コーポレートサイトで実現するブランド戦略、信頼と共感を生む設計術

投稿日:2023.08.25.
更新日:2025.06.25.

ホームページ制作

デザイン

株式会社TREVOの月額制ホームページ制作サービス
PR

板浪 雅樹
執筆・編集 板浪 雅樹

2005年から WEB 業界一筋。500サイト超を手がける SEO・WordPress のエキスパート。「公開後こそ本番」を掲げ、データ分析とユーザー視点で成果を引き出す運用を提案。

2005年に制作会社へ入社後、プログラマーからキャリアをスタート。サーバー構築・データベース設計で培った技術を強みに、WordPress テーマ/プラグイン開発やサイト移行の難案件を多数担当してきました。
2010年以降は SEO エンジニアとしても活動領域を拡大。コンテンツ設計・内部リンク最適化・高速化チューニングにより、競合の激しいビッグキーワードで上位獲得を実現してきました。
現在は TREVO のウェブディレクターとして、要件定義から運用改善まで一気通貫でリード。AI ライティングや GA4/Looker Studio を活用したレポーティング手法を開発し、「数字で説明できるサイト運用」をポリシーにクライアントの ROI 最大化を支援しています。
趣味/強み:筋トレとランニングで日々の集中力をキープ。複雑な課題を“仕組み”で解決するのが得意。
モットー:「サイトは資産。改善を止めた瞬間から価値は目減りする」

執筆記事:記事一覧ページ
SNS:x(旧 Twitter)@TREVO_WEB

今回の記事は、2023年8月25日に公開した「ビジネスウェブサイトでブランドイメージ向上の秘訣」というブログ記事をベースに、内容をさらに深掘りし、最新のトレンドや実体験も交えてリライトしたものです。

先日のブログ記事「ビジネスウェブサイトのための効果的なデザイン手法」では「一貫したデザイン」や「ナビゲーションの工夫」といった基本的な考え方をご紹介しましたが、今回はそこにTREVOとしての制作事例や、実際に成果につながったSNS連携・SEO対策のポイントなども盛り込み、より実践的で具体的な内容へとアップデートしています。

ブランドイメージを高めたい、「競合と差別化を図りたい」そんな想いでホームページを見直そうとしている企業様にとって、少しでも参考になれば幸いです。

なお、この記事のテーマでもある「ブランド価値を高めるウェブサイト制作」については、弊社の[コーポレートサイト制作サービス]でも詳しくご紹介しています。企業の顔となるコーポレートサイトをどのように設計し、価値あるブランド体験を提供するか。もしご興味がありましたら、あわせてご覧ください。

コーポレートサイトがブランド体験の「核」になる理由

コーポレートサイトがブランド体験の「核」になる理由

情報ハブから体験プラットフォームへ

少し前までは、「会社概要や沿革が載っていればOK」と考える企業様も多かったコーポレートサイト。しかし現在のビジネス環境では、ただの情報集約ページでは役割を果たせません。企業の考え方や強みを、訪問者が「感じ取れる」ことが求められる時代です。

お客様が最初に触れる場所がWebであることも多く、サイトを開いた瞬間から「この会社らしさ」が伝わるかどうかが、第一印象を大きく左右します。つまり、コーポレートサイトはもはや単なる情報の載せ場所ではなく、“ブランド体験を提供するプラットフォーム”として位置づけられているのです。

私たちTREVOでも、これまでにロゴ・名刺・パンフレットなどを含めたブランド一貫性のご相談をいただくケースが多くありましたが、結局のところ「ブランドはWebに集約される」という傾向は年々強くなっています。

印刷物やSNSで語ってきたメッセージが、Webサイトに反映されていなければ、そこで信頼が分断されてしまう。だからこそ、コーポレートサイトをブランド体験の“核”として設計することが、企業の印象や信頼性を高める鍵になります。

ブランドイメージは「最初の印象」で決まる

人は出会った3秒で印象を決める、これはビジネスの現場でもよく言われる言葉ですが、Webの世界ではそれが一瞬に凝縮されます。

たとえば、ファーストビューで伝わるメッセージ、背景写真の印象、使われているフォントやカラー。そのすべてが「この会社は誠実そうだ」「先進的だ」「落ち着いている」といった印象につながり、無意識のうちに“ブランド評価”が始まっています。

