2020年版 宅ファイル便に変わる大容量ファイル転送サービスのまとめ
投稿日:2020.01.20.
更新日:2025.04.12.

執筆 TREVOスタッフ株式会社TREVOのブログは、Web制作の現場で日々奮闘しているスタッフが、企画・デザイン・開発・SEO・運用まで幅広いテーマで執筆しています。

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監修 板浪 雅樹2005年から WEB 業界一筋。500サイト超を手がける SEO・WordPress のエキスパート。「公開後こそ本番」を掲げ、データ分析とユーザー視点で成果を引き出す運用を提案。

2005年に制作会社へ入社後、プログラマーからキャリアをスタート。サーバー構築・データベース設計で培った技術を強みに、WordPress テーマ/プラグイン開発やサイト移行の難案件を多数担当してきました。
2010年以降は SEO エンジニアとしても活動領域を拡大。コンテンツ設計・内部リンク最適化・高速化チューニングにより、競合の激しいビッグキーワードで上位獲得を実現してきました。
現在は TREVO のウェブディレクターとして、要件定義から運用改善まで一気通貫でリード。AI ライティングや GA4/Looker Studio を活用したレポーティング手法を開発し、「数字で説明できるサイト運用」をポリシーにクライアントの ROI 最大化を支援しています。
趣味/強み:筋トレとランニングで日々の集中力をキープ。複雑な課題を“仕組み”で解決するのが得意。
モットー:「サイトは資産。改善を止めた瞬間から価値は目減りする」
SNS:x(旧 Twitter)@TREVO_WEB
宅ファイル便が2020年3月31日を持ってサービスを終了するので代わりとサービスを探してみました。
ホームページ制作やチラシやパンフレットなどの紙媒体の制作を行っていると大容量ファイルの転送サービスは不可欠です。
弊社では、あまり宅ファイル便を使用していなかったのですが、代替えとなるサービスをいくつか紹介したいと思います。
WebTransfer
最大2GBまでのファイルを共有する事が可能です。
使い方もシンプルで、「Add your files」にファイルを入れて相手先と自分のメールアドレス、メッセージを入れて「Transfer」をクリックすれば完了です。
Dorpbox Transfer
Dropboxを利用しているユーザーは多いのではないでしょうか?
弊社では自社サーバーのサービスを利用しているのであまり出番はないのですが、Dropboxユーザーのお客様にはこちらを利用する事もあります。
こちらは、無料アカウントの方は100MB、有料アカウントは100GBまで転送可能です。
https://www.dropbox.com/transfer/about
OneDrivew
意外と使い勝手が良いのがmicrosoftのOneDriveです。
こちらはダウンロード用のURLを発行しURLに対して任意のパスワードを設定する事が可能です。
弊社ではoffce365を利用しているので1TBまで利用できるので重宝して利用しています。
追記:OneDriveの使用方法を「ファイル共有でOneDriveという選択肢」の記事に詳しくまとめました。
OneDrive のファイルとフォルダーの共有
ギガファイル便
今回、この記事を書こうと思ったきっかけはギガファイル便に対してファイルの規約が無い事や運営会社の記載をしっかりとしていないなどで炎上していたからです。
弊社でもギガファイル便は利用していたので、少し不安になりました。
ギガファイル便というサービス、
・アップロードしたファイルの取り扱いについて規約がない(もうこの時点でアウトだと思うが)
・運営会社は代表取締役の氏名なし(かなり黒い)
・住所と電話番号の地域が合ってないし電話番号は別名義会社(アウトじゃね?)
使わないほうがいいと思うけど。 pic.twitter.com/L9aj063I5z
— 未識魚 /中川譲@C97 30日西G33b (@mishiki) January 19, 2020
そんなギガファイル便から、謝罪をツイートされので今後のプライバシーポリシーや利用規約が修正されれば、無料で使い勝手が良いので重要なファイル以外の時は引き続き利用さえて頂こうと思います。
現在、お騒がせしている件について
弊社は技術者のみの会社(事務が一人)で、いろいろと手が回っていない部分もあり
この度は、皆様に不安を抱かせてしまい大変申し訳ありません。現在、プライバシーポリシー・利用規約を修正中ですので近日中に改めて公開いたします。
— ギガファイル便 (@GigaFile_TV) January 20, 2020
NAS(ネットワークHDD)とういう選択
BuffaloのLinkStation、Synology、QnapなどNAS(ネットワークHDD)の中には、ファイルを外部と共有できる機能を持った機種があります。
自社のネットワークから外部へファイルを送ったり、社内、社外でDropboxの様にファイルにアクセスする機能があったりします。
自社で全て管理ができるので便利ですが、ある程度知識が無いとセキュリティ上危険もあるので使用する場合は気をつける必要があります。
まとめ
メールでは送れない容量の大きいファイルはファイル便に頼る事は多いです。
手軽に大容量のファイルを送れるサービスは色々ありますが、大切なデータを送るのでサービスの運営元を知っておく事は大事ですよね。
今後、新しいサービスを利用する際には気をつける必要がありそうです。
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