SEO対策はしっかりしているのに、お客様からのお問い合わせが増えない・売上につながらない……など、ユーザーからのレスポンスに不満を抱いていらっしゃる方は沢山いらっしゃるのではないでしょうか。
確かにSEO対策をしているWEBサイトは、全く対策していないサイトと比較するとアクセス数や売上などが上回る傾向にあります。しかしSEO対策だけでお問い合わせが増える、と思い込むのは大きな間違い。
目次
SEO対策の意味を知る
そもそもSEO対策とは「Search Engine Optimization」の略、つまり検索エンジン最適化のことを指しています。
アクセスアップについての知識をあまりお持ちでない方に共通してよく見られるのは「SEO対策さえすればレスポンスが得られる」という勘違い。SEO対策はあくまで、「検索エンジンでユーザーが関連ワードを検索した際、自分のサイトを上位に表示させるための対策」であり、集客のための魔法の言葉ではないのです。
WEBサイトを実店舗として考える
WEBサイトを実店舗として考えてみてください。
大々的に広告を打ち、立地も最高の所に建て、お客さんも頻繁に訪れているとします。
しかしお店に並ぶ商品に何の魅力もなければどうでしょうか。あるいは品揃えが悪かったり、サービスが悪かったら?
当然、どれだけ客足が多くても、こんなお店じゃ売上にはつながらないですよね。
今回はこれらのことを念頭に、SEO対策とユーザーからのレスポンスの関係についてみていきたいと思います。
キーワード検索で上位に表示されない
そもそもキーワード検索をかけたとき、検索エンジンの上位に表示されていない、という場合はSEO対策そのものを見直した方がいいでしょう。
まずは自サイトの内容と、検索エンジン上位に表示されている競合他社のサイトを比較し、以下のことを確認してみてください。
- ページの内容は比較対象のサイトよりも充実しているでしょうか?
- 更新頻度は比較対象より上でしょうか?
検索エンジンが表示順位を決定する際、以上のことを非常に重要視してきます。
WEBサイトを構築してからほとんど更新をしていない方は、ブログなどのコンテンツを置いて頻繁な更新を。
また検索エンジンから評価されるためには、1ページあたり最低でも1000文字は必要と言いますから、内容の薄いページがあればコンテンツを充実させるか、いっそのこと不必要なページは削除、あるいはインデックスさせないようにしてしまってください。画像ばかり使用しているページは文字に置き換えるか、「alt=””」にきちんと画像の説明をしましょう。
サイトの品質=ページ数ではない
検索エンジンは1ページごとに評価をしていますから、品質の悪いページがひとつでもあればサイト全体の評価が下がってきます。サイトの充実とはただページを増やせばいいというものではなく、1ページあたりの情報量が重要です。
情報量の少ないページを思い切って削除した結果、表示順位が上がったという話はよく聞きますし、またペラサイトであっても1ページあたりの情報量を数万文字にした結果上位表示された、という話もあります。
ただし、文字数稼ぎや検索エンジン対策のために関連ワードをずらずらと並べる無意味な単語の羅列は、絶対にしてはいけません。
一昔まえのSEO対策としては確かに有効な手段でしたが、現在の検索エンジンにおいては文脈のおかしいページはスパムとみなされ、ペナルティの対象になっています。
ビッグワードばかり狙っていないか?
これらのことをきちんと行っていても上位になれない、という場合は、そもそも狙っているキーワードを見なおしてみましょう。
例えば、「商品名」のみの超ビッグワードで対策を行っていたりしませんか?あるいは複合ワードであっても、ライバルの多いキーワードで対策を行っていたりしないでしょうか?
検索エンジンからの評価の中には、「ドメインの信頼度」というものも含まれています。
ドメインの信頼度は当然大手企業や運営年数の高いWEBサイトの方が高いですから、どんなにサイト内容を充実させたところで、ドメイン信頼度の低いサイトでは太刀打ちできない現実があります。
ビッグワードと言われるキーワードたちは、このようなドメイン信頼度の高いサイトがずらりと上位にラインナップされていますので、上位表示を狙うのはかなりの難易度と見た方がいいでしょう。
キーワードを決める際は、ライバルが少なくそこそこ検索数のあるニッチな複合ワードを複数狙っていくのが基本です。
またトップページだけでなく、自サイト内の全てのページで検索上位に入れるよう工夫すれば、ひとつひとつのキーワードからの流入数は少なくても総合的なアクセス数が稼げるでしょう。
キーワード検索では上位に表示されている
では、キーワード検索では上位に表示されているのにも関わらず、お問い合わせの手応えがない……という場合はどうすればいいのでしょうか。
この場合はSEO対策ではなく、そもそもコンテンツ自体に魅力がないということを認めなければいけません。
売上につながるWEBサイトの基本は、商品の魅力を上手に伝えることです。
もしライティングに自身がないのであれば、プロのライターさんにお願いしてみましょう。キャッチコピーを作ってもらうのもいいかもしれません。
そして、以下のことも確認してみてください。
- わかりやすいサイト構成になっているか(3クリックで全てのページにアクセスできることが理想と言われています)
- デザイン重視で利用しにくいサイトになっていないか(見た目はおしゃれだけれど、どこに何があるかわからない・重すぎるというのはよく見かけます)
- 競合他社と同製品を極端な高値で売っていないか(これだけネットの普及した時代ですから、ちょっと調べればすぐに価格の比較はできてしまいます)
- 専門用語を並べすぎて、理解できるユーザーが極端に絞られていないか(横文字を使いたがるサイトもこれにあたります)
先に書いた実店舗の例えのように、魅力の無いコンテンツであれば他社で購入しますよね。
コンテンツを充実させることは、ユーザー目線だけでなく、検索エンジン対策においても重要なことですので、しっかりと作りこみましょう。
まとめ
一昔前のSEO対策といえばとにかく被リンクを増やすことでしたが、現在の検索エンジンは内容がどれだけ充実しているかを重要視する傾向にあります。
下手な小細工をするより、お客様目線で丁寧なサイト作りを心がけていれば、自然と表示順位も上昇しますし、なによりも訪れてくれたユーザーの心を掴み、売上の上昇に繋がることと思います。
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