私たちが制作したある医療法人のサイトでは、堅すぎず、でも信頼感を損なわないようにビジュアルのトーンを整え、フォント選定にも気を配りました。その結果、以前よりも安心感があるという声が増え、求人応募にも良い影響が出たというご報告をいただいています。

これは裏を返せば、最初の数秒で「このサイト、ちょっと古いな」「なんだか読みづらい」と思われたら、それだけで離脱のリスクが高まるということでもあります。

「誰に、何を、どう伝えるか」を整えた上で、「どう感じてもらうか」を意識する。これが、ブランドを体感してもらうためのサイト設計の第一歩だと私たちは考えています。

ブランドアイデンティティを明確にすることが第一歩

製品・組織・人・シンボルの4つの要素

ブランドの印象を決めるのは、単にロゴやキャッチコピーだけではありません。私たちTREVOでは、コーポレートサイトを制作する際に、ブランドアイデンティティを「製品」「組織」「人」「シンボル」の4つの観点から設計することを意識しています

たとえば「製品」は、提供するサービスの特徴や品質へのこだわり。「組織」は企業の姿勢や社風、信頼感につながる考え方。そして「人」は、スタッフの専門性や接し方などの“人柄”。最後に「シンボル」は、ロゴやカラー、フォント、ビジュアルに込められた世界観です。

これらはバラバラに見えて、実はすべてがブランドとしての一貫性を作り出すピースなんです。

あるお客様では、製品ページでの言葉遣いやビジュアルが堅すぎる一方で、会社紹介ページではカジュアルすぎるというギャップがありました。その「ズレ」を整えるだけで、全体の印象がぐっと引き締まり、「信頼感があるね」と言われるようになったのが印象的でした。

ブランドコンセプトとストーリーの設計

ブランドに“らしさ”を持たせるには、「何を大切にしている会社か」を一言で伝えられる軸が必要です。これがいわゆる「ブランドコンセプト」であり、それを裏付ける「ブランドストーリー」です。

TREVOでも、制作前にお客様にヒアリングさせていただく中で、創業時の想いや、サービスを始めたきっかけなどを丁寧に掘り下げるようにしています。
たとえば「職人さんの想いをもっと伝えたい」「女性の働き方を支えるサービスを作りたい」といった背景には、その企業ならではの言葉があります。それを言語化し、サイト上の見出しや導入文、写真のセレクトにも反映させることで、「表面的ではない“理由のあるブランド”」としてユーザーに届くのです。

私たちが考える“強いブランド”とは、かっこいいデザインをしている会社ではなく、「共感できる物語を持っている会社」です。

サイト内での一貫表現とその工夫

ブランドアイデンティティを明確にしたら、それをサイト全体にどう落とし込んでいくかが次の課題になります。

  • ファーストビューで語りたいメッセージをビジュアルと一緒に伝える
  • 導入文でコンセプトを短く伝える
  • 会社紹介ページでストーリーやビジョンに深く触れる
  • サービス紹介では製品の価値を“体感できる言葉”で伝える

このように、サイト全体で「一人の人格が語っているような印象」を持たせることが理想です。

実際にTREVOでブランド立ち上げに関わった案件では、モデルの選定からライティング、ビジュアル演出までを一貫して設計しました。そうすることで、「この会社はこういう価値観なんだな」というイメージが伝わりやすくなり、問い合わせの際にも初対面とは思えないほどスムーズなやりとりが生まれました。

一貫性は、信頼の積み重ねです。そしてその起点となるのが「ブランドアイデンティティの明確化」であると、私たちは考えています。

実践で感じた!ブランド一貫性が成果に結びついた理由

実践で感じた!ブランド一貫性が成果に結びついた理由

ロゴ・会社案内・名刺まで一貫したデザイン

ブランドの印象は、Webサイトだけでなく、あらゆる接点からにじみ出てくるものだと私は考えています。

実際に弊社TREVOで担当させていただいたお客様の中には、ホームページのリニューアルを機に、ロゴ、会社案内、名刺、封筒といったツールをトータルで再設計したケースがあります。その際に私たちが大事にしたのは、「すべてのアイテムで同じ価値観が伝わること」でした。

Web上で見たロゴと、名刺に印刷されたロゴ。パンフレットの写真と、Webサイトのファーストビューの写真。トーンや温度感がバラバラだと、お客様の中で「この会社、何を大事にしているの?」というモヤモヤが残ってしまうんです。

