インターネットが普及したことによって、多くの企業がホームページを持つようになりました。企業としてはホームページを作っている以上、できることならそこから何かしらのアクションをユーザーに起こしてほしいものです。このユーザーのアクションというのはホームページの色によって左右されるということをご存知でしょうか。
色というのは思っている以上に人の心に働きかけますし、それによって行動も変わってくるのです。
ここでは、心理学という視点からホームページからお問い合わせしたくなるような色についてご紹介していきましょう。
「今回の記事は心理カウンセラーをしているライターさんにホームページと色の関係について記事を書いてもらいました。
大学で心理学を専攻し、卒業後もカウンセリング技術を磨き、現在は心理カウンセラーと同時進行でライターとしても活動しています。」
購買色の赤
情熱やエネルギーなどのイメージさせる赤は、実は購買色と呼ばれています。購買色という言葉からもお分かりになりますように、購買意欲をかきたてる色ということになります。
例えば、一般的なお店でのセールを思い浮かべてみましょう。セール期間中というのは、店舗全体がどことなく赤っぽくなっているのにお気づきでしょうか。
店内には赤文字でセールと書かれた張り紙がしてあったり、値札や商品のタグにも赤いシールが使われていたりするものです。チラシなどでも赤が多く使われています。こういったこともあり、「セール=赤い札」といったイメージが完全にできあがってしまっている方も少なくありません。
では、なぜ赤が購買色となるのでしょうか。赤というのは、人の気持ちを高めてくれる色です。簡単に言ってしまえば、テンションが上がるのです。テンションが上がることによって飲食店であれば「食べよう!飲もう!」という気持ちになりますし、アパレルショップであれば「買おう!」という気持ちになるのです。
この赤をホームページに取り入れることによって、ユーザーが「問い合わせをしよう!」という気持ちになる可能性はかなり高いのです。赤の同系色にはオレンジがありますが、オレンジも赤と同じような効果があります。問い合わせのボタンには、赤やオレンジを採用するといいかもしれません。
ターゲットを意識した色
そのホームページは、どのような層をターゲットにしているのでしょうか。ターゲットを意識した色をホームページに採用することによって、ユーザーに「問い合わせしたい!」と思わせることができます。
例えば、女性をターゲットにしている企業のホームページというのはピンクを使っていることが多いものです。一方で、男性をターゲットにしている企業のホームページは黒や青を使っているところが多いものです。
お子さんをターゲットにしていれば黄色、自然志向の方をターゲットにしていれば緑といった具合に、それぞれのターゲットを意識したホームページというのは多いものなのです。また、そういったホームページというのは、やはりホームページを見た方がそこから何らかのアクションを起こす傾向にあります。
というのも、それぞれのターゲットを意識した色を使うことによって「同族意識」や「集団に属したい意識」というものを刺激することができるのです。
例えば、女性のイメージカラーというのはやはり一般的に考えてもピンクでしょう。女性がピンクのホームページを見たときに、「ピンクのホームページだからこそ女性である自分に合っている」と感じるのです。
ホームページがピンクだからこそ同族意識を持ちますし、同族意識を持つからこそ女性である自分もこの集団に属したいと思うものなのです。もともと人というのは自分をラベリングしたいものなのです。「女性だからこそ女性が好みそうな集団に入りたい」というのは当たり前のことですし、女性以外にもこういった傾向が見られるのです。
色の対比も重要
ホームページでは色の対比も重要になってきます。例えば、ホームページでお問い合わせを期待するページがあるとします。
そのページ全体がシルバーで統一されていて、お問い合わせボタンもシルバーであれば、そもそもユーザーはお問い合わせのボタンの存在すら見つけられないかもしれません。つまり、お問い合わせがきちんと目立つようにしなければいけないのです。先でもお話しした赤やオレンジといった色にしてもいいでしょう。
シルバーの中で赤やオレンジというのは目立つでしょうから、確実に存在を認識させることができますし、そこからボタンのクリックまで誘導できる可能性も高まります。
ただ、目立てばいいというわけではありません。お問い合わせのボタンだけが異常に浮いてしまったり、悪目立ちしたりするようであれば、それは逆効果になってしまいます。
要は、ただ目立つだけではなく、他のページとの相性も重要になってくるのです。色の組み合わせには何となく気持ち悪いなと思うものもあれば、逆にポジティブなイメージを与えるようなものもあります。色単体ではなく、その色との相性についても考えてホームページの色の配置というものを決めていきましょう。
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板浪雅樹