SEO対策の第一歩は「タグ設計」大阪の制作会社TREVOが語る実践的なタグ活用術

投稿日:2025.04.25.
更新日:2025.04.25.

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株式会社TREVOの月額制ホームページ制作サービス
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板浪 雅樹
執筆・編集 板浪 雅樹

2005年から WEB 業界一筋。500サイト超を手がける SEO・WordPress のエキスパート。「公開後こそ本番」を掲げ、データ分析とユーザー視点で成果を引き出す運用を提案。

2005年に制作会社へ入社後、プログラマーからキャリアをスタート。サーバー構築・データベース設計で培った技術を強みに、WordPress テーマ/プラグイン開発やサイト移行の難案件を多数担当してきました。
2010年以降は SEO エンジニアとしても活動領域を拡大。コンテンツ設計・内部リンク最適化・高速化チューニングにより、競合の激しいビッグキーワードで上位獲得を実現してきました。
現在は TREVO のウェブディレクターとして、要件定義から運用改善まで一気通貫でリード。AI ライティングや GA4/Looker Studio を活用したレポーティング手法を開発し、「数字で説明できるサイト運用」をポリシーにクライアントの ROI 最大化を支援しています。
趣味/強み:筋トレとランニングで日々の集中力をキープ。複雑な課題を“仕組み”で解決するのが得意。
モットー:「サイトは資産。改善を止めた瞬間から価値は目減りする」

執筆記事:記事一覧ページ
SNS:x(旧 Twitter)@TREVO_WEB

こんにちは。大阪でホームページ制作を行っている株式会社TREVOの板浪です。

この記事は、2019年1月16日に公開した「ホームページ制作におけるタグの機能と重要性」を、2025年現在のSEOトレンドに沿って全面リライトした内容です。Googleの検索品質評価ガイドラインやローカルSEOの重要性がますます高まる中、タグ設計の正確さと実務に基づく調整力がこれまで以上に評価される時代になっています。

特に、大阪の中小企業様や地域密着型の事業者様にとって、ローカル文脈を反映したタグ設計は、検索結果での“選ばれる力”を左右する要素です。本記事では、タグの種類とSEOとの関係、具体的な設計方法、失敗事例と改善の実例までを網羅的にご紹介します。

タグはGoogleとの“会話の言語”

タグはGoogleとの“会話の言語”

HTMLや構造化データのタグは、検索エンジンに対して「このページは●●の情報を提供している」という意図を伝えるための構造的なラベルです。

タグ設計を誤れば、Googleはページの主旨を正しく理解できず、検索結果に表示するべきかどうかの判断を誤ります。逆に言えば、タグを正しく使えば、SEOの基礎を盤石にし、上位表示に直結するページ作りができます。

タグにはどんな種類がある?

SEOに関係するタグの種類と役割

タグといっても一種類ではありません。主に以下の3種類に分けられます:

HTMLタグ(ページ構造や見た目に関わる)

  • 例:<title><h1><p><a><meta> など
  • Webページの情報構造を明示し、SEOに最も影響します。

コンバージョンタグ(成果を測定する)

  • 例:Google広告やYahoo広告のコンバージョンタグ
  • 広告の効果測定、リターゲティングに使用します。

ツール用タグ(アクセス解析などに使う)

  • 例:Googleアナリティクスのトラッキングコード、Googleタグマネージャー
  • ページの改善に欠かせないデータ取得に役立ちます。

SEOに関係するタグの種類と役割【保存版一覧表】

以下に、SEOに影響を与える代表的なタグとその用途・注意点をまとめました。

タグ名タイプ用途SEOへの影響注意点・補足
<title>HTMLページタイトルを設定非常に高い重要キーワードを含み、30文字前後で簡潔に。検索結果に表示される
<meta name=”description”>HTMLページの説明文CTRに影響。自然な日本語で100〜120文字推奨
<meta name=”robots”>HTMLクロール・インデックス制御noindexやnofollowの誤用に注意
<h1>〜<h6>HTML見出し階層の定義順序を守ること(h1→h2→h3)。構造が乱れるとSEO評価に悪影響
<a href=””>HTMLハイパーリンク設定内部リンクで関連性を高める。アンカーテキストに配慮
<img alt=””>HTML画像の代替テキストアクセシビリティ・画像SEOに有効。キーワード含有も重要
<canonical>HTML正規ページの指定重複ページ回避。CMSサイトでは特に注意
<link rel=”stylesheet”>HTML外部CSSの読み込み間接的ページ速度に影響。遅延読み込みの活用も検討
<script>HTMLJavaScriptコード埋め込み間接的過剰なJSは表示速度低下の要因に。重要要素はHTML内に記述推奨
JSON-LD構造化データ構造化リッチリザルト対応企業情報・FAQ・商品・イベントなどで導入可能
<meta property=”og:title”>などOGPタグSNS共有SNS投稿時の表示最適化間接的拡散による流入増加に貢献。SNS対策にも重要
Google Analyticsトラッキングコードツール用ユーザー行動の解析間接的設置ミスに注意。asyncを使った軽量化が望ましい
Google Tag Managerツール用各種タグの一元管理高度なSEO施策やABテストにも対応可能

