ASP vs オリジナルショッピングサイトでメリット・デメリットを比較してみた

投稿日:2023.04.20.
更新日:2025.04.12.

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株式会社TREVOの月額制ホームページ制作サービス
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板浪 雅樹
執筆・編集 板浪 雅樹

2005年から WEB 業界一筋。500サイト超を手がける SEO・WordPress のエキスパート。「公開後こそ本番」を掲げ、データ分析とユーザー視点で成果を引き出す運用を提案。

2005年に制作会社へ入社後、プログラマーからキャリアをスタート。サーバー構築・データベース設計で培った技術を強みに、WordPress テーマ/プラグイン開発やサイト移行の難案件を多数担当してきました。
2010年以降は SEO エンジニアとしても活動領域を拡大。コンテンツ設計・内部リンク最適化・高速化チューニングにより、競合の激しいビッグキーワードで上位獲得を実現してきました。
現在は TREVO のウェブディレクターとして、要件定義から運用改善まで一気通貫でリード。AI ライティングや GA4/Looker Studio を活用したレポーティング手法を開発し、「数字で説明できるサイト運用」をポリシーにクライアントの ROI 最大化を支援しています。
趣味/強み:筋トレとランニングで日々の集中力をキープ。複雑な課題を“仕組み”で解決するのが得意。
モットー:「サイトは資産。改善を止めた瞬間から価値は目減りする」

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SNS:x(旧 Twitter)@TREVO_WEB

ASP(Application Service Provider)とは、サービス提供者が運用するシステムを利用して、企業が自社の業務を行うためのアプリケーションを利用することを指します。
オリジナルショッピングサイトとは、企業が自社で開発・運用するECサイトのことを指します。
それぞれのメリット・デメリットについてまとめました。

ASP vs オリジナルショッピングサイトでメリット・デメリット

ASP導入の注意点

ASP導入

オンラインショップの運営には、ASPというシステムを利用することができます。ASPは、専門的な知識がなくても、簡単にオンラインショップを構築することができる点が特徴です。ただし、ASPを導入するにあたり、以下のような注意点に留意する必要があります。

課題の明確化が大切です。ASPを導入する前に、具体的にどのような課題を解決するために導入するのか、事前に明確にしておく必要があります。例えば、売上の拡大や業務効率化など、目的に合わせた選定が重要です。

ASPサービスの機能や特徴を把握することが必要です。ASPサービスには、サービスによって異なる機能や特徴があります。自社の業務内容に合ったASPサービスを選定するために、それぞれのASPサービスの機能や特徴を把握し、比較検討することが重要です。

また、ASPサービスの料金体系にも留意する必要があります。ASPサービスの料金体系には、利用期間や機能追加によるオプション料金などがあるため、自社の予算に合わせた選定が必要です。
ASPサービスのセキュリティ対策にも留意する必要があります。ASPサービスでは、顧客情報や決済情報などの取り扱いが発生します。そのため、適切なセキュリティ対策が必要であり、ASPサービスのセキュリティ対策についても確認しておく必要があります。

ASPサービスのサポート体制にも留意することが重要です。ASPサービスを利用する上でトラブルや問題が発生する場合があります。そのため、ASPサービスのサポート体制がしっかりしているかどうかを確認し、専門的なサポートを受けることができるASPサービスを選択することが重要です。

