ページタイトルとメタディスクリプションの最適化|SEO対策の第14回

投稿日:2024.08.19.
更新日:2025.04.12.

SEO

これから重要なSEO対策の話

株式会社TREVOの月額制ホームページ制作サービス
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板浪 雅樹
執筆・編集 板浪 雅樹

2005年から WEB 業界一筋。500サイト超を手がける SEO・WordPress のエキスパート。「公開後こそ本番」を掲げ、データ分析とユーザー視点で成果を引き出す運用を提案。

2005年に制作会社へ入社後、プログラマーからキャリアをスタート。サーバー構築・データベース設計で培った技術を強みに、WordPress テーマ/プラグイン開発やサイト移行の難案件を多数担当してきました。
2010年以降は SEO エンジニアとしても活動領域を拡大。コンテンツ設計・内部リンク最適化・高速化チューニングにより、競合の激しいビッグキーワードで上位獲得を実現してきました。
現在は TREVO のウェブディレクターとして、要件定義から運用改善まで一気通貫でリード。AI ライティングや GA4/Looker Studio を活用したレポーティング手法を開発し、「数字で説明できるサイト運用」をポリシーにクライアントの ROI 最大化を支援しています。
趣味/強み:筋トレとランニングで日々の集中力をキープ。複雑な課題を“仕組み”で解決するのが得意。
モットー:「サイトは資産。改善を止めた瞬間から価値は目減りする」

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SNS:x(旧 Twitter)@TREVO_WEB

SEO対策において、ページタイトルとメタディスクリプションの最適化は重要な要素の一つです。これらは検索エンジン結果ページ(SERP)で表示される情報であり、ユーザーのクリック率(CTR)に直接影響を与えます。この記事では、ページタイトルとメタディスクリプションの最適化方法について詳しく解説します。

ページタイトルの最適化

キーワードを含める

ページタイトルには、ターゲットとする主要なキーワードを含めることが重要です。検索エンジンはタイトルタグを重要な要素として評価し、キーワードの位置や使用頻度を考慮します。例えば、「大阪のウェブ制作会社 | 高品質なホームページ制作サービス」というタイトルには、「大阪」「ウェブ制作会社」「ホームページ制作」というキーワードが含まれています。

タイトルの長さ

ページタイトルの長さは、検索エンジンによって表示される文字数を考慮して設定する必要があります。一般的には、50〜60文字以内に収めることが推奨されますが、Googleの検索結果での表示を考慮すると約25文字〜28文字となります。。これにより、タイトルが途中で切れることなく、完全に表示されます。

Google検索での推奨文字数

  • PC版: 約30文字〜32文字
  • モバイル版: 約30文字〜41文字

これらの文字数は目安であり、実際の表示はピクセル数で決まるため、漢字やひらがな、カタカナ、英数字の割合によって異なります。ページタイトルが長すぎると、途中で切れてしまい、全体が表示されない可能性があります。

モバイルとPCの違い

モバイルとPCの検索結果表示は異なるため、それぞれに最適なタイトル文字数が必要です。モバイルの方が表示スペースが狭いため、短めのタイトルが推奨されます。具体的な違いは次の通りです:

  • PC版: 広い表示領域があるため、比較的長いタイトルでも全体が表示されやすい。
  • モバイル版: 表示領域が狭いため、短めのタイトルが必要。特に重要なキーワードを前半に配置することが推奨されます。

魅力的な文言

ページタイトルは、ユーザーがクリックしたくなるような魅力的な文言であるべきです。具体的な数値や特典、独自の強みを盛り込むと効果的です。例えば、「大阪のウェブ制作会社 | 高品質なホームページ制作サービス – 初回相談無料」といったタイトルは、ユーザーに具体的なメリットを伝えています。

メタディスクリプションの最適化

キーワードの使用

メタディスクリプションにも主要なキーワードを含めることが大切です。ただし、無理にキーワードを詰め込むのではなく、自然な文章の中で使うことを心がけましょう。

適切な長さ

メタディスクリプションの長さは、検索エンジンが表示できる最大文字数を考慮して設定します。一般的には、84文字程度が推奨されます。これにより、ユーザーに十分な情報を提供しつつ、検索結果に表示される範囲内に収めることができます。

  • PC版: 約84文字
  • モバイル版: 約84文字

これもあくまで目安であり、実際の表示は検索結果ページのデザインや検索クエリに依存します。日本語の場合、漢字やひらがな、カタカナのバランスによって表示される文字数が変わることがあります。

ユーザーへの訴求

メタディスクリプションは、ユーザーに対して具体的な行動を促す文言を含めると効果的です。例えば、「大阪で高品質なホームページ制作なら、当社にお任せください。初回相談は無料です。」というメタディスクリプションは、ユーザーに具体的なアクションを促しています。

PC版とモバイル版の文字数に関して

メタディスクリプションは通常、PC版とモバイル版で別々に設定することはできません。検索エンジンは1つのメタディスクリプションを使用し、PC版とモバイル版の両方で表示します。そのため、どちらか一方に特化するのではなく、両方に対応できるようにすることが重要です。

推奨アプローチ

モバイル版を基準にする

モバイル版の表示領域が狭いため、モバイル版基準でメタディスクリプションを書くことが推奨されます。モバイル版で適切に表示される文字数を基準にし、重要な情報を簡潔にまとめます。これにより、PC版でも適切に表示されることが多いです。

重要な情報を前半に配置

どちらのデバイスでも重要な情報が表示されるように、重要なキーワードや情報をメタディスクリプションの前半に配置します。これにより、モバイル版で途中で切れても重要な情報が表示されます。

最適化の手順

キーワードリサーチ

まず、ターゲットとするキーワードをリサーチします。Googleキーワードプランナーや他のキーワードリサーチツールを使用して、関連性の高いキーワードを見つけましょう。

SEOを意識したコンテンツ企画の基本」の記事で詳しくキーワードリサーチについて解説しています。

コンテンツの見直し

既存のページタイトルとメタディスクリプションを見直し、キーワードが適切に含まれているか、魅力的な文言になっているかを確認します。

競合分析

競合他社のページタイトルとメタディスクリプションを分析し、どのようなキーワードやフレーズが効果的かを学びます。

テストと調整

新しいタイトルとメタディスクリプションを設定したら、CTRをモニタリングし、必要に応じて調整を行います。A/Bテストを実施することで、最適な文言を見つけることができます。

まとめ

ページタイトルとメタディスクリプションの最適化は、SEO対策において重要なステップです。適切なキーワードの使用、魅力的な文言、適切な長さを意識して設定することで、検索エンジンでの表示効果を高め、ユーザーのクリック率を向上させることができます。継続的な見直しと調整を行いながら、効果的なSEO対策を実施していきましょう。

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TREVOは、SEOに強いホームページ制作に力を入れており、「剪定 大阪」や「注文住宅 枚方」などで検索上位を実現した実績があります。

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