用語集Glossary
2024.12.18.
キャッシュ(cache)
キャッシュとは、WEBブラウザで閲覧したWEBサイトのテキストや画像などのデータを、一時的にコンピュータ(PC)やスマートフォン内に保存しておく仕組みのことです。初回アクセス時に取得した情報をハードディスクやデバイス内部に蓄えておくことで、次回以降の閲覧時にはサーバーから再度データをダウンロードする必要がなくなり、表示スピードの向上が期待できます。
そのため、1度目の表示より2度目以降の表示のほうが速く感じられる場合は、このキャッシュが大きく影響しています。
キャッシュのメリット
- 表示速度の向上
再読み込み時のデータ取得が不要になるため、WEBサイトの表示時間が短縮され、ユーザーはストレスなくページを閲覧できます。 - SEO対策への有用性
現在のSEO対策では表示速度が重要な評価要素の一つです。特にWordPressなどのCMSでは、キャッシュ機能を活用するプラグインを導入することでサイトを高速化し、検索エンジンでの評価向上につなげることが可能です。
キャッシュのデメリット
- 更新情報の反映遅れ
サイトを更新しても、ブラウザが古いキャッシュ情報を参照してしまい、最新のコンテンツが表示されない場合があります。 - 端末の動作負荷増大
キャッシュデータが蓄積しすぎると、PCやスマートフォンの動作が重くなることがあります。そのため、定期的なキャッシュのクリアが望まれます。