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広告テクニック ザイアンス効果で繰り返す事で好意度や印象が高める

2017.03.21.

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最近では、人間関係において心理学的な効果を活用していこうとする方が多くなっているようです。確かに、恋愛やビジネス、ごく普通の人間関係など人と関わることがあれば、どのようなシーンでもそういった心理学的な効果を活かしていくことができます。雑誌やテレビの特集などでもそういったものは非常に多く見られます。
心理学というものが一般的なものになってきていることもあり、ザイアンス効果(単純接触効果)というものについて見聞きしたことのある方も多くなっているのではないでしょうか。
ここでは、ザイアンス効果(単純接触効果)というものについてご紹介していきましょう。

そもそもザイアンス効果(単純接触効果)とは

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ザイアンス効果というのは、「ザイアンスの単純接触効果」「ザイアンスの法則」「単純接触効果」と呼ばれることもあります。

アメリカの心理学者であるロバート・ザイアンスが論文にまとめたことによって、この効果が知られることになりました。ザイアンス効果というのは、簡単に言ってしまえば同じものや人に対して繰り返し接する機会があると、それだけで好感度や印象が高まっていくというものです。

最初のうちは興味がない、むしろ苦手だというものであっても、何度も見たり聞いたりしているうちに好意的な感情が出てくるようになるのです。このザイアンス効果は本当にいろいろなものに対して発動することになります。人はもちろん、文字や味、においなどにもザイアンス効果が出るのです。
このザイアンス効果を使っているもので、もっとも身近なものといえばやはりテレビコマーシャルです。いろいろなテレビコマーシャルがありますが、毎日決まった時間帯に流れるテレビコマーシャルというのも多いかと思います。

そういったテレビコマーシャルに対しては、ザイアンス効果が出て、テレビコマーシャルで紹介されているものがほしくなったり、興味が出てきたりするものなのです。最近ではテレビコマーシャルも奇をてらったものが多くなっていますが、そういったテレビコマーシャルに対して違和感を持っている方も多いでしょう。

 

しかしながら、そのテレビコマーシャルが頻繁に流れるようになるとそれが当たり前になってきます。当たり前になってくると、最初に持っていた違和感というのもなくなってくるでしょう。そこから次第に「あれ?案外面白いかも」といった感じで好意的な印象を抱くようになります。これがまさにザイアンス効果なのです。

ビジネスにおけるザイアンス効果

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ザイアンス効果はビジネスでも活かしていうことができます。代表的なものが営業の仕事でしょう。

自宅にいるときに営業の方が訪ねてきたというのは、誰もが経験していることかと思います。おそらくほとんどの方が営業の方の訪問というのを嫌がるでしょう。しかしながら、商品をすすめてくるわけでもなく、「たまたま近くを通りかかったもので挨拶に来ました~」という感じの訪問が続くと、それだけで警戒心が緩んでくるかと思います。

 

最終的には営業の方と仲良くなって、そのまま商品やサービスを購入する・・・ということもあるかもしれません。もちろん、これはあくまでもうまくいった場合の話です。しかしながら、このように何度も訪問されて、何度も接触することによってザイアンス効果が発動することもあるのです。

文章におけるザイアンス効果

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文章におけるザイアンス効果ですが、まず挙げられるのは一番主張したいことを何度も繰り返し伝えていくということがザイアンス効果につながってきます。例えば、タイトルと本文で構成されている文章であれば、一番伝えたいことをタイトルに持ってきて、その主張を本文の中でくどくならない程度に繰り返していくことによって、その主張が読み手にすんなりと受け入れられるようになります。
ブログやメールマガジンなどで文章による情報発信をしている方であれば、その更新頻度を高めることによってザイアンス効果が期待できるようになります。もちろん、ターゲットしている層やテーマにもよるのですが、できることなら毎日更新していったほうがザイアンス効果も発動しやすくなるのではないでしょうか。

しつこいと思われないようにすべき

ザイアンス効果の場合、とにかく接する機会を多くしていく必要があります。しかしながら、当然、相手から「しつこい」と思われる可能性もあるわけです。

一度相手からしつこいと思われてしまうと、そこからまた盛り返していくのが難しくなってしまいます。

 

ザイアンス効果というのは、興味を持っていない方や苦手意識を持っている方を取り込むのに効果的な心理学的アプローチなのですが、そのあたりは諸刃の剣といってもいいかもしれません。受け取る相手次第というところもあるのですが、相手に不快な思いをさせないようなアプローチや頻度を考えていかなければいけません。何度も接触することが前提になるザイアンス効果ならではの注意点です。

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