サーバーの移転等で容量の多きいMySqlデータを新しいサーバーにインポートする時に、容量が大きすぎてインポート出来ない事があります。
そんなときは、SSH接続して、サーバー上にアップロードしているMySQLデータを読み込む必要があります。
SSHで接続した時の黒い画面は好きじゃないのですが、最近は率先して使用するようにしています。
インターフェイスは好きになれないけど、なんだかんだ言って便利だったりするので使用しています。
使用しているとすぐに慣れるので、覚えて置く事をおすすめします。
目次
容量の大きいMySQLデータをサーバーへアップロード
WordPressなどで容量の大きいMySQLデータをphpMyAdmin経由からDL出来ない時は、BackUpWordPresSというプラグインでFTP上にMySQLデータを生成してくれます。
そのMySQLデータをDLしてきてましょう。
大容量のSQLファイルをFTP経由でサーバーにアップロードしましょう。
各サーバー会社によってユーザディレクトリの構成が違うので調べておく必要があります。
さくらサーバーのホームディレクトリ
/home/アカウント名/
Lolipopのホームディレクトリ
ユーザー専用ページ内『ユーザー設定』>『アカウント情報』>『フルパス』の欄にてご確認可能
kagoyaのホームディレクトリ
/home/アカウント名/public_html/以下
Conoha Wing
/public_html/サイトドメイン
SSHへのログイン
SSHへのログイン方法は各サーバー会社のヘルプページ等で確認してアクセスしてください。
各社、アクセス方法が違うのでこちらではSSH接続後からの解説をします。
「$」の部分はソフトによって「#」だったり「%」だったりします。
私は、Windows10でTera Termを仕様して接続しているので「$」です。
ディレクトリの移動
SQLデータをアップロードしたディレクトリに移動しておくと後で楽です。
$ cd ディレクトリ先のパス
データベースへのアクセス方法
「MySQLのユーザー」と「データベースサーバー名」を入れてください。
WordPressのconfigに書き込む情報だと、下記の通りとなります。
- DB_USER:MySQLのユーザー
- DB_HOST:データベースサーバー名
$ mysql -u MySQLのユーザー名 -h データベースサーバー名 -p
アクセスが完了するとパスワードを入れます。
Enterの後ろに「DB_PASSWORD」をいれます。
MySQLに接続
パスワードを入れるとMySQLに接続されて「$」だった部分がmysqlに変わります。
mysql>
データベースの一覧を表示して接続先に間違いが無いか確認します。
mysql> SHOW DATABASES;
次にアプロード先のデータベースをしてします。
mysql> use データベース名;
すると
Database changed
とでるので、これで接続先の変更が完了したのでインポートします。
mysql> source ファイル名.sql;
インポートするとテーブルが作成されてデータが入っていくのでしばらく待って完了です。
後は、phpMyAdmin等で中身を確認してみましょう。
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