EETAが鍵!自己紹介ページで信頼&権威を一挙にアップする方法

2025.03.24.

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ウェブサイトの中でも、自己紹介ページ(私たちについて)は、訪問者に企業や個人を理解してもらい、信頼感を与える重要なページです。しかし、単に企業情報を並べるだけでは十分ではありません。訪問者の興味を引き、安心感を与え、専門性を伝えることで、ビジネスチャンスへとつなげる戦略的なツールと考えることが大切です。

この自己紹介ページを効果的に作るために役立つ4つの要素が

  • エンゲージメント(Engagement)

  • エクスペリエンス(Experience)

  • トラスト(Trust)

  • オーソリティ(Authority)

を向上させる方法について解説します。自己紹介ページは、訪問者が企業や個人の存在をより深く知るための重要な入り口であり、ここが魅力的に作られているかどうかが、後々の成果(問い合わせや購入、ファン化など)に大きく影響してきます。

自己紹介ページが戦略的に重要な理由

自己紹介ページや「私たちについて」ページは、意外と多くの訪問者に閲覧されるページです。ここに興味をもって足を運んだユーザーは、企業や個人が何者で、何を信条としており、どのように活動しているのかを知りたがっています。言い換えれば、自己紹介ページが魅力的で納得できる内容なら、その先にある製品やサービスへの信頼度もグッと高まるわけです。

逆に、このページがあまりにも簡素だったり、肝心な情報が抜けていたりすると、ユーザーは不安を感じて離脱してしまうかもしれません。「本当に大丈夫かな?」「なんとなく信用できない…」と思われると、その後のビジネス成果にも悪影響が出やすいでしょう。
そこで、EETAの観点からページを最適化することで、ユーザーとの信頼関係を早い段階で育むことが可能になります。

EETAの4要素と自己紹介ページの関係

エンゲージメント(Engagement)

ユーザーが「もっと知りたい」「この会社(人)と関わってみたい」と感じるきっかけを作るには、ページ自体が読みやすく、魅力的であることが大切です。ストーリーテリングや行動喚起(CTA)の工夫により、ユーザーの興味をかき立て、行動につなげます。

エクスペリエンス(Experience)

ユーザーがページを訪れたとき、どれだけスムーズに知りたい情報が得られるか、快適に読み進められるかがポイントです。デザインやコンテンツ構成、レスポンシブ対応、ページ読み込み速度といった点が、エクスペリエンスを左右します。

トラスト(Trust)

自己紹介ページに企業・個人の理念や実績、レビューなどを掲載することで、ユーザーが抱く不安や懸念を解消できます。透明性をもって実績を示し、社会的評価(ソーシャルプルーフ)を活用することで、信頼感が高まります。

オーソリティ(Authority)

専門性や資格、受賞歴、過去の事例・実績があるほど、企業や個人のオーソリティは高まります。自己紹介ページにしっかりアピールすることで「この人はプロだ」「この分野のことは任せられそうだ」とユーザーに思ってもらいやすくなります。

海外(米国・欧州)での自己紹介ページの特徴とベストプラクティス

海外の自己紹介ページでは、多くの場合、

ストーリーテリング重視

創業のきっかけ、企業・個人の原点や思い、過程での苦労を物語形式で伝える。

大きな見出しやビジュアル

ファーストビューのインパクトにこだわり、ユーザーの興味を一気に引き込む。

信頼性の訴求

推薦文、レビュー、チームメンバーの写真など、透明性を強調する要素を配置。

行動喚起(CTA)の明示

「お問い合わせ」や「もっと詳しく見る」など、ユーザーが次に取る行動を分かりやすく示す。

こうした構成が一般的に好まれ、ユーザーもスムーズに読み進めやすいのが特徴です。

日本の自己紹介ページ・企業プロフィールの傾向

日本では、

情報量が比較的多め

製品情報、技術的な詳細、会社の沿革、社会的責任への取り組みなどが重視される。

フォーマルなトーンや敬語

商習慣や文化の背景から、カジュアルすぎる表現は避けられる場合が多い。

歴史・伝統・実績の強調

「どれだけ長く続いているか」「どれだけ多くの実績があるか」が信頼感につながりやすい。

ただし近年は、海外のWebデザインやブランディング手法も取り入れられており、必ずしも文字ばかりのページではなく、写真や動画を用いて“見せる”自己紹介ページを作る企業も増えています。

