ユーザーが使いやすい入力フォームのデザインのポイント

投稿日:2023.08.01.
更新日:2025.04.12.

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衣川 知秀
執筆・編集 衣川 知秀

デザイン歴 20 年超、500 サイト以上を監修。ブランド戦略をビジュアルへ昇華し、使いやすさと美しさを両立させる UI/UX が持ち味。

3DCG 専門学校卒業後、広告代理店で Web デザイナーとしてキャリアを開始。旅館予約システムや商店街プロモーションなど多業種案件で「伝わるデザイン」の基礎を固めました。
その後、制作部門のリーダーとして 5 年間にわたりチームマネジメントを経験。企画立案から撮影ディレクション、公開後の AB テストまで、クリエイティブとマーケティングの橋渡し役を担ってきました。
2013 年に TREVO を共同設立。現在はデザイン、UI ガイドライン策定やアクセシビリティ監修を担当。
最近の取り組み:AI 生成画像と手描きイラストを組み合わせたブランドビジュアル開発とプロトタイプ検証。
信条:私たちが目指すのは、ホームページ制作を通じてお客様がハッピーになること。そして、そのホームページを訪れるユーザーが心地よく、笑顔になれるような体験を提供し、世の中にポジティブな影響を少しずつ増やしていくことです。
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お問い合わせ、資料請求、会員登録などの入力フォームはホームページにアクセスしたユーザーとのコンタクトポイントになり、webサイト運営にとって非常に重要になります。
商品を購入したり、お問い合わせをしようとしているユーザーが、入力フォームに不備があったためページから離脱してしまうことになれば非常にもったないです。
ユーザーに送信完了までの最終アクションをしてもらうには、より使いやすいフォームにおいてデザインが必要になります。
使いやすいフォームデザインを実現するためには、以下の要点に注意することが重要です。

ユーザーが使いやすい入力フォームのデザインのポイント

シンプルで直感的なレイアウト

フォームはシンプルで直感的なレイアウトにすることで、ユーザーが迷わずに入力できるようにします。
入力フィールドやボタンの配置はわかりやすく、スムーズな操作ができるように配慮が必要です。

必要最小限の情報の収集

ユーザーにとって不必要な情報の収集を避けることが大切です。
入力項目を最小限にし、必要な情報のみを収集するようにします。
余分な項目があると、ユーザーに入力の手間をか不信感をもたれ、入力を放棄する可能性が高まります。

視覚的な整合性

フォームのデザインは、サイトやアプリの全体的なデザインと整合性があることが重要です。
一貫性のある色、フォント、ボタンのスタイルなどを使用して、ユーザーがサイト内でのフォームを認識しやすくしましょう。

エラー処理とフィードバック

入力エラーが発生した場合、分かりやすいメッセージと共にエラーを表示し、正しい入力方法を示すことで、ユーザーが修正しやすくします。
また、フォームの送信が成功したかどうかの確認も必要になるので、送信完了ページと確認メールの設定をするようにしましょう。

適切な入力方式を採用する

例えば、ラジオボタンで並べても多くない項目数をプルダウン方式するのは、ユーザーにワンタップ多く操作させることになります。
このようになるべくユーザー負担をかけいない入力方法を選択するようにしましょう。

モバイルフレンドリー

モバイルデバイスからのアクセスを想定して、フォームデザインを最適化しましょう。
入力フィールドやボタンが指で簡単に操作できるようなサイズになっているか確認し、スマートフォンやタブレットからも快適に利用できるようにしてください。

プログレッシブディスクロージャ(段階的開示)の採用

複数のステップにわたるフォームを設計する場合は、プログレッシブディスクロージャを使用して、進捗状況を表示し、ユーザーに次のステップが何であるかを理解しやすくします。

サポート情報の提供

ユーザーがフォーム入力中に質問があったり、ヘルプが必要な場合に備えて、適切なサポート情報を提供しましょう。
コンタクトフォームやよくある質問(FAQ)へのリンクなどを配置すると良いです。

テストと改善

デザインを決定した後は、ユーザーが実際に使用してみて、問題点や改善すべき点を把握するために、フォームをテストしてみましょう。
ユーザーのフィードバックを取り入れて、使いやすさを向上させていくことが大切です。

まとめ

お問い合わせや新規会員登録などの入力フォームにアクセスしたユーザーは、ホームページで提供しているサービスに関心が高いです。
そのようなユーザーを入力フォームの不備によって逃がしてしまうことは機会損失につながります。
ユーザー目線を考えて、ユーザーが入力しやすく使いやすいフォームを意識して作成することが大切です。

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