WordPress導入時には、パーマリンクの設定が重要なポイントです。特に日本語を含むURLの場合、その扱いに注意が必要です。本記事では、日本語URLの特徴と注意点、設定方法について解説します。
日本語URLの特徴と課題
日本語URLが自動変換される場合
日本語のパーマリンクをそのまま使用した場合、FacebookやTwitterなどのSNSでリンクを貼ると、以下のようにURLがエンコードされてしまいます。
例:日本語URLの変換例
元のURL:
https://www.trevo-web.com/テスト用の架空URLなのでアクセスはできません
SNSや一部サービスでの表示:
https://www.trevo-web.com/%E3%83%86%E3%82%B9%E3%83%88%E7%94%A8%E3%81%AE%E6%9E%B6%E7%A9%BAURL%E3%81%AA%E3%81%AE%E3%81%A7%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%BB%E3%82%B9%E3%81%AF%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%81%BE%E3%81%9B%E3%82%93
このように、長く読みにくいURLに変換されるため、リンクの見た目が悪くなる可能性があります。
日本語パーマリンクを避けるための設定方法
日本語URLを避ける場合、投稿スラッグ(URLの一部)を自動的に変換する方法があります。以下のコードを functions.php
に追加することで対応可能です。
設定コード
function auto_post_slug( $slug, $post_ID, $post_status, $post_type ) {
// スラッグに日本語が含まれる場合
if ( preg_match( '/(%[0-9a-f]{2})+/', $slug ) ) {
// 投稿タイプと投稿IDを組み合わせてスラッグを作成
$slug = utf8_uri_encode( $post_type ) . '-' . $post_ID;
}
return $slug;
}
add_filter( 'wp_unique_post_slug', 'auto_post_slug', 10, 4 );
コードの動作説明
スラッグのチェック
投稿のスラッグ(URLの一部)に日本語が含まれているか確認。
preg_match()
でエンコードされた日本語部分を検出。
スラッグの自動生成
日本語が含まれる場合、投稿タイプ
と 投稿ID
を組み合わせた英数字のスラッグに自動変換。
フィルターフックの利用
wp_unique_post_slug
フィルターを使用して、スラッグの自動生成処理を適用。
運用のポイント
- 日本語パーマリンクを使用するかどうかは、サイトの目的や運用環境を考慮して決定する必要があります。
- 設定後も、SEO効果やユーザーエクスペリエンスに応じて見直しを行いましょう。
まとめ
WordPress導入時にパーマリンクの設定を適切に行うことで、ユーザビリティやSEO効果を最適化できます。
この記事を参考に、日本語URLのメリットとデメリットを理解し、自分のサイトに最適な設定を行ってください。
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