ASPのメリット

導入コストが低い

ASPサービスは、サービス提供者がシステムを運用しているため、導入時のコストが低く抑えられます。

導入期間が短い

自社でシステムを開発する場合と比べ、ASPサービスを利用すれば、導入期間が短縮されます。

セキュリティが高い

ASPサービスでは、セキュリティ対策がサービス提供者によって行われるため、自社でセキュリティ対策をする必要がありません。

ASPのデメリット

システムの柔軟性が低い

ASPサービスは、サービス提供者が提供する機能しか利用できないため、自社の要件に合わせてシステムをカスタマイズすることが難しい場合があります。

通信回線が重要

ASPサービスを利用するためには、インターネットに接続する通信回線が必要になるため、通信回線が途切れるとシステムを利用できなくなる場合があります。

データの管理が難しい

ASPサービスを利用すると、データがサービス提供者のサーバーに保存されるため、データの管理について気をつける必要があります。

オリジナルショッピングサイト導入の注意点

オリジナルショッピングサイト導入ではセキュリティ面について考慮することが重要です。
オリジナルショッピングサイトには、顧客情報や支払い情報など、機密性の高いデータが多く扱われます。このため、HTTPS接続を導入し、SSL証明書を取得することが必要です。また、定期的なセキュリティチェックや、情報漏洩対策の設定なども必要です。

サイトデザインについても重要なポイントです。オリジナルショッピングサイトは、他社と差別化するためにも、ユーザーにとって魅力的で使いやすいデザインが求められます。
しかし、過剰な装飾や複雑な構造にすると、ユーザーがサイトを離脱してしまう可能性があるため、シンプルでわかりやすいデザインを心がけることが重要です。

商品情報やページ構成など、コンテンツの質にも気を配る必要があります。
商品情報は正確でわかりやすく、ページ構成も分かりやすく整理されていることが求められます。
また、SEO対策も欠かせません。適切なキーワードの選定や、タイトルタグやメタディスクリプションの設定などを行い、検索エンジンからのアクセスを増やすことが重要です。

ショッピングサイトの運営には、十分なリソースが必要であることを理解しておく必要があります。
商品の発送や在庫管理、お客様からの問い合わせ対応など、多岐にわたる業務が必要です。
これらの業務を効率的に行うためには、人員やシステム、プロセスの整備が必要であり、十分なリソースを確保することが重要です。

オリジナルショッピングサイトの導入にあたっては、セキュリティ面やデザイン、コンテンツの質、SEO対策、運営に必要なリソースなど、多くのポイントに気を配る必要があります。
十分な準備と注意を払い、成功に導くことが求められ

オリジナルショッピングサイトのメリット

オリジナルショッピングサイト

システムをカスタマイズできる

自社でシステムを開発するため、自由に機能を追加・修正することができます。

デザインをカスタマイズできる

自社でシステムを開発するため、サイトのデザインを自由にカスタマイズすることができます。

データの管理が容易

自社のサーバーにデータを保存するため、データの管理が容易になります。

オリジナルショッピングサイトのデメリット

導入コストが高い

自社でシステムを開発する場合、導入時のコストが高くなる場合があります。

導入期間が長い

自社でシステムを開発する場合、導入期間が長くなる場合があります。

セキュリティ対策が必要

自社でシステムを開発する場合、セキュリティ対策を自社で行う必要があります。

システムの保守・運用が必要

自社でシステムを開発する場合、システムの保守・運用に必要な人員・コストが必要になります。

トラブルが起こった場合の対応が必要

自社でシステムを開発する場合、トラブルが起こった場合の対応が必要になります。

ASPショッピングサイトサービス

Shopify

世界中で利用されている人気の高いASPショッピングサイトサービスです。
多くの機能が用意されており、初めてECサイトを構築する方でも簡単に導入できます。
また、デザインやカスタマイズにも優れているため、自社のブランドイメージに合わせたECサイトを構築できます。

BASE

国内で利用されている人気の高いASPショッピングサイトサービスです。
初めてECサイトを構築する方でも、簡単に導入できるため、小規模なECサイトから中規模のECサイトまで幅広く利用されています。
また、デザインやカスタマイズにも優れており、多様な決済方法に対応しています。

WordPressを活用したショッピングサイト

WooCommerce

WordPressのプラグインとして提供されているASPショッピングサイトサービスで、多くのテーマやプラグインが用意されています。
WordPressの利用経験がある方にとっては扱いやすく、多様な決済方法に対応しています。

Welcart

WelcartはWordPressと完全に連携し、柔軟なカスタマイズが可能なECサイト構築用のプラグインで、豊富な決済方法に対応し、SEOに強く、専門的なサポートも充実しています。

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