ブランドとは「デザインの統一」だけでなく、「信頼の積み重ね」でもある。私たちはそう捉えて、すべてのクリエイティブに意図を持って関わっています。

フォント・色・写真のトーンまで設計

見落とされがちですが、フォントや色の使い方、写真の明るさや構図など、細かな要素がブランドの印象を大きく左右します。

たとえば、あるお客様では、既存のサイトが文字の読みづらさや写真の暗さによって、実際の印象よりも「古くさく見えてしまっている」状態でした。そこから、フォントを読みやすくスマートなものに変更し、ブランドカラーを明確に設定。写真は事業内容に合わせて明るく整理された構図で撮影・選定し直しました。

その結果、サイトに訪れた方の第一印象が「清潔感があって分かりやすい」「堅実そうな会社」という声に変わり、実際に商談や問い合わせの質も変化がありました。

こうした細部のデザイン設計は、言葉では説明できないけれど、ユーザーが“なんとなく”感じ取っている部分なんです。

お客様の安心感や信頼につながる共通言語

デザインの一貫性は、単なる「見た目の統一」ではなく、企業が大切にしている価値観を伝える“共通言語”だと私は思っています。

お客様が名刺を手に取ったとき、Webサイトを訪れたとき、封筒を開けたときに、それぞれが別の印象だったらどうでしょう? 逆に、どの場面でも“同じ空気感”が伝われば、それだけで「この会社は芯が通っているな」と感じてもらえる。

TREVOでは、お客様の想いやストーリーを伺いながら、それを形にして伝える設計を行います。「この色はどんな気持ちを表すか?」「このフォントはどう受け取られるか?」そんな問いを一つひとつ確認しながら制作を進めていくことで、目に見えるものすべてに“らしさ”が宿るようになります

その結果として、信頼につながり、商談や採用、リピーター獲得といった成果にもつながっていく――それが、ブランド一貫性の本当の価値だと実感しています。

ブランド価値を伝えるコンテンツ戦略

認知・啓蒙・信頼性を高めるための構成

コーポレートサイトを通じて「ブランドの価値をしっかり伝えたい」と考える企業様は多いと思いますが、そのためには目的別にコンテンツの役割を整理することが欠かせません。

私たちが制作現場で重視しているのは、以下のような構成です:

  • 認知:企業名やサービス名をしっかり届ける
  • 啓蒙:なぜそのサービスが必要なのか、どんな価値があるのかをわかりやすく説明する
  • 信頼性:導入実績・第三者評価・お客様の声などで安心感を伝える

この3つをバランスよく盛り込むことで、初めてブランドとして「知ってもらう・理解してもらう・信じてもらう」という流れができあがります。

特に、啓蒙の部分は抜けがちで、「自分たちのサービスを知らない人が読んでもわかるように」という視点が重要です。業界の常識を疑いながら、初心者にも伝わる言葉で説明する姿勢が、ブランド全体の信頼感を支えていきます。

ファーストビュー・USP・顧客へのメッセージの重要性

ホームページを開いて最初に表示される「ファーストビュー」は、まさに“最初の3秒で心をつかめるかどうか”が問われる場面です。

ここでは、

  • キャッチコピーでコンセプトを語る
  • 写真や映像で感情に訴える
  • スクロール誘導やCTAで次のアクションへ導く

といった工夫が必要です。

加えて、その企業独自の価値を伝える「USP(Unique Selling Proposition)」、つまり「他社にはない強み」を明確に打ち出すことが、競合との差別化に直結します。

たとえばTREVOの場合、「制作後の運用とSEOを見据えた設計」が強みなので、その視点を初期のメッセージにも織り込むようにしています。

また、「顧客へのメッセージ」は社風や人柄を伝える上で非常に効果的です。
代表者の言葉、開発にかけた想い、地域との関わり方など、人の気持ちが見える表現があると、企業全体がぐっと親しみやすくなります。

動画やインタラクティブ要素で感情に訴える

テキストと画像だけで伝えられることには、どうしても限界があります。
そこで有効なのが、動画やインタラクティブなコンテンツの導入です。

たとえば、採用ページで職場の雰囲気を伝える動画、製品ページでデモンストレーションを紹介する映像などは、視覚と聴覚に同時に働きかけるため、短時間で強く印象づけることができます。

