【必見】WordPress投稿の自動終了設定!『Post Expirator』プラグインで簡単に管理

投稿日:2025.02.04.
更新日:2025.04.12.

WordPress

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板浪 雅樹
執筆・編集 板浪 雅樹

2005年から WEB 業界一筋。500サイト超を手がける SEO・WordPress のエキスパート。「公開後こそ本番」を掲げ、データ分析とユーザー視点で成果を引き出す運用を提案。

2005年に制作会社へ入社後、プログラマーからキャリアをスタート。サーバー構築・データベース設計で培った技術を強みに、WordPress テーマ/プラグイン開発やサイト移行の難案件を多数担当してきました。
2010年以降は SEO エンジニアとしても活動領域を拡大。コンテンツ設計・内部リンク最適化・高速化チューニングにより、競合の激しいビッグキーワードで上位獲得を実現してきました。
現在は TREVO のウェブディレクターとして、要件定義から運用改善まで一気通貫でリード。AI ライティングや GA4/Looker Studio を活用したレポーティング手法を開発し、「数字で説明できるサイト運用」をポリシーにクライアントの ROI 最大化を支援しています。
趣味/強み:筋トレとランニングで日々の集中力をキープ。複雑な課題を“仕組み”で解決するのが得意。
モットー:「サイトは資産。改善を止めた瞬間から価値は目減りする」

執筆記事:記事一覧ページ
SNS:x(旧 Twitter)@TREVO_WEB

WordPressサイトを運営していると、「期間限定で記事を公開したい!」というシーンに遭遇することは少なくありません。例えば、キャンペーン情報、セールのお知らせ、季節限定のイベント告知など、公開期間を限定することでサイトの情報をより鮮度高く管理できます。
そんな時に大活躍するのが、「Post Expirator」というプラグインです。この記事では、Post Expiratorのインストール方法から設定手順、注意点まで、誰でも理解できるように詳しく解説していきます。

Post Expiratorとは?

「Post Expirator」は、WordPressの記事や固定ページに公開期限を設定し、指定した日時になると自動で公開状態を変更してくれる便利なプラグインです。

主な利用シーン

  • 季節限定のキャンペーンやイベント情報の公開
  • セール情報の期間管理
  • 古い情報を自動で非公開にして、サイトを常に最新の状態に保つ

また、公開期限を過ぎた記事に対して「削除」「下書き」「非公開」など、どのような処理を行うかも自由に設定できます。

インストール方法

1. プラグインのダウンロード

公式ディレクトリからインストール

管理画面の「プラグイン」→「新規追加」で「Post Expirator」と検索すれば、簡単に見つかります。

公式サイトからダウンロード

Post Expiratorプラグイン公式ページから最新バージョンのプラグインをダウンロードして、手動でアップロードする方法もあります。

2. プラグインの有効化

インストールが完了したら、管理画面から「有効化」をクリック。これで、各投稿編集画面に「Post Expirator」の設定項目が追加されます。

設定方法

投稿編集画面での設定

記事や固定ページの編集画面の右下(もしくはサイドバー)に「Post Expirator」という項目が表示されます。以下の手順で設定してください。

1.「Enable Post Expiration」にチェックを入れる

これにより、記事に公開期限を設定できるようになります。

20141126-2

2.公開終了日時を設定する

  • Year(年)
  • Month(月)
  • Day(日)
  • Hour(時、JSTの場合は日本時間で設定)
  • Minute(分)

たとえば、2014年11月26日21時30分に記事の公開を終了する場合は、各項目にそれぞれ「2014」「11」「26」「21」「30」と入力します。

3.「How to expire」の設定

公開期限が過ぎたときに、記事に対してどのような処理を実行するか選択します。選べるオプションは以下の通りです:

  • Delete(削除)
    ※記事はゴミ箱に入らず、完全に削除されます。再利用の可能性がある場合は注意が必要です。
  • Draft(下書き)
    ※記事は非公開状態(下書き)になり、サイト上には表示されません。
  • Private(非公開)
    ※ログインしているユーザーのみが確認できる状態に変更されます。
  • Category Replace / Add / Remove
    ※公開期限が切れた後に、記事のカテゴリー情報を変更・追加・削除することも可能です。

設定の反映と確認

設定が完了したら、記事を更新または公開して、指定した日時に正しく処理が実行されるか確認しましょう。テスト用に短い期間で設定して、動作を確認することをおすすめします。

注意点とおすすめの使い方

リンク切れ対策

公開期限が過ぎた記事を**「Draft」「Delete」**に設定すると、サイト内に該当の記事のリンクが残っていると「404エラー」(ページが見つからないエラー)を引き起こす可能性があります。

301リダイレクトの設定

プラグインやサーバー側のリダイレクト設定を使って、古いURLから別のページ(例:ホームページやお知らせページ)へ自動転送する設定を行いましょう。

サイト内リンクの整理

公開期限が切れる記事にリンクしている箇所を定期的にチェックし、必要に応じてリンク先を修正することも重要です。

SEOへの配慮

公開期限が切れた記事が突然非表示になると、外部サイトからのリンクや検索エンジン上での評価に影響を与えることがあります。SEOの観点からも、非表示にする際はリダイレクト設定を行い、ユーザーと検索エンジンの双方にとって分かりやすい運用を心がけましょう。

テスト環境での確認

新たに導入するプラグインは、いきなり本番サイトで使用する前に、テスト環境で十分に動作確認をすることが望ましいです。特に、公開期限を過ぎた記事の処理が他のプラグインやテーマと競合しないかを確認してから、本番運用に移行してください。

プラグインのアップデート情報

プラグインは定期的にアップデートされ、新機能の追加やセキュリティ対策が施されます。常に最新のバージョンを使用し、公式のアップデート情報やコミュニティの意見をチェックするようにしましょう。

まとめ

Post Expiratorプラグインを利用すれば、WordPressでの期間限定の情報発信がとてもシンプルに行えます。

  • 期間限定のキャンペーン情報やイベント告知の自動管理
  • 古い記事の整理によるサイトの情報更新
  • SEOやユーザー体験を考慮した運用

これらすべてを自動で行えるため、運営の手間が大幅に軽減されます。サイト運営の効率化や情報の鮮度管理にお悩みの方は、ぜひこのプラグインを試してみてください。

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