米国/欧州と日本の自己紹介ページのアプローチの比較と対照

特徴米国と欧州日本
情報密度一般的に低め、余白多め高め、テキスト情報をしっかり盛り込む
ビジュアル大きく高解像度の画像を効果的に使う小さめの画像やアイコン、カラフルな色使いが多い傾向
形式性カジュアル・会話調で親近感を重視敬語や礼儀などフォーマルな要素を重視
強調点独自の価値提案やストーリー、感情的つながり歴史や技術力、製品の仕様など詳細情報
ナビゲーション機能的・論理的にページを分割してユーザーを誘導ホームで包括的に情報を提示しがち(クリック数を減らす傾向)
ストーリーテリング「なぜ」の視点が多い。個人要素を強調会社やサービスの概要、沿革を重視する傾向
ソーシャルプルーフレビュー・受賞歴・実績を強調レビューも重要だが、製品情報の具体性や企業の信用度を優先

エンゲージメントを高めるポイント

ユーザーの興味を引き、行動へとつなげるには、以下の要素に注目するとよいでしょう。

ストーリーテリング

企業や個人が歩んできた物語を感情豊かに描くと、共感を呼びやすい。

魅力的な導入

ページ冒頭に大きなキャッチコピーや写真を配置し、“続きを読みたい”と思わせる工夫をする。

行動喚起(CTA)

ページ下部やサイドバーなど、目立つ箇所に「お問い合わせ」「資料請求」などの誘導を設置。

また、ページ全体の文字数や構成を適度にコントロールし、読み疲れを起こさせないことも重要です。

エクスペリエンスを向上させるデザイン・設計

ユーザーがストレスなく読み進められるかどうかは、自己紹介ページのデザインと構成が大きく影響します。

レスポンシブ対応

スマホやタブレットでの閲覧を想定し、文字サイズや画像配置を自動で調整。

読み込み速度の最適化

画像や動画は圧縮し、サーバー環境も適切に整える。

視線誘導を意識したレイアウト

見出しの使い方や文字ブロックの配置など、ユーザーが自然な流れで情報を得られるようにデザイン。

さらに、文章が長くなる場合は、段落や小見出しを活用し、1文を短めに抑えると可読性が上がります。

トラストを高めるための工夫

自己紹介ページが「安心できそう」「信頼できる」という印象を与えると、問い合わせや購入のハードルは一気に下がります。以下の点に気を配ってみましょう。

企業や個人のストーリーやビジョン

どんな目標に向かって仕事をしているのか。価値観と合わせて具体的に示す。

ソーシャルプルーフ(レビュー・推薦文)

お客様や取引先など、第三者の声を載せると客観的な評価として信頼感を後押しする。

実績・資格・受賞歴の紹介

数字や具体的な名前を挙げると、より説得力が高まる。

担当者・チームメンバーの顔が見える紹介

写真や簡単な経歴があると「実在感」が増し、不安が和らぐ。

日本向けには、あまり誇張しすぎず、あくまでも誠実なトーンでアピールするのが理想です。

オーソリティ(Authority)を高める方法

専門家としての権威を示すには、所有する資格や技術的な強み、受賞歴などの実績が大いに役立ちます。

公的な資格・学歴の開示

医療、法律、会計など専門性が高い分野の場合は特に有効。

業界での成果・実績

案件数やプロジェクト規模などをデータで示すと説得力が増す。

メディア掲載実績

テレビ、雑誌、Webメディアなどからの取材や紹介があれば、権威付けに使える。

業界において信頼度のある認定機関や団体があれば、そこの認証や所属ステータスを示すのも良い方法です。

これから権威を高めるための実践的施策

自己紹介ページで「すでに獲得したオーソリティ(権威)」を示すことは大切ですが、今後さらに権威を強化するためにできる施策もいくつかあります。たとえば、

専門分野の情報発信を継続する

  • ブログやSNSを通して、独自のノウハウや最新のトレンド情報を定期的に公開する。
  • セミナーやウェビナーを開催して知見を共有すると、業界内での認知度が高まりやすい。

業界関連のイベントや資格取得に積極的に参加する

  • カンファレンスや勉強会に参加し、発表・登壇の機会を得る。
  • 新たな資格や技能を取得し、自己紹介ページに追記して実績をアップデートする。

他の権威ある人物・メディアとのコラボや協力関係を築く

  • 既に高い評価を得ている専門家との対談、共同研究などを企画し、相手の権威を借りて自らの信頼度を引き上げる。
  • メディア等での対談記事や共同プロジェクトの実績は、ページに記載することで大きな後押しとなる。

これらを地道に積み重ねていくことで、「この分野のプロフェッショナルとしてさらに高い評価を得ている」という印象を強化でき、自己紹介ページにおけるオーソリティの訴求力も継続的に高められます。