TREVOでも、医療や製造業のお客様のホームページに動画を取り入れたことで、見た人の理解度と印象が大きく向上し、結果的にお問い合わせの質も上がったという事例がいくつかあります。

また、最近では「スクロールで変化するコンテンツ」「質問形式で情報が選べるUI」などのインタラクティブな要素も増えてきました。これらは単に見せるだけでなく、“参加する体験”を通じてブランドに触れてもらう手段として活用できます。

ブランドは、伝えるだけでなく「感じてもらう」ことで価値になります。
そのためには、静的な文章や画像にとどまらず、ユーザーの五感に届くコンテンツ戦略がこれからますます重要になっていくと感じています。

CTAと導線設計で「アクション」が変わる

CTAと導線設計で「アクション」が変わる

滞在時間・イベント数が改善された導線最適化

ホームページを制作・運用していると、「なかなか問い合わせにつながらない」「ページは見られているけれど反応がない」といったご相談をよくいただきます。
こういったケースで私たちが最初に確認するのが、ページ内の導線設計です。

あるショッピングサイトの案件では、ユーザーがページをしっかり読んでいるのに、カートに進む割合が低いという課題がありました。そこで、ボタンの配置や説明の順序、次に何をすべきかが“見える構成”に調整したところ、滞在時間が延び、1ユーザーあたりのイベント数が明らかに改善しました。

こうした成果を見て感じるのは、ユーザーは「読まない」のではなく、「次にどうしていいかわからない」と離脱してしまうということ。導線を整えるだけで、行動につながるページに変わるのです。

CTAは「言葉選び」と「目立たせ方」がカギ

「お問い合わせ」や「資料請求」のようなCTA(Call To Action)は、配置してあるだけでは効果がありません。
実はこのCTA、“どう表現するか”と“どう見せるか”の掛け算で成果が大きく変わります。

たとえば、「無料で相談してみる」「資料をダウンロードするだけでOK」といったように、ユーザーが感じる不安や手間を軽くしてあげる文言に変えるだけで、反応率が上がることも少なくありません。

加えて、ボタンの色や配置場所も重要です。背景と同化して見づらくなっているCTAを、少し色味を強調するだけで押されやすくなるというのも、よくある改善ポイントです。
TREVOでは、各業種やターゲットに合わせて、視認性・導線・クリック意欲の3つを意識したCTA設計を行っています。

1ページ1ゴールの考え方が効果的

もうひとつ大切なのが、「そのページで何をしてもらいたいか」を1つに絞ることです。

情報が多すぎると、ユーザーは迷ってしまいます。「お問い合わせ」「採用」「製品紹介」など複数の目的が混在していると、結果的にどこにも誘導できなくなることもあります。

そこでTREVOでは、「このページのゴールは○○」「このページでは△△をしてもらいたい」といった“1ページ1ゴール”の設計を基本にしています。

たとえば、サービス紹介ページなら「詳細資料のダウンロード」、ブログ記事なら「関連サービスページへの誘導」など、1つの流れをつくることが、アクションの確率を高めるポイントです。

そのうえで、ページ下部だけでなく記事途中やサイドカラムにも補助的なCTAを置いておくと、ユーザーの離脱を防ぎながら自然に次の行動へとつなげることができます。

SNSとウェブサイトをつなげてブランドを強化する

リニューアルとSNS運用の連携で成果が出た実例

近年では「SNSと連動して動いている会社なのかどうか」が、ユーザーの信頼感に直結するようになってきました。
私たちTREVOでも、コーポレートサイトのリニューアルとSNS運用を組み合わせて成果を出した事例があります。

その案件では、まずウェブサイトの導線や構成を再設計し、「SNSでの発信と連動する情報発信型の設計」を取り入れました。たとえば、Instagramで紹介した実績やキャンペーンを、ホームページのトップページにピックアップとして表示。さらに、更新頻度の高いお知らせやブログは、SNSからの導線を明確に設置しました。

このように、ウェブサイトとSNSの更新が噛み合うように設計することで、アクセス数の増加だけでなく、実際の問い合わせやCVにも変化がありました

つまり、「Webだけ」「SNSだけ」と分断するのではなく、ユーザーの動線をなめらかに接続する仕組みを作ることが、ブランド体験の連続性を保つカギになるのです。

ソーシャルメディアで「ブランドの声」を拡張する

Webサイトは企業の“公式な顔”である一方で、SNSはもっと柔らかく、フレンドリーな側面を見せられる場です。だからこそ、ここで発信するコンテンツもまた、ブランドイメージを作る重要な要素になります。