実務でありがちなタグ設計の“落とし穴”と改善例

TREVOでも、数多くのタグ設計の見直しを通じて、検索順位改善の成果を出してきました。以下は実際にあった事例です。

見出し階層の構造上の妥協

ページデザイン上どうしても h1 → h3 → h3 という構造になってしまい、SEO的に正しくない状態が発生。これを解消するため、そのページ専用のhタグCSSクラスを作成し、見た目はh2風でも、実際のHTMLはh2になるように調整しました。

SEOの基本!ページに入れておくべきタグ

タイトルタグ(<title>

  • 検索結果に表示されるページタイトルです。
  • 大阪●●のホームページ制作ならTREVO など、地域名+サービス名を含めるのが鉄則。
  • 文字数は30文字以内が推奨(全角換算)。重要キーワードは左側に!

見出しタグ(<h1><h6>

  • ページの構造を表現します。
  • <h1>は1ページに1つだけ!
  • 順序を守って使い、見出しの内容と本文の内容を一致させることで、Googleが内容を正確に判断しやすくなります。

リンクタグ(<a>

  • ナビゲーション・内部リンク・外部リンクに使用されます。
  • 内部リンク(サービスページ、実績、ブログなど)を積極的に設けることでSEO効果が向上
  • 外部リンクは信頼性のあるサイトのみを選定。相互リンクや不自然なリンク構成はペナルティ対象になるので注意。

metaタグ設計を一括で見直して順位UP

あるクライアントサイトでは、titleやdescriptionが曖昧で、キーワードも統一されていませんでした。そこで、

  • metaタグ内容をエクセルシートに全ページ分抽出
  • title・description・OGPを全てキーワード設計に基づいて再構成
  • 見出しと本文の整合性を意識してリライト

この改善だけで、一部の「地域名+サービス名」の複合キーワードで2〜4位圏内を維持するようになったサイトもありました。

TREVOで実践しているタグ設計の効率化ツール

SEO対策では細部の確認が命です。TREVOでは以下のようなツール・拡張機能を活用し、タグの見直しを効率化しています。

※拡張機能にはセキュリティ面のリスクがあるため、信頼できる開発元かどうかを必ず確認しています。

ツール名用途コメント
Google Chrome拡張「META SEO inspectormetaタグ・hタグのチェック重要タグを一括確認可能
Google Chrome拡張「Alt & Meta viewer画像のalt属性の確認altの記述漏れチェックに有効
自社開発のmetaタグ一覧表(Excel)metaタグの全体管理title/description/OGPを一括設計

タグ設計だけじゃない!SEOに効く構造の考え方

タグだけではなく、サイト構造そのものもSEOに直結します。

  • 内部リンクの設計(関連性・階層)
  • パンくずリストの活用
  • モバイルファーストな見出し構成
  • 画像のaltと周囲のテキストの関係性

こうした“タグを取り巻く構造”まで一貫して設計することで、SEO評価は飛躍的に高まります。

まとめ:SEO対策の“地盤”はタグ設計にある

SEO対策の“地盤”はタグ設計にある

検索順位を上げる魔法のテクニックは存在しません。しかし、正しくタグを設計し、Googleに意図を正確に伝える構造を作ることで、SEOは確実に成果へとつながります。

特に大阪のような地域密着ビジネスが多いエリアでは、

  • 地域キーワード(大阪市・堺・枚方など)
  • サービスキーワード(剪定・注文住宅・介護施設など)

タグに正しく配置するだけで検索順位が変わることも珍しくありません。

お困りの方へ、TREVOがタグ設計をお手伝いします

もし、「自社サイトのタグ設計、大丈夫かな?」と感じたら、ぜひ一度TREVOまでご相談ください。無料で初回チェック&簡易レポートも対応しています。

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