記事では10%の検索クエリが影響を受けると述べています。
この記事の中ではコンピューターが少しだけ人間の様に理解する事が可能になるという事です。
技術が進化すれば、記事の信ぴょう性や検索ユーザーとのマッチングで力を発揮する事が可能となり、ただ記事を書いていれば良いという時代も終わると思われます。
SEO対策を意識するのであれば、やはり検索したユーザーに対して役立つ情報を提供できる記事を書く必要が出て来るでしょう。
日本ではどれぐらい影響するかは発表されていませんが、今後検索結果に影響が出て来ると思われます。
検索は便利になる?
検索自体は便利になると思います。
文章で検索できれば、困っている内容を細かく伝えてピンポイントで答えを見つけ出すことが可能になるかもしれません。
SEO対策は大変になるかもしれません。
TREVOは、SEOに強いホームページ制作に力を入れており、「剪定 大阪」や「注文住宅 枚方」などで検索上位を実現した実績があります。
関連の記事
-
板浪雅樹
-
板浪雅樹
-
衣川知秀
-
キャッシュ(cache)とクッキー(Cookie)の違いについて
衣川知秀
-
板浪雅樹
-
TREVOスタッフ