たとえば、「オフィスの日常」や「制作の裏話」、「スタッフ紹介」などは、Webサイトの会社概要だけでは伝えきれない人間味や価値観を伝えるのにぴったりです。

TREVOでも、SNSでは制作過程の工夫やちょっとした発見をカジュアルに紹介していますが、それが「信頼できそう」「相談しやすそう」という印象につながったという声をいただくことがあります。

SNSで発信するトーンやスタイルは、Webサイトとバランスを取りながら設計することが大切です。「言葉遣い」「ビジュアルのトーン」「ロゴやカラーの扱い方」などを統一することで、ユーザーにとっては“同じブランドの一部”として自然に受け入れられます

クロスプロモーションの実践と注意点

ブランドを広げるために、複数のSNSをまたいでプロモーションを展開する、いわゆる「クロスプロモーション」も効果的です。

たとえばInstagramの投稿をFacebookと連携させたり、YouTubeの動画をX(旧Twitter)で紹介したり。1つのコンテンツを複数の場所に広げることで、ブランドの接点を増やすことができます。

ただし、クロスプロモーションを行う際には注意点もあります。
すべてを「同じ投稿内容で流す」のではなく、それぞれのSNSに適した言い回しや表現に微調整することが重要です。Instagramではビジュアル重視、Xでは短くストレートな情報、Facebookでは少し詳しい説明――といったように、使い分けることでユーザーの期待にも応えられます。

また、SNSのリンクをWebサイト上でどのように設置するかも、ブランド体験に関わる要素です。見た目を整えるだけでなく、「更新されていること」「最新情報が得られること」が伝わる設置方法を心がけましょう。

UI/UXがもたらす「無意識の信頼感」

UI/UXがもたらす「無意識の信頼感」

ストレスを感じさせない設計とは

ユーザーは、ホームページにアクセスした瞬間から、「なんとなくの印象」で企業を評価しています。
そしてその“なんとなく”の正体が、まさにUI(ユーザーインターフェース)とUX(ユーザーエクスペリエンス)なのです。

たとえば、ページを開いて数秒で目的の情報が見つかるか。スマホでも文字が読みやすいか。リンクやボタンは直感的に理解できるか。これらの体験がスムーズであればあるほど、訪問者はその会社に「誠実さ」や「信頼感」を感じてくれます

TREVOでは、実際のアクセスデータやヒートマップをもとに、ユーザーがどこで迷っているか”を見える化しながら導線改善を行うケースが多くあります。
見た目のデザインももちろん大切ですが、「ストレスを感じさせないこと」が一番の信頼構築だと考えています。

CTAや色・レイアウトの工夫

「UI」と聞くと難しく聞こえるかもしれませんが、要するに“どう見せて、どう導くか”の設計です。

例えば、CTAボタンひとつ取っても、

  • 他の要素と差がつく色を使う
  • 周囲に余白を持たせて目立たせる
  • ボタンの文言を「行動+メリット」で表現する(例:「無料で相談する」「◯分で完了」)

といった工夫で、クリック率が大きく変わることがあります。

また、レイアウトに関しては「情報の優先順位を視覚化する」ことが大切です。
タイトル→概要→詳細→行動喚起、という“流れ”を目で追えるような配置にすることで、読者は無理なくページを読み進めてくれます。

UIは「見やすく」「分かりやすく」「気持ちよく」を形にする作業です。
その積み重ねが、無意識のうちに“この会社はちゃんとしている”という印象を与えるのです。

スマホファーストで印象を損なわないデザイン
今や、ホームページへのアクセスの7割以上がスマートフォン経由と言われています。
それだけに、スマホでの見やすさ・操作しやすさは、ブランド評価そのものに直結します。

TREVOでは、すべてのサイト制作でレスポンシブデザインを基本としていますが、それだけでは不十分だと考えています。
たとえば、

  • フォントサイズや行間を調整して読みやすくする
  • 1画面1情報で構成し、縦スクロール中心にする
  • タップ領域は指1本で押せる大きさを確保する
  • メニューは固定配置しつつ、重要なCTAは常に表示

