ECサイトなどWEBでの集客を考える際に、どれだけの人が自社のサイトに訪問するかを考える方は多くいらっしゃると思います。
SEO対策で出来るだけ上位に自社のサイトが掲載されるようにしたいとお考えの方はSEO対策だけでなく、WEBサイトを訪問した方がその後、そのままサービスを利用する方の数、すなわちコンバージョン率についてもぜひ着目してみてはいかがでしょうか?
結果を出すホームページとは?
たくさんの人を呼び込めるサイトでも、最終的な契約にたどり着かないのであればそれは何かを改善しなければならないサイトといえます。最終的な結果に結びつかなければ、どれだけ訪問者数が多いWEBサイトでもうまく機能しているとは言えません。
すなわちコンバージョン率はECサイトで結果を出すために必ず上昇させなければならない数値です。ではどのようなサイトがコンバージョン率の高い優れたサイトでしょうか?
どのような数字を重要視するかは、何を目的とするために公開されているサイトであるかによって、多少異なります。マーケティングから販売・継続までのすべてでWEBサイトを利用する場合、主に販促をWEBで行う場合、認知の形式をWEBで行う場合などにより解析方法や読み取る数字の意味が変わってくるでしょう。
運営するサイトがどのような数字を重要とするかを把握する必要があります。また分析するための数字は定点観測し、継続的にみていくとより分析が行いやすいことがあります。どのタイミングで、何が原因で数値に変動があったかどうかを見ていきます。また業種によってみるべきタイミングが異なります。
季節の行事等シーズンごとに異なる要因が何かを解析する必要があるといえるでしょう。またSNS、広告投稿などにも影響される可能性が高いためそういったことも含めて、細かな要因とともに数値を長期的にみることにより解析が可能となるわけです。
サイトのユーザビリティが重要な要素
コンバージョン率に影響を与えている大きな要因の一つとしてサイトのユーザビリティの高さが挙げられます。ユーザビリティとは利用者がそのサイトを利用する際にどれだけ使いやすいかということです。サイトのデザインが奇抜すぎたり、どのボタンを押せば自分が欲しいものを購入することができるのか、あるいは問い合わせ、請求ができるのかということを考えずしてサイトのデザインはあり得ません。特にコンバージョン率に関するものでいうと、フォームのユーザビリティの比重が重いとされます。
フォームの入力項目が多すぎると離脱する可能性がおおきくなり、一般的には項目は3つ以下が良いとされています。
ただし、ユーザビリティを上げるためだからといても、フォームの項目が3つしかないのでは、後々改めて連絡を入れるなどの作業が発生してしまいます。最適な項目数がどの程度なのかを離脱率の確認をしていくという作業を行う事で、ユーザビリティを向上させる事が可能です。
他にも郵便番号で住所を表示できる機能。直感的に入力内容が理解できるように参考例記入等様々な対策を細やかに施すことで、ユーザビリティを向上させサイトのコンバージョン率を上昇させる事に繋げることができます。またユーザーが利用するデバイスも慮することがさらなるコンバージョン率上昇に寄与します。
まずデバイスですが、入力するものがPCなのかスマホなのかによって入力項目の表し方を考慮することが望ましいとされています。なぜなら、そのデザインの仕方によって離脱率が異なってくるためです。PCからの入力の場合は2ページに分けたほうが離脱されにくく、スマホの場合は縦に長いページにすることが望ましいとされています。
また、サイトを訪問してすぐに離脱してしまうことも防ぐ必要があります。訪問したユーザーの求めている情報とは異なっていたという場合や、その情報が無い、もしくは見つけられないといった場合等、すぐに離脱してしまう可能性が高くなることからサイトのデザインやファーストビューがコンバージョン率を上げるための重要な要素となるでしょう。
まとめ
WEBデザインはその用途によって大事になってくる数字が異なりますが、運営するサイトが何を重要視しているのかによってデザインを変更するなど、きめ細やかな設計とデータに基づいた改変の積み重ねによってコンバージョン率を上げることが大切ですね。ぜひ一度コンバージョン率についてご自身のサイトを解析・分析してみてはいかがでしょうか?
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