webサイト運営していると、旧ページから新しいページへURLを変更したいや、リニューアルする際にドメインを変更したいなどの要望があります。
その場合、古いサイトにアクセスしたユーザーを新しいサイトへ転送する必要があります。
そのようなケースで必要になるのがリダイレクトになります。
今回はリダイレクトについてまとめました。
リダイレクトとは
リダイレクトとは、あるページ(URL)に訪れたユーザーを別のページ(URL)に転送するための仕組みになります。
よある代表的な使い方は、リニューアルによるドメインやURLの変更、スマホ、PCサイトによってURLが異なる場合に利用します。
リダイレクトの必要性
リダイレクトが必要な理由は2つあります。
一つがユーザビリティでもう一つがSEOのためです。
ユーザビリティのため
例えばwebサイトのURLやドメインを変更したとします。
その場合、ユーザーが見たいと思ったページにアクセスするとページは存在ことになります。
ユーザは見たいページを探すことになってしまい、非常にストレスになります。
ユーザーがサイトから離れてしまうことが考えられます。
ユーザーを失わないためにもリダイレクトは必要になります。
SEOのため
Googleから評価を受けていたページもリダレクト設定をしていなければ新規ページと扱われ評価がリセットされてしまいます。
リダレクト設定することでページの評価を引き継ぐことができます。
Googleから評価の評価を下げないためにもリダイレクト設定は必要になります。
リダイレクトの種類と設定
リダイレクトには2種類あり、その違いはリダイレクトがどの場所で行われているかによって、サーバーサイドリダイレクトとクライアントサイドリダイレクトに分けられます。
サーバーサイドリダイレクト
その名の通りサーバー側でリダイレクトを設定する方法です。
転送設定を記述してた「.htaccess」ファイルをサーバーに設置することでリダイレクトを設定します。
ユーザーがページにアクセスする場合、ページのリクエストをサーバーに送ります。
その時にサーバー側は該当のページがリダイレクト設定がされていると、リクエストしてページを返すのではなくてリダイレクト設定されたページをユーザーに返します。
そのため、ユーザーは旧ページにアクセスすることなく、リダイレクトされた新しいページを見ることが出来ます。
クライアントサイドリダイレクト
ブラウザ側でリダイレクトを設定する方法です。
こちらはHTMLにリダイレクト設定を記述することでページの転送をします。
「このページは移転しました、◯◯秒後に自動で新しいページへ移ります。もしくは、下記のURLをクリックしてください。」などと表示したページを見かけることがあります。
これは、サーバーサイドリダイレクトのように直接新しいページに転送させるのではなく、HTMLにリダイレクト設定をしているのでユーザは一度、旧ページにアクセスしてから新しいページに転送されるので、
旧ページにページが引っ越しをしたことをユーザーに知らせることが出来ます。
サーバーサイドリダイレクト、クライアントサイドリダイレクトともにリダイレクトを設定をするには代わりなのですが、googleは、サーバーサイドリダイレクトの利用を推奨しています。
理由は、クライアントサイドリダイレクトページは、ページの評価が引き継がれないためです。ただ、サーバーの仕様によっては「.htaccess」ファイルが設置できない場合もあります。
その場合は、クライアントサイドリダイレクトを使うことになります。googleではサーバーサイドリダレクトができない場合の代替え案としています。
まとめ
ページの引っ越し、ドメインの変更など、既存のページからURLが変わった場合は、リダイレクト設定を必ず行いましょう。
せっかページをリニューアルしてもユーザに逃げられ、Googleから評価も下がってしまては意味がありません。
ユーザビリティとSEOのためにもサイトの移転などを行う際にはリダイレクト設定をするように心がけましょう。
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