コロナ過の中、2018年3月に発表されたモバイルファーストインデックスへの完全移行「モバイルファーストインデックスのロールアウト」が延期されるかもしれないと期待しているツイートがいくつかありました。
今の所、特に延期の発表も無いのでこのままモバイルファーストインデックスは9月に実施されると思います。
モバイルファーストインデクスについて
モバイルの検索需要がパソコンからの検索よりも増えているので、モバイルでの検索結果をパソコン検索でも表示するという事です。
スマホ対応していないホームページは検索順位が落ちる可能性があるのでスマホ対応してくださいとGoogleが2018年の3月に発表しました。
2020年9月にいよいよ完全にモバイルファーストインデクスが施行されます。
スマホ対応の種類について
モバイル ファースト インデックス登録では下記の二点が重要だとGoogleの公式サイト「モバイル ファースト インデックス登録に関するおすすめの方法」で書いています。
- Googlebot がコンテンツにアクセスしてレンダリングできること
- パソコンとモバイルでコンテンツが同じであること
レスポンシブウェブデザインが登場する前は、PC版とスマホ版を分けて制作しているホームページもありました。
Googleは、PC版とスマホ版のコンテンツ(内容)が同じである事をすすめているので、レスポンシブウェブデザインでのホームページ制作が望ましいです。
運用コストに問題が無ければ、PC版とスマホ版をGoogleのモバイル ファースト インデックスで問題なく運用出来る様に制作する事も可能です。
すでにレスポンシブウェブデザインなどのスマホ対応が済んでいるホームページに関しては、モバイルファーストのインデックスで登録されています。
3月のGoogle Webmaster Central Blogの記事「Announcing mobile first indexing for the whole web」では70%のサイトがすでにモバイルファーストのインデックスでの登録となっていると公表されました。
Google Webmaster Central Blog 2020年3月5日の記事内でレスポンシブウェブデザインを推奨しています。
「モバイルサイトの様々な作り方をサポートし続けていますが、新しいサイトを作る際にはレスポンシブウェブデザインを推奨しています。
別々のモバイルURL(「m-dot」と呼ばれることが多い)を使用しないことをお勧めします。」
「2015年から2020年のデスクトップ版とモバイル版のブラウザシェア率」の記事も合わせて読んでいただけるとスマホ対応の重要性が分かりやすくなります。
モバイルファーストインデックスのチェック方法
モバイルフレンドリーテストツール
https://search.google.com/test/mobile-friendly
ホームページのURLを入れてテストする事で、自分のホームページがモバイルフレンドリー(スマホ対応)かどうかをチェックする事が出来ます。
Googleサーチコンソール
https://search.google.com/search-console/about
Googleサーチコンソールのサービスをホームページに導入する事で、ホームページの状態を確認する事が出来ます。
コンソール内では、ホームページ全ページのモバイル対応のチェックの確認も可能です。
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板浪雅樹

TREVOWP