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ホームページ制作(ウェブ制作)で考える黄色の効果と意味

2021.02.16.

ホームページ制作

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ウェブデザインをする時にはメインのカラーを軸に考えて制作をします。
以前に青色について書いたので今回は、明るい、楽しい、注意、緊張を連想させる黄色につてい書いてみます。
この記事は【2015年5月19日】の記事をリライトしています。

黄色とはどんな色?

・カラーコード → 赤と緑の中間色
          RGB | R255 G241 B0
          HTML COLOR(HEX) | #FFF100
・色三原色(シアン・マゼンダ・イエロー)の一つ
・暖色系の中で一番明るい色
・黒との組み合わせで「注意」「警告」の意味を強く持たせることが出来る。

黄色が使われているもの

私たちが普段目にする人工物や自然物の中にも、黄色は様々なところで目にします。黄色は、メインカラーとしても、また、アクセントカラーとしても活躍し、あらゆる場面で重宝されているように感じます。では、実際に使用されているものを「人工物」と「自然物」に分けてみてみましょう。

人工物

ホームページ制作(ウェブ制作)で考える黄色の効果と意味
・信号機
・児童が通学などに使うもの(横断旗、帽子、傘、レインコート)
・お金の関係
・スマイルマーク
・スクールバス(アメリカ)
・標識
・遮断機

自然物(一般に根ずくイメージ)

ホームページ制作(ウェブ制作)で考える黄色の効果と意味
 ・ひまわり
 ・蝶
 ・星
 ・紅葉
 ・太陽(海外)
 ・スズメバチ

黄色の使われ方からわかること

たし達はそれぞれ個人の中に色の印象を持っていますが、標識や世界共通のデザインに使われているものがある(非常口のピクトデザインや、五輪マークなど)という事は、一般的に根付いている色の印象が現実にあるということです。
第二章では「人工物」と「自然物」に分けて黄色が使われている物やデザインについて見てみました。この章では、実際に使用されている物に着目し、そのデザインになぜ黄色を使用したのかという逆説的な観点から、一般的に根付く色の印象を解読します。黄色の印象、または不相応な印象を見てみましょう。

黄色がもつ一般的な印象

・陽気さ、ポジティブさ
・アクティブさ、軽快さ
・楽天さ
・友好的、幼さ
・のどか

黄色は、もっとも自然光に近い色で海外では太陽の色とされていています。日本は太陽を「赤色」で書くことが多いと感じますが、これは緯度が関係しています。高緯度の場合(ヨーロッパなど)は青みを強く感じるため、世界でみると、太陽は「黄色」で描くことが多いようです。そう考えると日本に根付く色の印象も世界からみると少数派だったんですね。
色と印象の関係は、此処では書ききれないほどに深いようです。

・変革、変化
・緊張、危機
・注意、警告

黒と組み合わされることによって、黄色は警戒色の効果を発揮します。これはスズメバチやトラの縞模様からインスピレーションを受けて、危険=黄色+黒の配色という印象が一般的に根付いていることが要因と考えられます。

ホームページ制作(ウェブ制作)で考える黄色の効果と意味

黄色がもたないであろう印象

・冷たさ
・ネガティブさ
・冷静さ、静けさ

第一章にも述べたように、原色の黄色をRGBであらわすと、 R=255 G=241 B=0 となります。つまり原色の黄色は青の光の要素が一切含まれていません。青色ときいて思い浮かべる印象は、静けさや冷たさ。水という物を思い浮かべ、そこから関連づけられた印象でもあるかもしれません。黄色と青色は完全な補色(色相関にて真逆に位置する色)ではないものの、暖色・寒色というカテゴリーの中では対極にあるため、印象も相反するものになりやすいのではと考えられます。

黄色の心理効果

・活動的にさせる
・注目させる
・活力を与える

光・希望などポジティブなイメージを連想させ、楽しい気分や楽天的な考え等明るい気分にを生み出します。

まとめ

さて、ウェブサイトに色の印象を活かす場合、ユーザーに製作者の意図する印象を完璧に与えることはとても難しいことです。作り手が考える印象を色任せで伝えようとするのではなく、【ユーザーと制作者の大幅なイメージギャップを避ける】ことに重きを置くことをおすすめします。色がもつ印象や効果とともに、持たないであろう印象にも注目してみると、ユーザビリティの高いウェブサイトとなるでしょう。詳しくはこちらの記事でご紹介しています。
また、黄色をメインカラーでホームページ制作に使用するときは彩度を少し下げることをお勧めします。彩度を下げることにより、ユーザー親しみやすさを感じてもらうことが出来ます。女性向けの優しいウェブサイトに使われる淡い暖色をイメージすると分かりやすいですね。トーンについては「ウェブサイトでの色遣いについて」を参考にしてください
加えて、前述の通り黄色・黒の配色を使用する際は注意が必要です。警告としての意味を非常に強く持っているため、無暗に使用することは避けたほうが良いかもしれませんね。これがまさに、ユーザーと製作者とのギャップを生じさせないようにする対策といったところでしょうか。

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経歴: 3DCG制作の専門学校を卒業後、デザイン会社に就職。デザイン会社では主にWEB制作を担当し、旅館の予約システムや商店街にWEBカメラを設置したプロモーション等を展開し、4年後に転職。 株式会社TREVOでデザイン、コーディング、ディレクション、システム開発を担当

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