9月はSEO変動期でした!!気になったSEO関連の記事と感想

執筆 TREVOスタッフ株式会社TREVOのブログは、Web制作の現場で日々奮闘しているスタッフが、企画・デザイン・開発・SEO・運用まで幅広いテーマで執筆しています。

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監修 板浪 雅樹2005年から WEB 業界一筋。500サイト超を手がける SEO・WordPress のエキスパート。「公開後こそ本番」を掲げ、データ分析とユーザー視点で成果を引き出す運用を提案。

2005年に制作会社へ入社後、プログラマーからキャリアをスタート。サーバー構築・データベース設計で培った技術を強みに、WordPress テーマ/プラグイン開発やサイト移行の難案件を多数担当してきました。
2010年以降は SEO エンジニアとしても活動領域を拡大。コンテンツ設計・内部リンク最適化・高速化チューニングにより、競合の激しいビッグキーワードで上位獲得を実現してきました。
現在は TREVO のウェブディレクターとして、要件定義から運用改善まで一気通貫でリード。AI ライティングや GA4/Looker Studio を活用したレポーティング手法を開発し、「数字で説明できるサイト運用」をポリシーにクライアントの ROI 最大化を支援しています。
趣味/強み:筋トレとランニングで日々の集中力をキープ。複雑な課題を“仕組み”で解決するのが得意。
モットー:「サイトは資産。改善を止めた瞬間から価値は目減りする」
SNS:x(旧 Twitter)@TREVO_WEB
2016年も残りあと3ヶ月となってきました。
年々変化のスピードが早くなっている気がします。
今回は9月の気になったSEO記事に関してまとめてみました。
9月はGoogleによる大きな動きの発表も多く注目記事が多くなっています。
大注目のペンギンアップデート
ペンギンアップデートという言葉を聞いたことがありますでしょうか?
ペンギンアップデートとは、Googleが行っている「スパムサイト」や「質の低いリンクがあるサイト」などを中心に評価を下げるアップデートのことです。
過去に何度か行われていましたが、今回2016年9月23日にもペンギンアップデート4.0が実施されたことが発表されました。
今回のペンギンアップデート4.0をもって、リアルタイム更新になるので、今後Googleからの公式アナウンスは終了になります。
大元であるGoogleの大変動とあって、Twitterでも大きな話題となりました。
しかし終わってみると今回の影響は最小限にとどまっているという見方が有力です。
一時的に順位が下がってしまったサイトも数日で復活している現象も見受けられました。
ただし、今後はリアルタイム更新となるので、日々順位が変動していく可能性はあります。
Google側の動きには今後も注意が必要である、と改めて再認識させてくれる記事となっています。
リアルタイムペンギンはスパムペナルティなし?
リアルタイムに変更されたペンギンアップデートで早くも新しい仕様が発表されました。
それはスパムリンクを見つけたとしても、今までのようにペナルティは課さず、評価しないという対応を取るということです。
Googleのゲイリー・イェーシュ氏が発表した内容を整理すると、今後のリアルタイムペンギンは、ランキング評価のためのアルゴリズムであることがわかります。
もし、ペンギンがスパムを見つけてもペナルティが発生しないのです。
では、これによってスパムサイトが横行してしまうのではないか?という懸念点がでる見方もありますが、あくまでペンギンがペナルティを課さないというだけであって、今までどおりの手動によるペナルティは継続しています。
ペンギンが、ランキングに作用するアルゴリズムに変化したという違いはありますが、SEO対策を考えるなら引き続きスパム対策は重要項目です。
ただしリアルタイム更新になったことで、ペンギンがアップデートされていきなり順位が変わってしまった、というような現象は起きにくくなっています。経過観察が必要と言えるでしょう。
Googleからの重大発表
WEB担当者フォーラムより
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2016/09/02/23709
Googleから、大きく2点の変更が発表されました。
1つ目は「スマホ対応」のラベル表記をなくすこと。
Google検索を活用するとモバイル検索結果でモバイルフレンドリーなページは「スマホ対応」のラベルが出ているのを見たことはありませんか?
これは2年前からGoogleが導入していましたが、この度廃止が決定したようです。
理由としては、インターネットが普及し実に85%近くのページがスマホ対応をしており、表記の必要性がなくなったことが大きいとされています。
既にラベル表記は終了していますが、ランキングは継続しているので、SEO対策としては考慮しておく必要があると言えるでしょう。
2つ目、新しいアルゴリズムの導入
例えば検索画面を利用してページを閲覧している時に、視界を遮るようにインタースティシャルを表示するページを見たことはありますか?
利用者にとっては、はっきり言うと邪魔となります。
Googleも対策に乗り出したらしく、煩わしいインタースティシャルが表示されているページはランキングを下げるようにするアルゴリズムを導入することを発表しました。
実際の導入は2017年1月頃を予定しているようですが、これによって順位に変動がでる可能性はあります。
正しくインタースティシャルが活用されているならば問題はありません。
もし、心辺りがある人は早めの対策をしておくことが有効でしょう。
9月は変動期でした
インターネットは日進月歩で急速に進化していますが、今回の9月は変動期であったと言えるかもしれません。
2年ぶりにペンギンアップデートが行われたという情報から始まり、Googleの大きな変化も次々発表されました。これらの記事は情報収集は日々欠かさず、目を光らせておくことの大切さを教えてくれます。
変化をいち早く知ることができれば対策をしておくことも可能になるからです。
特に年々変化のスピードが急速に早くなっているので、今後も注意していきましょう。
まとめ
リアルタイム更新になったペンギンアップデートの変化を数値で把握しておくと、新しいコンテンツを発表するときに即活かすことができます。
変化は起こるもの。起きたあと検証しっかりしておく事で、次に活かすことが可能です。
大阪のホームページ制作会社TREVOでは、最短2日で仮サイトを公開できるスピード対応や、SEO対策に強いオリジナルデザインの制作サービスを提供しています。