異文化間の差異と日本ユーザーへの対応

欧米と日本では、ユーザーの好みや読み方にいくつかの違いがあります。

情報量

欧米:余白多め・直感的デザイン
日本:詳細なスペック・歴史など情報を丁寧に書く

言葉遣い

欧米:カジュアルで感情に訴える
日本:敬語表現や謙虚さを重視

ブランディング

欧米:「なぜ」中心のストーリーテリング
日本:会社の信用力を具体的な実績や沿革で示すことが多い

日本語サイトで、かつ日本のユーザーを主に狙う場合は、こうした文化的背景を踏まえてテキストやデザインを調整すると成果につながりやすくなります。

自己紹介ページで盛り込みたい項目一覧

項目内容・例ポイント
見出し / キャッチコピー「○○で社会をもっと便利に」「あなたの未来を、一緒にデザイン」などページ冒頭で目を引き、企業や個人の姿勢を端的に示す
ブランド / 個人の物語創業時の苦労話、代表者の原点、理念共感を生み出すストーリーテリングを意識。飾らず“自分の言葉”で語ると伝わりやすい
ミッション / 価値観「テクノロジーで人と社会を幸せに」「持続可能な社会をめざす」など大切にしている考え方を具体的に書き、ユーザーとの価値観共有を図る
事業内容 / サービス製品・サービスの特徴、ユーザーのメリット具体的なメリットや利用シーン、事例を加えると理解が深まりやすい
チーム紹介 / 担当者紹介メンバーの写真、経歴、得意分野人柄や専門性が伝わると信頼感アップ。大人数の場合は主要メンバーだけでも可
ソーシャルプルーフ顧客レビュー、受賞歴、提携企業など第三者の声があると客観的な評価として説得力が増す
連絡先情報問い合わせフォーム、メール、電話番号ユーザーが「話を聞いてみよう」と思ったときにすぐ連絡できるように配慮
行動喚起(CTA)「お問い合わせ」「無料相談」「資料請求」などアクションボタンをわかりやすい色や形にし、ページ内で目立つ場所に配置
歴史 / 沿革(任意)創業から現在までの年表や重要な出来事日本のユーザーは特に沿革や実績を重視する傾向があるので、強みになる場合は積極的に載せる
社会貢献活動(任意)CSR、環境対策、寄付など企業姿勢や価値観を示す機会。社内の取り組み写真などがあると説得力大

ライティングとデザインの工夫

ライティング面

  • 読み進めやすい文量・段落数に配慮する。
  • 自己紹介だけでなく「ユーザーにとってのメリット」への言及も忘れない。
  • 専門用語が多い場合は解説や注釈を加え、初心者でも理解しやすい表現を選ぶ。

デザイン面

  • 統一感ある配色とフォントでブランドらしさを演出。
  • 要所要所に写真やイラストを盛り込み、読み手が休憩しながら情報を得られる構成。
  • 見出しを工夫して、流し読みでも大まかな内容が把握できるようにする。

これらのポイントを押さえていると、ユーザーは自己紹介ページを読んでいる途中で離脱しにくくなり、コンテンツ全体への理解度も高まります。

まとめ

自己紹介ページは、ただ企業や個人のプロフィールを並べるだけではもったいない、戦略的に活用すべき重要な資産です。EETAの4要素――エンゲージメント、エクスペリエンス、トラスト、オーソリティ――を意識しながら、

  • ストーリーテリングでユーザーの興味を引く

  • スムーズな閲覧体験を提供する

  • 実績や資格、レビューを通じて信頼を築く

  • 専門性や実績を分かりやすく示し、権威を高める

といった取り組みを進めていくと、ページを訪れたユーザーは「もっと話を聞いてみたい」と思い、問い合わせや商談、購入、さらにはファン化といったアクションにつながりやすくなります。
日本向けにページを作る場合は、敬語表現や企業の歴史、社会貢献活動などにも目を配りながら、説得力と親しみやすさを両立させるのが理想です。

公開後も、アクセス解析やユーザーの反応を見ながら改善を重ねていけば、自己紹介ページが果たす役割はさらに大きくなっていくはずです。私たちホームページ制作会社○○では、こうした戦略面も含めてWebサイト全体のサポートを行っております。ご相談などがございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。

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経歴: 映像制作の専門学校を卒業後、映像制作(編集・撮影)でのアシスタント、カーナビゲーション用の3DCG制作、PS2用の3DCGゲーム背景制作、16ミリフィルムのデジタル変換業務等を経てWEB制作部門のある会社に就職。株式会社TREVOでディレクション、SEO対策、CMS開発、3DCG制作、映像制作を担当

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