コア・ウェブ・バイタル(Core Web Vitals) | 大阪 の ホームページ制作 会社TREVOの用語集ページ

用語集

コア・ウェブ・バイタル(Core Web Vitals)

2024.12.18.

SEO

X Facebook Pocket LINE はてブ

コア・ウェブ・バイタルは、あらゆるウェブページに適用され、すべてのサイトオーナーが計測すべき重要な指標群で、Googleの各種ツールにも反映されるウェブ バイタルのサブセットです。これらの指標は、ユーザーエクスペリエンス(UX)の具体的な側面を示し、実際の利用環境で計測可能なユーザー中心の成果を明確に表しています。

コア・ウェブ・バイタルを構成する主な指標

コア・ウェブ・バイタルは、時間とともに進化しますが、2020年時点では以下の3つのメトリクスを重視しています。これらは「ページの読み込み速度」「インタラクティブ性」「視覚的な安定性」という、ユーザー体験において欠かせない3つの要素に焦点を当てています。

LCP(Largest Contentful Paint)

  • 概要: ページが読み込みを開始してから、最も大きなコンテンツ要素が表示されるまでの時間を測定
  • 目標値: 2.5秒以内

FID(First Input Delay)

  • 概要: ユーザーがページ上で最初の操作(クリックやタップなど)を行ってから、ブラウザが応答し始めるまでの時間を測定
  • 目標値: 100ミリ秒未満

CLS(Cumulative Layout Shift)

  • 概要: ページ表示中に要素がどの程度予期せず移動するかを測定し、視覚的な安定性を評価
  • 目標値: 0.1未満

これらの指標は、モバイル・デスクトップ両環境でページロードの上位75%のユーザーセッションで所定の目標値を達成していることが望まれます。コア・ウェブ・バイタルの評価ツールでは、この75パーセンタイルにおいて上記3つの目標値を満たせば、「合格」とみなすことが可能です。

Googleの取り組みとWeb Vitalsイニシアチブ

Googleは長年、ウェブパフォーマンスを計測・報告するためのツールを数多く提供してきました。その反面、開発者やサイトオーナーにとっては豊富な指標やツールを使いこなすことが難しいと感じる場面もありました。

Web Vitalsイニシアチブは、これらの複雑な環境を簡素化し、サイトオーナーがユーザーエクスペリエンスにおいて最も重要な指標である「コア・ウェブ・バイタル」に集中できるようにするための取り組みです。このガイダンスにより、サイトオーナーは専門的なパフォーマンス知識を持たなくとも、自らのサイトが提供しているユーザー体験の質を把握し、改善へとつなげることができます。

株式会社TREVOの月額制ホームページ制作サービス
PR

X Facebook Pocket LINE はてブ
WEB無料相談