文字が多ければいいの?
せっかく作ったコンテンツ。どうせなら検索上位にあげたい…。
検索上位にあがることで、サイトへの訪問者数も増え、収益増加などが見込みやすくなります。
一般的対策として、文字数が多いほど良いとされていますが、本当なのでしょうか?
実態を詳しく調べてみたところ、実は文字数よりも大切なことが存在することがわかりました。
一番大切なのは「質」
Googleはコンテンツの質を重要視しています。
つまり、いくら文字数を多くしても質が伴っていないと判断されるとなかなか上位表示されることは難しいと言えます。
まだインターネットが普及し始めた頃は、文字数が多いというだけで珍しく上位表示されやすかったでしょう。
しかし今や、ブログ総数だけでも1690万件以上ある時代。
たくさんのブログがありますが、アクティブなブログはたったの308万件程度と言われています。割合にすると18%程度です。
絶対数が多くなった現代においては、ただ文字数が多いだけの記事では、太刀打ち出来なくなってきていると考えられます。
ただし逆に考えると、少ない文字数でも質が高い記事は、上位表示される可能性が高くなると言えるのです。
なぜ質の高い記事が求められるのか?
Googleのビジネスモデルは、検索を使うユーザーが広告をクリックすることで収益が発生する仕組みがとられています。
つまりGoogle側としてはたくさんの人に検索を使ってほしいという意図があります。
その為に、質の高い記事を求めているのです。
例えば検索をしても、あまり役にたたないとユーザーが感じてしまう記事しかヒットしなかったらどうでしょう?
多くのユーザーは別の検索エンジンへの乗り換えを検討します。
Google側としては、そのような事態を避けたいので記事に「質」を求めているのです。
質の高い記事とは?
ポイントは多数ありますが、端的に言えば「ユーザーが求めている価値を提供してくれる記事」と言えます。
難しいように聞こえるかもしれませんが、本質はシンプルです。
検索を利用する人は“知りたいこと”があって検索を使います。
ヒットした記事がもし……
- どこかで読んだことがある内容
- コピペでいびつな文章
- 読んで損した
などの気持ちになってしまうものでは、ユーザーは満足しません。
つまり、これと逆の記事が「質の高い記事」となります。
ポイントとしては――
- →独自性がある読者が知らなかった内容
- →誤字脱字がなくオリジナルな文章
- →為になったので友人にもすすめたくなる記事
上記のようなポイントを押さえている記事=Googleやユーザーが求めている質の高い記事。
このように言うことができます。
読者が“読みたい”“シェアしたい”と思うような記事であることが、大切だと言えるでしょう。
質を押さえたうえで文字数を増やす
質の高いコンテンツを作ることが、検索上位にするうえでとても有効です。
質をクリアした上で文字数も多い記事は、さらに上位表示されやすくなります。
一般的には2000~3000文字くらいのコンテンツが推奨されています。
人間の集中力が持続する時間は、最長でも10~15分、最短では3分程度と言われています。
年齢や読書量などによって差が出ますが、3分で読める文字数は約2400文字程度です。
人間の集中力に合わせるなら、3分程度で読める2000~3000文字くらいの記事が、一番効果的と判断することができます。
特に面白くないと感じる記事を3分も読むのは辛いですが、“面白い”“為になる”と感じる記事を集中して読めるとユーザーの満足度は増します。
満足度が高い記事はGoogleも求めている記事ですので、上位表示されやすくなるのです。
ロングテールのキーワードも狙いやすい
アフェリエイターの間で有名なロングテール。
簡単に言うとニッチな市場のこと。
記事で言えば、3単語・4単語以上の「単語数の多い検索キーワード」に当たります。
1単語や2単語の検索キーワードですと、ヒットする記事も多いです。
しかしここは競争相手の多い競合地帯とも言えます。
対して3単語・4単語となると検索ボリュームそのものは少ないですが、その分一気に上位表示されやすいというメリットが存在します。
意図的にロングテールのキーワードを狙おうとするとやや非効率ですが、単語数を多くすればするほど、ロングテールのキーワードも網羅できる可能性が高くなるのです。
ユーザーがどのようなキーワードからあなたの記事にたどり着くかは完全には予測できません。
文字数を多くして裾野を広くしておくことは、それだけ探してもらえる可能性を高めることにもつながります。
まとめ
検索上位に表示されるために、まず求められることは記事の「質」です。
質が高くかつ文字数のある記事ほど求められています。
良質なコンテンツを作り上げることは、それだけインターネット界を豊かにすることにもつながりますので、ポイントを押さえて効果的な記事を作っていきましょう。
関連の記事
- TREVOWP
- TREVOWP