といった細やかな配慮を重ねることで、スマホでも「読みやすい」「使いやすい」「気持ちいい」という体験を提供できます。

「スマホで見にくい=その企業は気が利かない」
ユーザーの心理には、そんな無意識の評価が潜んでいます。だからこそ、スマホでのUI/UXは、信頼構築において最も見逃せないポイントのひとつです。

技術とSEOは「見えない信頼」を築く土台

SEO対策と内部設計の最適化

見た目が美しいホームページでも、検索に引っかからなければ、誰にも見てもらえません。
逆に、検索上位に表示されるということは、それだけで「信頼できそう」と思ってもらえる要因になります。
つまり、SEO(検索エンジン最適化)は“技術でつくる信頼”だと、私たちは捉えています。

TREVOでは、ホームページ制作の初期段階からSEOを見据えた内部設計(情報構造やリンク構成)を行います。
特に重要なのが以下のような要素です:

  • サイト構造を階層的に整理する
  • 内部リンクを自然に配置する
  • ページURLに適切なキーワードを含める
  • alt属性や見出しタグ(h1~h3)を意味に沿って使い分ける

また、画像の容量削減やキャッシュ制御による表示速度の改善なども、ユーザー体験とSEOの両方にメリットがある重要な施策です。

SEOは「検索順位を上げるための手段」として見られがちですが、訪問者にとって「使いやすい・探しやすい」サイトを作ることそのものが、結果的に評価されるという考え方が必要です。

E-E-A-Tへの対応と権威性の担保

Googleがサイトを評価する基準のひとつに「E-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)」があります。
特に企業のコーポレートサイトでは、この4つの要素をどう担保するかが検索順位だけでなく、訪問者の心理的な信頼感にも直結します。

たとえばTREVOでは、次のような形でE-E-A-Tに対応しています:

  • 経験(Experience):実際の制作事例を紹介。お客様の声やBefore/Afterで実感値を伝える
  • 専門性(Expertise):スタッフの知見や運用ノウハウをブログ記事として発信
  • 権威性(Authoritativeness):他社からの被リンクや、制作実績の掲載許可を得た有名企業事例の活用
  • 信頼性(Trustworthiness):会社情報、プライバシーポリシー、SSL対応、更新日記載など基本的な透明性の担保

このように、「人に見せたいサイト」であることと、「検索エンジンに正しく評価されるサイト」であることは、実は同じ方向を向いています。

特に、サイトの更新頻度や運用体制も評価の対象となるため、「公開して終わり」ではなく、運用の仕組みをセットで提案することが、企業の信頼構築において重要だと私たちは感じています。

タグ・メタ情報の活用で大阪のローカルSEOにも貢献

TREVOでは、「ホームページ制作 大阪」での検索上位表示を目指す取り組みを長年行ってきました。
その中で、地域キーワードを意識したタグやメタ情報の設計がローカルSEOに非常に効果的であると実感しています。

たとえば、

  • titleタグに「大阪|業種名|サービス名」を自然に入れる
  • descriptionタグでは、地名とサービスの概要をシンプルに伝える
  • 構造化データ(JSON-LD)で所在地・電話番号・営業時間をマークアップする
  • alt属性に地域名を含めた画像説明を加える

など、細かな工夫を積み重ねることで、「区」レベルから「大阪市」全体へと、徐々に検索エリアが広がるように評価されていきます

実際に、ある地域名での検索からスタートし、最終的には「大阪 ホームページ制作」のような競合の多いキーワードで上位表示された事例もあります(※実績の詳細な数字は控えさせていただきます)。

ローカルSEOは、単にキーワードを埋め込むだけでなく、その地域でどんな活動をしているか、どんな実績があるかをきちんと見せることが本質です。

TREVOでは、そうした「地域に根ざした見せ方」まで設計しながら、地元での信頼とSEO評価を両立させるサイトづくりをお手伝いしています。

ブランド成長のためにKPIを可視化する

ブランド成長のためにKPIを可視化する

ブランドにおけるKGIとKPIの設定

コーポレートサイトを作るうえで「見た目を整えること」や「検索順位を上げること」はもちろん重要ですが、それだけでは“成長するサイト”にはなりません。
本当に価値のあるブランドサイトとは、「成果が見える」「改善できる」状態が整っているサイトです。

