Googleのサーチコンソールで速度レポートがアップデートされました。

投稿日:2020.05.29.
更新日:2025.05.27.

SEO

運用

株式会社TREVOの月額制ホームページ制作サービス
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板浪 雅樹
執筆・編集 板浪 雅樹

2005年から WEB 業界一筋。500サイト超を手がける SEO・WordPress のエキスパート。「公開後こそ本番」を掲げ、データ分析とユーザー視点で成果を引き出す運用を提案。

2005年に制作会社へ入社後、プログラマーからキャリアをスタート。サーバー構築・データベース設計で培った技術を強みに、WordPress テーマ/プラグイン開発やサイト移行の難案件を多数担当してきました。
2010年以降は SEO エンジニアとしても活動領域を拡大。コンテンツ設計・内部リンク最適化・高速化チューニングにより、競合の激しいビッグキーワードで上位獲得を実現してきました。
現在は TREVO のウェブディレクターとして、要件定義から運用改善まで一気通貫でリード。AI ライティングや GA4/Looker Studio を活用したレポーティング手法を開発し、「数字で説明できるサイト運用」をポリシーにクライアントの ROI 最大化を支援しています。
趣味/強み:筋トレとランニングで日々の集中力をキープ。複雑な課題を“仕組み”で解決するのが得意。
モットー:「サイトは資産。改善を止めた瞬間から価値は目減りする」

執筆記事:記事一覧ページ
SNS:x(旧 Twitter)@TREVO_WEB

SEO対策で重要な指標となるページの速度が確認できるGoogle Search Consoleで、「ウェブに関する主な指標」がアップデートされました。
これまでは、参考にできないぐらいシビアで、ほとんどが低速として表示されていましたが、アップデートで改善されました。
新しい指標も導入したことで、ユーザーがどの部分で遅いと感じているのかも確認出来る様になりました。

改善点

レポートを3つのグループに分けられました。

  • ステータス別
  • 指標タイプ別
  • URL グループ

レポートでは、モバイルとPCに分かれており、それぞれに[低速]、[改善が必要]、[良好] のタブが用意されています。
それぞれのタブをクリックすると問題となるURLが表示され、問題点を教えてくれます。
弊社の場合は、PCサイトで「CLS に関する問題: 0.25 超」という問題が表示されました。

TOPページに構成を考え直す必要がありそうです。
イメージ画像を廃止してユーザーが求めている情報を分かりやすく上部に表示する必要がありそうです。
デザインも含めて対処方法を考えます。

ステータスの定義

/良好改善が必要低速
LCP2.5 秒未満4 秒以下4 秒を超える
FID100 ミリ秒未満300 ミリ秒以下300 ミリ秒を超える
CLS0.1 未満0.25 以下0.25 を超える

LCP(Largest Contentful Paint)

良いユーザー体験を提供するために、サイトはページが読み込まれ始めてから最初の2.5秒以内にLargest Contentful Paintが発生するように努力する必要があります。
ほとんどのユーザーがこの目標を達成していることを確認するために、モバイルデバイスとデスクトップデバイスでセグメント化されたページロードの75パーセンタイルを測定するのが良いしきい値となります。

ユーザーが URL をリクエストしてから、ビューポートに表示される最大のコンテンツ要素がレンダリングされるまでの時間。
通常、最大の要素となるのは、画像、動画、大きなブロックレベルのテキスト要素です。URL が実際に読み込まれていることが読み手にわかるという点で、この指標は重要です。
レポートに表示される Agg LCP(集計 LCP)は、グループ内 URL へのアクセスの 75% が LCP 状態になるまでに要した時間です。
参照:ウェブに関する主な指標レポート

FID(First Input Delay)

良いユーザー体験を提供するために、サイトは初回入力遅延が100ミリ秒以下になるように努力する必要があります。
ほとんどのユーザーがこの目標を達成していることを確認するために、モバイルデバイスとデスクトップデバイスでセグメント化されたページロードの75パーセンタイルを測定するのが良いしきい値となります。

ユーザーが最初にページを操作したとき(リンクのクリックやボタンのタップなど)から、ブラウザがその操作に応答するまでの時間です。
この測定値は、ユーザーが最初にクリックした任意のインタラクティブ要素から取得されます。この指標は、ページが操作可能になるタイミングを示すものであり、ユーザーがなんらかの操作を行う必要があるページでは重要です。
レポートに表示される Agg FID(集計 FID)は、このグループ内 URL へのアクセスの 75% において、FID がこの値以下であったことを示しています。
参照:ウェブに関する主な指標レポート

CLS(Cumulative Layout Shift)

良いユーザー体験を提供するために、サイトは CLS スコアが 0.1 未満になるように努力すべきです。
ほとんどのユーザーがこの目標を達成していることを確認するために、モバイルデバイスとデスクトップデバイスでセグメント化されたページロードの75パーセンタイルを測定するのが良いしきい値となります。

読み込みフェーズにおけるページ レイアウトの移動量を示します。評価スコアの範囲は 0~1 で、0 は移動なし、1 は移動量が最大であることを意味します。
この指標が重要なのは、ユーザーが操作しようとしたときにページ要素が移動すると、ユーザー エクスペリエンスが低下するためです。
レポートに表示される Agg CLS(集計 CLS)は、グループ内 URL へのアクセスの 75% に対する一般的な CLS の最低値です。
参照:ウェブに関する主な指標レポート

これまで参考にならない事が多かったウェブに関する主な指標ですが、今回のアップデートで重要なポイントが分かりやすくなりました。
ユーザーが快適にホームページを利用してもらえるように改善していきたいと思います。

TREVOは、SEOに強いホームページ制作に力を入れており、「剪定 大阪」や「注文住宅 枚方」などで検索上位を実現した実績があります。

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