CMSで構築できるショッピングカート Welcart と EC-CUBE を比較

投稿日:2020.07.06.
更新日:2025.08.04.

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株式会社TREVOの月額制ホームページ制作サービス
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板浪 雅樹
執筆・編集 板浪 雅樹

2005年から WEB 業界一筋。500サイト超を手がける SEO・WordPress のエキスパート。「公開後こそ本番」を掲げ、データ分析とユーザー視点で成果を引き出す運用を提案。

2005年に制作会社へ入社後、プログラマーからキャリアをスタート。サーバー構築・データベース設計で培った技術を強みに、WordPress テーマ/プラグイン開発やサイト移行の難案件を多数担当してきました。
2010年以降は SEO エンジニアとしても活動領域を拡大。コンテンツ設計・内部リンク最適化・高速化チューニングにより、競合の激しいビッグキーワードで上位獲得を実現してきました。
現在は TREVO のウェブディレクターとして、要件定義から運用改善まで一気通貫でリード。AI ライティングや GA4/Looker Studio を活用したレポーティング手法を開発し、「数字で説明できるサイト運用」をポリシーにクライアントの ROI 最大化を支援しています。
趣味/強み:筋トレとランニングで日々の集中力をキープ。複雑な課題を“仕組み”で解決するのが得意。
モットー:「サイトは資産。改善を止めた瞬間から価値は目減りする」

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SNS:x(旧 Twitter)@TREVO_WEB

代表的なショッピングカートの運用方法は、パッケージで用意されたシステム、フルスクラッチのオリジナルシステム、ASP型など予算と運用方法によって選ぶ事が可能です。
ホームページ制作 とは違い最初にしっかりと運用方法を決めておく事が重要です。後からショッピングカードの乗り換えが必要な場合、移行費用が必要となります。

ショッピングカートの種類と違い

CMS等のオープンソース型

オープンソースとは商用でも利用できるソフトウェアの事です。オープンソースのソフトウェアと修正して利用する事も可能なので利用用途に合わせてカスタイズする事も可能です。
今回の記事で紹介するWelcartとEC-CUBEはCMSを利用したショッピングカートです。

パッケージソフト(ASP型)

ASPとはApplication Service Providerの略で、ネットワーク経由(インターネット)でサービスを提供するビジネスモデルです。
その為、カスタマイズには向きませんが、サーバーが用意されており定期的にアップデートがされるのが特徴です。
代表的なサービスでは「カラミーショップ」や「MakeShop」、「ショップサーブ」等があります。

スクラッチ開発

スクラッチとは、既存のソフトウェアやソースコードを利用せずに一から開発する事をスクラッチ開発といいます。
自社のサービスに合わせて開発するので、パッケージソフトには無い機能を入れたり、必要の無い機能を外したりすることが可能です。
必要な機能のみを作成出来るので予算を組みやすいのが特徴です。
ショッピングカートの様な機能の多いシステムの場合は費用が高くなるので、大規模なショッピングサイト以外では採算がとりづらいです。

WelcartとEC-CUBE

WelcartとEC-CUBEは国産の無料で利用できるショッピングカートシステムです。
拡張機能という形で有料オプションを導入する事で利用が可能です。
拡張機能を自社で開発する事もできるので、必要な機能を後から追加・削除する事もできのるのが特徴です。

Welcartとは

WelcartはWordPress(CMS)のプラグイン(拡張機能)です。
WordPressで ホームページ制作 を開発している会社も多いので開発コストを抑えて制作している制作会社も多いと思います。
またテンプレートも豊富にあるのでデザインコストを抑える事も可能です。
開発は国内で行われているので日本語対応しています。

EC-CUBEとは

EC-CUBEの特徴はWordPress等のCMSに依存していない単体のCMSです。
その為、ショッピングカートに特化したCMSとなっているので操作や管理画面はEC-Cubeの方が使いやすい印象です。
Welcart同様、国内で開発されているので日本語に対応しています。

Welcartについて

Welcart公式ホームページ

Welcart

Welcartのメリット

Welcartのメリットは開発費を抑える事が可能という点です。
WordPressをベースにしているので、デザインテンプレートの開発や無料の拡張機能(プラグイン)が豊富にある事です。
開発者が多くネットには開発に関する知見を多く見つける事が出来るので開発のしやすい環境が整っているのもコストを抑える事が出来るおおきなポイントです。
ショッピングカートを運用する上で必要な機能もしっかりと整っているので、ショッピングカートを運用する上でも問題がありません。
ベースがWordPressなので、ブログを運用や特集ページを追加する事が簡単に出来るのでSEO対策のしやすいショッピングカートを構築する事ができます。