  • KGI(最終目標):お問い合わせ数の増加、採用応募の増加、サービス認知度の向上
  • KPI(中間指標):ページビュー数、直帰率、平均滞在時間、資料DL数、フォーム到達率

といった形で、目的から逆算した“数字で測れるゴール”を設定することで、あいまいな評価に終わらないサイト運用が可能になります。
デザインの良し悪しを「なんとなく」ではなく、「どう変わったか」「次に何をすべきか」が見える化されること。それが、ブランディングを継続的に成長させる第一歩です。

Googleアナリティクス/サーチコンソールの活用

TREVOではサイト納品後、Googleアナリティクス(GA4)とサーチコンソールの設定支援も行っています。
この2つのツールは、Webサイトの現状把握と改善に不可欠な“観察ツール”です。

  • Googleアナリティクスでは、「誰が、どのページを、どのくらい見たか」「どこで離脱しているか」「CTAがどれだけ押されているか」などを細かく分析できます。
  • サーチコンソールでは、「どんなキーワードで検索されているか」「検索結果でのクリック率はどうか」「どのページがインデックスされているか」など、Googleの評価を視覚的に確認できます。

TREVOでは、これらのデータをもとに、ページごとの課題や改善点を洗い出し、「定期的な運用ミーティング」などでお客様と一緒に改善の方向性を確認していくケースもあります。

ツールは入れて終わりではなく、“どの数字を見るべきか”“どう判断するか”を共有することが大切です。

継続的な改善こそが価値を高める鍵

コーポレートサイトの価値は、公開直後よりもむしろ“公開後の改善フェーズ”で決まるといっても過言ではありません。

たとえば、初期のKPIでページビューが少なければ、タイトルや導線を変えてみる。フォーム離脱が多ければ、項目数を見直す。検索されていないページがあるなら、meta情報や見出し構成を調整して再インデックス申請する。

こうした積み重ねを怠らずに行っていくことで、サイトそのものが“ブランドを育てる仕組み”へと変化していきます。

特にBtoBサイトや採用ページでは、ユーザーの検討期間が長く、1回のアクセスで判断されないことも多いため、「定期的な更新=信頼感」として評価される傾向があります。

TREVOでは、アクセス解析だけでなく、お客様自身が自分のサイトを改善していけるようなサポート体制にも力を入れています。

KPIの可視化は、数字のためだけの作業ではありません。ブランドとユーザーを“長くつなげる”ための土台作りでもあるのです。

まとめ

ブランド価値を高めるホームページ制作とは、単に「おしゃれなサイトを作ること」ではありません。
それは、企業の想いや姿勢、強みを正しく・一貫して伝え、ユーザーに信頼される“体験”を設計することだと、私は考えています。

この記事では、2023年8月に公開した記事をベースにしながら、TREVOとしての実務経験や成功例も交えて、以下のような視点をご紹介してきました。

  • デザインの一貫性が信頼を生み、ブランドらしさを支えること
  • SNSや動画など外部メディアとの連携が、ブランドの接点を広げてくれること
  • UI/UXやCTA、タグ設計などの技術的配慮が、「見えない信頼」をつくる基盤になること
  • KPIを見える化し、継続的に改善する仕組みこそがブランドの成長を支えること

そして何より、「誰に、何を、どう伝えるか」という本質をブレさせずに、ユーザーの視点で設計し、磨き続ける姿勢が大切です。

TREVOでは、コーポレートサイト制作 をはじめとしたホームページ制作全般で、こうした視点を大切にしています。
「うちの会社らしさが伝わっていない気がする」「信頼されるホームページにしたい」というお悩みがあれば、ぜひ一度ご相談ください。

ブランドは“情報”ではなく、“体験”で築かれます。
そしてその体験は、ホームページという「企業の顔」から始まっているのです。

大阪のホームページ制作会社TREVOでは、最短2日で仮サイトを公開できるスピード対応や、SEO対策に強いオリジナルデザインの制作サービスを提供しています。

関連の記事

CONTACT

ホームページ制作・Web制作に関するご質問やご相談は、
下記フォームよりお問い合わせください。

無料のお見積りや初回のご相談も承っておりますので、「まだ検討中」「ちょっと話を聞いてみたい」といった段階でも大歓迎です。
現状のホームページ診断も無料で実施中です。

0120-83-8567
平日9:00~18:00まで 定休日:土 日 祝