文章というのは、人の気持ちを大きく動かすものです。文章ひとつで感動することもあれば、逆に激しい怒りを感じることもあるのです。
ただ、せっかく文章を書くのであれば読み手に「そうそう!」と共感してもらいたいものです。
特に、今の時代はインターネットを通して誰もが文章を公開できるようになりました。
インターネット上にはさまざまな文章が溢れています。その中で強く共感を得られるような文章にしていくことができれば、一目置かれる存在となるでしょう。
ここでは、共感を得るブログ記事・文章の書き方についてご紹介していきましょう。
「今回の記事は心理カウンセラーをしているライターさんにホームページと色の関係について記事を書いてもらいました。
大学で心理学を専攻し、卒業後もカウンセリング技術を磨き、現在は心理カウンセラーと同時進行でライターとしても活動しています。」
ターゲットが共感できる具体例を挙げる
共感を得るブログ記事や文章にするためには、まずターゲットが共感できる具体例を挙げていきましょう。具体例というのがポイントになってきます。
例えば、「○○シリーズのゲーム、クリアするの難しいよね」という話よりも「○○シリーズのゲーム、最初のダンジョンからボスが強くてクリアできないよね」という話のほうがより強く「そうそう!」と共感できるものです。実際に経験している方にとっては「そうそう!まさにそうなのよ!」と言いたくなるような例を挙げることがポイントなのです。これによって、文章を読んでいる相手を引き込むことができます。
ただ、この具体例というのは単なる「あるある」で終わってはいけません。
あくまでもそのブログ記事や文章のターゲットとなっている方に対しての共感できる具体例であることが必要なのです。
ターゲットが学生さんなのであれば授業中に居眠りしているときにガクッとなる現象、ターゲットが主婦層なのであれば特売日に狙っていたものに限って買えない現象、ターゲットがサラリーマンなのであれば上司がよく言う小言・・・などターゲットに「そうそう!」と共感してもらえるような具体例であることが大切なのです。
できるだけ詳しく自己開示する
ブログ記事や文章があるということは、その文章を書いて公開している人間がいるということです。
インターネット上にはいろいろな文章が溢れているものですが、どこの誰ともわからない人間が書いた文章というだけで警戒されてしまうこともありますし、信頼性というのも変わってきます。共感してもらうためには、まずその警戒心というものを解く必要があります。そのために自己開示というものが必要になってくるのです。
自己開示というと難しく感じるかもしれませんが、簡単に言ってしまえば「自分はこういう人間ですよ~」と紹介するだけのことです。
ただ、シンプルすぎる自己開示というのはあまり意味を成しません。
例えば、「私はサラリーマンです。」というだけの自己開示の場合、自己開示のつもりかもしれませんが、自己開示のレベルには至っていません。
サラリーマンなんて世の中にたくさんいるのですから、どのような人間なのかというところまでイメージすることができません。しかしながら、これを「私は30代のサラリーマンで接客の仕事をしています。独身で、家にはペットの猫が1匹います。愛猫と戯れるのが毎日の癒しです。」とするとどうでしょうか。一気にどのような人間なのかイメージがしやすくなります。
自己開示で情報を多く開示すればするほど、その中の条件のどれかが読み手の条件にも引っかかるものです。
同じ30代サラリーマンの方もいれば、接客の仕事をしている方、猫を飼っているという方もいるでしょう。このように自分と同じ属性と持っているというのは、それだけで共感を生み出しやすくなります。
積極的に自己開示をしていくことによって読み手の警戒心を解くだけではなく、共感を得やすくすることができるのです。
できるだけ詳しく自己開示していきましょう。
ターゲットが反応しやすいキーワードをちりばめる
文章を読んでいるときに、ひとつのキーワードに目が留まったことのある方は多いのではないでしょうか。
全体を流し読みしているときでも、気になるキーワードを見つけるとそこから真剣に読むということもあるでしょうし、人によっては最初から全部読み直すということもあるでしょう。キーワードをきっかけに文章を読んでもらい、そこから共感を得るということも大切なポイントです。
キーワードというのはターゲットが反応しそうなもの、実際に検索ワードで上位に来るようなものを選びましょう。
例えば、ターゲットをサラリーマンにするのであれば、「転職」「収入」「副業」といったものが反応しそうなキーワードになります。こういったキーワードを文章全体に積極的に使っていくことによって、文章がより読まれるようになりますし、そこからの共感というのもより得やすくなるのです。ターゲットが情報として何を求めているのかをリサーチし、それを文章に反映させていきましょう。
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