2015年に書いた「ヴェニスアップデートで地域性を検索結果に反映されて SEO対策 が変わる」の記事に情報を追記いたします。
ヴェニスアップデート(ベニス・アップデート)は、幅広い検索クエリに対してよりローカライズされた結果を提供するもので、2012年2月27日に導入されました。
ヴェニスアップデートは検索にかなり大きな影響を与えるものであり、SEO対策を実施している人は注目しているアップデートの一つです。
地域毎に検索結果が変わるヴェニスアップデートで、今年に入ってから大きく影響が出始めており、特にローカルサービスを行っているサイトでは、大きな変化が出ているようです。
弊社のサイトもその一つで、大阪でホームページ制作と検索すると、4位~6位ぐらいの位置にいるのですが、名古屋のIPを使用して検索すると1ページ目から消えてしまっています。
検索するユーザーにとっては、とても有効的なアップデートですが、 SEO対策 の会社としてはこの辺りの施策や全国の順位を調べられる様に環境を整える必要が出て来ており、検索結果のみを追い求める SEO対策 から 地域性 を考えたコンテンツ制作と SEO対策 た求められる時代になっています。
目次
ヴェニスアップデートとは
ヴェニスアップデートとは、ユーザーの検索した地域・場所によって検索結果・順位が変わるアルゴリズムの事です。
スマホでは当たり前になっている、検索した場所の周辺に関する情報を上位に表示させる検索アルゴリズムです。
この ヴェニスアップデート が実施され、検索結果が地域によって大きく変動しています。
自分の検索した結果と別の地域で検索した人とは検索結果が変化する様になりました。
「レストラン」や「ヘアサロン」などの一般的な検索では、検索ユーザーの場所に合わせて検索結果を表示します。
ヴェニスアップデートは、GPSを搭載した携帯電話が普及した現代において、さらに効果を発揮するようになり、Googleはまだ検索時の場所を識別し、その結果、周辺地域の情報に基づいた結果を提供します。
長年にわたってユーザーはGoogleをキーワードベースの検索エンジンと関連付けるのをやめ、より少ない詳細で最も関連性の高い結果を提供することができる先進的なシステム(ハミングバードのようなものだと思う)として関連付けるようになっています。
ベニスのアップデートの導入
検索者ユーザーにとって必要なローカル情報を提供できるアップデートです。
ベニスアップデートにより、特定の地理的エリア内で発見されたい企業のホームページは、ローカルSEOテクニックを意識する必要がでてきました。
- サービスに住所を掲載出来る場合は、Googleマイビジネスのリスティングされていることを確認してください。
- ホームページの最適化を含め、ローカライズされたコンテンツは不可欠です。
ページのタイトルタグやコンテンツの中にあなたの所在地が記載されていると、ローカルランキングの可能性が高まります。
特定の地理的エリアに特定のコンテンツを持つランディングページであったり、お問い合わせページの詳細な方向性であったりすることができます。 - ローカルリンクは、地域に特化したウェブサイトをターゲットにすることで、地域社会で活躍していることをGoogleにアピールすることができます。
大阪の固定IPで「ホームページ制作」を検索結果
弊社のリンクが「ホームページ制作」での検索結果が4番目に表示されています。
東京の固定IPで「ホームページ制作」を検索結果
東京で検索するとまったく違う検索結果が表示されています。
地域性に特化した広告が表示されていますが、こちらは昔から地域によって表示が違ったのでそのままだと思います。
大阪の固定IPで「カフェ」を検索結果
検索結果の右には、大阪の地図が出てカフェの位置が出ています。
東京の固定IPで「カフェ」を検索結果
コチラでは、固定IPを契約している東京八王子近辺のカフェが検索結果に表示されています。
このように、地域の特性がでた検索結果がIPアドレスやスマホによって変わってくることになります。
こうなってくると、どの地域にターゲットを絞って検索順位をあげていくかという事も重要になってきます。
今後、SEO対策はより大変になってくると同時、ホームページを運営している会社は、よりコンテンツ重視のページ作りを考えて行かないといけなくなります。
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