Webディレクターってどんな仕事なのか!
投稿日:2018.10.22.
更新日:2025.04.12.

執筆 TREVOスタッフ株式会社TREVOのブログは、Web制作の現場で日々奮闘しているスタッフが、企画・デザイン・開発・SEO・運用まで幅広いテーマで執筆しています。

「分かりやすく、役に立つ」ことをモットーに、ホームページ制作や運営のヒント、トレンド情報、日々の気づきを発信中です。大阪を拠点に、全国のお客様と向き合いながら培った現場目線のノウハウを、実体験ベースでお届けします。
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監修 板浪 雅樹2005年から WEB 業界一筋。500サイト超を手がける SEO・WordPress のエキスパート。「公開後こそ本番」を掲げ、データ分析とユーザー視点で成果を引き出す運用を提案。

2005年に制作会社へ入社後、プログラマーからキャリアをスタート。サーバー構築・データベース設計で培った技術を強みに、WordPress テーマ/プラグイン開発やサイト移行の難案件を多数担当してきました。
2010年以降は SEO エンジニアとしても活動領域を拡大。コンテンツ設計・内部リンク最適化・高速化チューニングにより、競合の激しいビッグキーワードで上位獲得を実現してきました。
現在は TREVO のウェブディレクターとして、要件定義から運用改善まで一気通貫でリード。AI ライティングや GA4/Looker Studio を活用したレポーティング手法を開発し、「数字で説明できるサイト運用」をポリシーにクライアントの ROI 最大化を支援しています。
趣味/強み:筋トレとランニングで日々の集中力をキープ。複雑な課題を“仕組み”で解決するのが得意。
モットー:「サイトは資産。改善を止めた瞬間から価値は目減りする」
SNS:x(旧 Twitter)@TREVO_WEB

Web業界の仕事や求人をチェックすると、必ずと言っていいほど目にする「Webディレクター」。
しかし、Webデザイナーと調べると業務内容もぼんやりしていて、「どんな仕事かピンとこない」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで、今回は、Webディレクターという仕事について、ご紹介します。
Webディレクターとは?
Webディレクターとは、ディレクション業務をする人のことで、「監督」や「指揮する人」を意味しています。つまり、Webサイトを制作するときには、クライアントと製作スタッフ(デザイナー、ライター、コーダー、プログラマーなど)の多くが制作に関わり、そのスタッフをまとめるのがWebディレクターです。
Webディレクターの仕事内容は?

主な仕事内容は下記のとおりです。
・プロジェクトメンバーの人選
・制作スケジュールの設計・管理
・コンテンツの品質管理
会社規模、業界などによって違いはあります。また、Webサイト制作は、複数プロジェクトを同時進行することが多く、Webディレクターは効率のよい管理が求められます。また、コンテンツの企画を考え、企画書の作成・提案・撮影・取材に携わることもあります。さらに、プランニング業務(プランナー)も兼務したり、技術的な知見(テクニカルディレクターとしての役割)を求められることもあります。どこまでがWebディレクターの仕事なの?と思うかもしれませんが、ここで、兼務する場合の仕事についてご紹介します。
<プランナーを兼務する場合>
- 企画立案
- コンテンツ内容の企画
- 簡単なコピーライティング
- 取材・撮影など
<テクニカルディレクターを兼務する場合>
- ワイヤーフレーム設計
- システム要件定義
- 開発管理
- SEO施策など
Webディレクターの4つのタイプ

Webディレクターにはそれぞれの得意分野で4つのタイプに分けられますので見ていきましょう。
企画系ディレクター
消費者の心をつかむ企画を生むのが得意なディレクターです。Web制作の中でもWebプランナーの業務であるコンテンツの企画を考え、企画書の作成や提案を行うところから取材や撮影などを得意としています。また、情報収集能力やマーケティング能力に長けている人が多いので、マーケティング系と呼ばれることもあります。
営業系ディレクター
クライアントとの交渉を得意とし、クライアントの要望を汲み取りながら、制作に活かしていくことを得意としています。コミニケション能力も高く、制作の中でも営業に近い立場です。
アート系ディレクター
アートディレクターと呼ばれることが多く、WebデザイナーからWebディレクターになるケースが多いです。
システムディレクター
システムエンジニアからの転身が多く、プログラミングを得意としています。新しい技術に精通していて、プログラミングの知識や経験も豊かなので、複雑な動的サイトの制作も可能です。
Webディレクターになるために

新卒で、いきなりWebディレクターになれることは少ないです。ディレクションをするためには、プランナーの仕事、デザイナーの仕事、プログラマーの仕事等、メンバーの仕事を理解する必要があるためです。そのため、まずは、プランナー、デザイナー、プログラマーなどの経験を積んだ後、ディレクターになるケースが多いです。では、Webディレクターになるためのスキルが必要なのか、ご紹介します。
Webデザイナーに必要なスキル

WebディレクターはWeb制作におけるリーダーです。そのため、幅広いスキルが求められます。求められるスキルは大きく分けると、ヒューマンスキル(対人関係能力)とテクニカルスキル(業務遂行能力)です。
ヒューマンスキル
| ・コミュニケーションスキル ・リーダーシップ力 ・マネージメント能力 ・問題解決能力 ・情報収集能力 ・プレゼン能力 |
このような能力が挙げられます。テクニカルスキルに関しては、Webデザインからプログラミングのスキルや知識が幅広く求められます。
テクニカルスキル
| ・インターネット業界やビジネスに関する知識 ・フロントエンド言語 ・サーバーサイド言語 ・UIUXデザイン ・マーケティングや広告 ・Webデザイン、Webライティング、文書作成 ・解析や分析スキル |
このように、Webディレクターは、幅広い知識やスキルが求められます。ただし、前述したとおり、Webディレクターには4つのタイプがあるので、基本的な知識やスキルを身につけた後は、自分の得意分野を見つけて磨くことでブランディングしていくといいでしょう。
まとめ

いかがでしたか。
今回は、Webディレクターの仕事内容、Webデザイナーに求められる必要なスキルなどをご紹介しました。
Webディレクターには、プロジェクトの進行管理、品質管理だけでなく、場合によっては企画立案やテクニカルな業務も兼務する職種です。
必要なスキルも多く、簡単な職種ではありませんが、Webの幅広い知識と経験を身につけることができるので、キャリアアップには最適です。
また、Webコンテンツを作り上げたときの達成感や、やりがいのある職種でもあります。Webディレクターは、SNSの普及などが追い風になって活躍の場が広がっています。あなたのライフプランに合わせて選択することができる仕事です。
是非、参考にしてみてください。
大阪のホームページ制作会社TREVOでは、最短2日で仮サイトを公開できるスピード対応や、SEO対策に強いオリジナルデザインの制作サービスを提供しています。
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