ブログをやっていると、写真を入れた記事だけ妙に反応がいいといったことを経験することもあるかと思います。
もちろん、それはたまたまではありません。実際に、ブログ記事には写真を入れたほうがいいと言われているのです。では、なぜブログの記事に写真を入れると効果が出やすいのでしょうか。
ここでは、その理由について解説していきたいと思います。
読みやすくなるから
ブログ記事に写真を入れると、効果が出やすい理由のひとつとして挙げられるのが読みやすさです。というのも、ブログ記事に写真を入れることによって読みやすくなるのです。
例えば、1記事が何千文字、何万文字というブログ記事を読むときに、文字だけというのはかなりつらく感じられるのではないでしょうか。ただひたすらに文字列が並んでいるだけの状態というのは、読み手にもプレッシャーがかかります。
スクロールしてもスクロールしても文字だけという状態は、さすがに嫌気がさしてしまいます。特に、今の時代を生きている方というのは活字離れが叫ばれていますので、なおのことでしょう。
しかしながら、同じ文字数であってもこれに写真が入ってくると一気に読みやすくなります。
読者は文字だけというプレッシャーからも解放されますし、言ってしまえば写真で目を休ませることができるのです。論文などを思い浮かべていただければよくおわかりになるかと思います。読みやすい論文というのは、写真がところどころに挿入されているものです。一方で、写真のない文字だけの論文というのはうんざりとしてしまいます。
もともとブログ記事というのは、小説とはわけが違います。最初から小説を読むのであれば文字だけでもまったく問題はないのですが、ブログ記事を読もうとしている人に文字だけのブログ記事を見せれば「うわぁ」と思われてしまうのです。
文字だけの長文のブログ記事を読み手が想定していないとも言えます。仮に長文でなくとも、文字だけというのは味気ないものです。写真があるだけで読みやすくもなりますし、華やかさも出るといえるのではないでしょうか。
わかりやすくなるから
ブログの記事に写真を入れると効果が出やすい理由としては、わかりやすさも挙げられます。写真があることによって、ブログ記事の内容もわかりやすくなるのです。
例えば、「黒地にゴールドの刺繍で星座が描いてあるフリルのワンピース」といった説明をするとき、人によっては本当に星と星を線でつないだだけの星座を思い浮かべる方もいるでしょうし、それぞれの星座のモチーフが刺繍されているワンピースを思い浮かべる方もいるかもしれません。
フリルだって全体についているものと思う方もいれば、裾だけにフリルがあしらわれているものと思う方もいるかもしれません。人によって受け取り方がさまざまだからこそ言葉での説明というのは、完璧ではありません。
しかしながら、「黒地にゴールドの刺繍で星座が描いてあるフリルのワンピース」の実物の写真を乗せてしまえば一気に解決します。わざわざ言葉で説明する必要もなくなりますし、読み手にもどういう代物か一発でわかるようになるのです。読み手にとって「わかる」という感覚はとても大切です。
この「わかる」という感覚は一種の爽快感でもありますので、ブログ記事を通して読み手は爽快感を得ることができるのです。だからこそ、ブログ記事に写真を入れると読み手の反応が変わってくるのです。
人間味が感じられるから
ブログの記事に写真を入れることによって、読み手は人間味を感じられるという部分もあります。というのも、ブログというのは現代人にとってかなり身近なツールになりました。そのため、ブログの読み手というのも昔に比べると目が肥えているのです。
目が肥えている方にとって、文字だけのブログというのは「コピペなのではないか?」といった疑いも薄っすらと出てくるものです。
しかしながら、ブログ記事に写真が入るとブログ記事のオリジナリティーというものも感じられますし、実際にブログを更新している本人が撮影した写真であれば人間味というものも実感できます。「この人が書いてるのか」と安心できる部分もあるでしょう。
ある意味では、野菜の生産者の顔がわかるときの安心感に似ています。
どこかからのコピペでもなく、ロボットが書いたものでもなく、人間味に感じられるブログ記事だからこそ、感情が動くということもあるでしょう。
実際に、ブログに掲載した写真からの共感といったものも得られやすくなるのではないでしょうか。ブログに写真を掲載するためにはそのための作業が必要になってくるのですが、ちょっとしたひと手間でも読み手の受け取り方は大きく変わってくるのです。
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