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古いPHPバージョンを使うリスク

2024.04.09.

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セキュリティ

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サポート期限が終了したバージョンを使用していたとしても、いきなり稼働しなくなるといったトラブルはありませんが、
サポートが終了したPHPを使い使い続けているとセキュリティサポートがなくなり、修正されていないセキュリティの脆弱性にさらされ続けるようになります。

PHPとは

PHP(PHP: Hypertext Preprocessor)は、サーバーサイドで実行されるスクリプト言語であり、主にウェブ開発に使用されます。
PHP はクロスプラットフォームで動作し、Linux、Windows、macOS などのさまざまなオペレーティングシステムで利用することができます。
サーバーサイドで実行されるため、ウェブサーバー上でスクリプトが処理され、PHP コードは HTML ページ内に直接埋め込むことができます。これにより、動的なコンテンツを生成するために HTML ページ内に PHP コードを挿入できます。

セキュリティリスク

古いPHPバージョンには、以前に発見されたセキュリティ上の脆弱性が含まれています。これらの脆弱性は、攻撃者によって悪用され、ウェブアプリケーションを攻撃するために使用される可能性があります。
新しいセキュリティパッチがリリースされない限り、システムはこのような攻撃に対して脆弱なままとなります。

パフォーマンスの低下

新しい PHP バージョンでは、パフォーマンスの向上がしばしば行われます。
最適化や効率化されたコードが導入されるため、古いバージョンを使用することで、アプリケーションのパフォーマンスが低下する可能性があります。

互換性の問題

新しいバージョンの PHP がリリースされると、古いバージョンとの互換性に問題が発生する可能性があります。
特定の機能や構文が変更される場合があり、古いコードが正常に動作しない可能性があります。

規制要件の違反

特定の規制要件(例: PCI DSS)では、セキュリティパッチの適用が義務付けられています。
PHPの古いバージョンを使用すると、これらの要件を満たすことが困難になる可能性があります。

WordPressのセキュリティリスク

サポートが終了してPHPを使うと、PHPのセキュリティに問題があっても修正プログラムが適用されません。
その為、WordPress側でセキュリティ対策をしていても、ハッキングなどのリスクがあります。

まとめ

PHPを更新しないと、セキュリティ上のリスクが高まり、パフォーマンスが低下し、アプリケーションの互換性が損なわれる可能性があります。
PHP のサポート期間を適切に管理し、最新のセキュリティパッチを適用することで、安全なウェブアプリケーションの開発と運用を確保できます。

大阪のホームページ制作会社TREVOでは、ホームページ制作に関する情報を掲載しています。最短2日で仮サイトを公開するサービスやSEO対策に特化したホームページ制作、オリジナルホームページデザイン、ライティング、リスティング広告、WEBマーケティングなどのサービスをご紹介しています。

経歴: 3DCG制作の専門学校を卒業後、デザイン会社に就職。デザイン会社では主にWEB制作を担当し、旅館の予約システムや商店街にWEBカメラを設置したプロモーション等を展開し、4年後に転職。 株式会社TREVOでデザイン、コーディング、ディレクション、システム開発を担当

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