国別の表を見つける事が出来なかったので世界でのシェア率となりますが、人気CMSの動向は分かると思います。
ホームページ制作でCMSは必要不可欠なシステムとなり、その中でもWordPressは無料で気軽にカスタマイズが可能なCMSとなっています。
弊社でもWordPressでのホームページ制作がほとんどですが、CMSのシェア率を調べる事で新しいCMSの導入テストにつながるかもしれないので、常にシェア率は気にして事が重要です。
近々、ブラウザのシェア率も記事にまとめます。
目次
2020年7月のCMSシェア率
74種類のCMSシェア率となります。
w3techs.comですべてのデータを確認する事が可能です。
圧倒的にWordPressが一人勝ちの状態です。
国内ではMovable Typeの使用率はまだ高いと感じているのですが、世界のシェア率では0.1%以下の中に含まれています。
有料のCMSはシェア率を上げる事が難しいようです。
CMSのみのシェア率
WordPress | 37.8% |
---|---|
Shopify | 2.7% |
Joomla | 2.3% |
Drupal | 1.6% |
Squarespace | 1.5% |
Wix | 1.4% |
その他 | 52.7% |
CMSを使用していないサイトも含んだシェア率
CMSを利用していないホームページが4割あるというのも驚きです。中には独自のフレームワークを用意したりする大規模サイトから、チラシ代わりの1ページのサイトや、ドメインのみで運用しているサイトなど様々だとは思いますが、意外とCMS無のサイトが多かった印象です。
CMS無し | 40.6% |
---|---|
WordPress | 37.8% |
Shopify | 2.7% |
Joomla | 2.3% |
Drupal | 1.6% |
Squarespace | 1.5% |
Wix | 1.4% |
その他 | 12.1% |
6位までのCMS
WordPress
WordPress(WP、WordPress.org)は、PHPで書かれた無料のオープンソースのコンテンツ管理システム(CMS)であり、MySQLやMariaDBデータベースと組み合わせて利用することができます。
機能としては、プラグインアーキテクチャとテンプレートシステムがあり、WordPress内では「テーマ」と呼ばれています。
GoogleもWordPressの利用を推奨しており、世界でのシェア率も圧倒的に高いシステムです。
Shopify
Shopifyは、オンラインストアや小売POSシステム向けの独自のEコマースプラットフォームの名称でもある。
2019年6月時点では約175カ国がShopifyのプラットフォームを利用している事業者が1,000,000社を超え、2018年暦の総商品量は411億米ドルを超えたと報告されています。
Joomla
Joomlaは、株式会社オープンソース・マターズが開発した、Webコンテンツを公開するための無料・オープンソースのコンテンツ管理システム(CMS)です。
JoomlaはPHPで書かれており、オブジェクト指向プログラミング技術(バージョン1.5以降)とソフトウェアデザインパターンを使用し、MySQL、MS SQL(バージョン2.5以降)、PostgreSQL(バージョン3.0以降)データベースにデータを保存し、ページキャッシング、RSSフィード、ページの印刷可能なバージョン、ニュースフラッシュ、ブログ、検索、言語の国際化のサポートなどの機能を備えています
一時期国内でも注目され関連書記が発売されていました。
Drupal
Drupalは PHP で書かれたフリーでオープンソースのウェブコンテンツ管理フレームワークで、GNU General Public License の下で配布されています。Drupal は、個人のブログから企業、政治、政府のサイトまで、世界中のウェブサイトのバックエンドフレームワークを提供しています。
こちらもJoomla同様、国内でも注目され関連書記が発売されていました。
Drupalのサイト
Squarespace
Squarespaceは、ニューヨーク市に本社を置くアメリカの民間企業で、ウェブサイトの構築とホスティングのためのサービスとしてソフトウェアを提供しています。
同社の顧客は、あらかじめ構築されたウェブサイトのテンプレートを使用し、ドラッグ&ドロップでウェブページを作成する事ができるサービスです。
Wix
Wixは、クラウドベースのWeb開発サービスを提供するイスラエルのソフトウェア会社です。ユーザーはオンラインのドラッグ&ドロップツールを使用してHTML5のウェブサイトやモバイルサイトを作成することができます。
国内でもYouTubeなどで広告をみかけた人は多いのではないでしょうか?
WordPressのバージョン毎のシェア率
8割近くがバージョン5を使用しているので、しっかりとアップデートが進んでいる印象です。
弊社の感覚だと国内では、サーバーの移転が進まずバージョン3系をしようしている企業もまだまだ多いと感じます。
日本の場合、CMSに限らずテック系のブームは少し遅れて来る印象があるので、現在アップデートが徐々に進んでいる段階ではないでしょうか?
弊社でも出来る限り新しいサーバーへの移転をお勧めしています。
Version 5 | 80.00% |
---|---|
Version 4 | 18.80% |
Version 3 | 1.00% |
Version 2 | 0.20% |
Version 1 | 0.1%以下 |
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