  • 導入コストが低い
  • カスタマイズや管理方法が理解しやすい
  • 有料の追加機能が安価
  • テンプレートが豊富で安価
  • アップデート簡単
  • SEO対策用の拡張機能が豊富

Welcartのデメリット

WordPressのプラグインなのでどうしてもWordPressの管理画面や使用に合わせざるを得ない点で、EC-CUBEと比較すると劣る点があります。
私個人のイメージですが、EC-CUBEと比べると商品管理や会員の管理画面が見にくく商品が探しにくい感じがします。

  • 管理画面がEC-CUBEと比べると分かりづらい
  • ショッピングカートに特化したプラグインが少ない
  • WordPressのプラグインなので特殊な構造になっている
  • 商品を管理するデーターベースの構造が特殊

Welcartにはない、EC-CUBEの無料機能

  • 会員価格設定(Welcart→カスタマイズ)
  • 定期販売(Welcartでは有料)
  • ダウンロード販売(Welcartでは有料)
  • メルマガ機能(Welcart→MailChimpなど)
  • 割引クーポン(Welcartでは有料・カスタマイズ)
  • 送料の重量計算
  • お気に入りリスト(Welcart→カスタマイズ)
  • その他多数→追加機能一覧はこちら

EC-CUBEについて

EC-CUBE公式ページ

EC-CUBE

EC-CUBEのメリット

ショッピングカートシステム専用のCMSなので商品や顧客の管理画面が見やすく直感で操作がしやすいです。
商品管理画面もすっきりとしたデザインでみつけやすく登録もしやすいです。
お客様が利用する際の会員ページでのお気に入り機能などもつかいやすく、お客様にも使いやすいショッピングサイトを構築する事ができます。

  • ショッピングカートとしての機能が充実している
  • 顧客管理や発送までの管理がしやすい
  • 有料のものもありますがショッピングカートに特化した追加機能が豊富
  • デフォルトテンプレートのデザインが綺麗
  • 4系は簡単にアップデートが可能

EC-CUBEのデメリット

開発費用がWelcartと比べると高額になってしまいます。
Welcartと比べると高額な有料の拡張機能(プラグイン)が多いです。
EC-Cubeには、2系、3系、4系と大きなシステムアップデートを行う事があり、バージョンアップで移行できるデータが限られているので、せっかく購入した拡張機能を購入し直す必要がある場合が多いです。
自社で開発した拡張機能もバージョンアップに合わせて作り直す必要がある場合があります。

  • 3系はアップデートが難しい
  • テンプレート構造が複雑なのでコストが高くなる
  • 高額なテンプレートが多い
  • 拡張機能(プラグイン)が高額
  • CSVでの管理が難しい

EC-CUBEにはない、Welcartの無料機能

SEO対策機能

まとめ

ショッピングカートの選定は、予算・運用体制・必要な機能によって最適な選択肢が異なります。
パッケージ型(ASP)は手軽で安心感があり、スクラッチ開発は自由度が高い反面、コストも高めです。
一方でCMS型のオープンソース、特に国産のWelcartとEC-CUBEは、中小企業にも導入しやすい柔軟な選択肢として人気です。

WelcartはWordPressベースで、低コスト・高拡張性・SEO対策に強みがありますが、EC特化の操作性にはやや劣ります。

EC-CUBEはECに特化した高機能なCMSで、管理画面の使いやすさや機能面に優れていますが、開発コストや運用コストがやや高くなる傾向があります。

自社の運用スタイルに合ったショッピングカートを選び、後々の乗り換えリスクを避けるためにも、初期段階でしっかりと比較・検討することが重要です。

インターネット大辞典の「ECサイト制作の基礎知識と最新トレンド比較!費用相場・会社選び・失敗回避ガイド」の記事も、制作方法の選定に役立つ情報が満載ですので、ぜひ参考にしてみてください。

大阪のホームページ制作会社TREVOでは、最短2日で仮サイトを公開できるスピード対応や、SEO対策に強いオリジナルデザインの制作サービスを提供しています。

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