以下は2014年10月27日に書かれた記事を、2024年現在の視点でリライトしたものです。
当時、弊社ウェブサイトの「制作実績」ページ(https://www.trevo-web.com/work)左メニューがごちゃごちゃしていて見づらいと、お客様からご意見をいただいていました。しかし、なかなか対応できずにいたのが現状でした。
先週末、ようやく重い腰を上げ、制作実績ページの構成を見やすく改良。その結果、この変更を足がかりに、スタッフブログのメニューなど、他の部分も改善していく目標が立てられました。
ウェブサイトを運営するという事
ホームページを公開している以上、少しずつでも改良していく必要があります。大幅なリニューアルではなく、小さな変更であっても、ユーザーが使いやすいように改善することは非常に大切です。
2014年当時も、海外のウェブサービス(FacebookやGoogleなど)は日々小さな変更を積み重ねてユーザー体験を向上させていました。Appleの公式サイトでは、ある日スライド式の製品ギャラリーが導入され、翌日にはまた別の形式に戻るといった素早い検証が行われていました。
こうした日々のアクセス解析やユーザーフィードバックに耳を傾け、サイトを少しずつ使いやすくしていく姿勢は、現在(2024年)でも重要です。
小さな修正はコストがかかる
もちろん、小まめな修正や改善にはコストが発生します。特に、自社にWeb担当者がいない場合、運営費や外注費が問題となるでしょう。
それでも、月に一度、気づいた点をまとめて改善するだけでも使い勝手は向上します。コンテンツを増やすことだけが運営ではありません。既存のコンテンツをより使いやすくすることも、ホームページ運営の大切な要素です。
情報の整理
当時の記事では、SEOを重視しすぎてページが増えすぎる問題が指摘されています。キーワードを増やすために大量のページを作ると、ユーザーが目的の情報にたどり着きにくくなり、ユーザビリティが下がります。
また、ブログを使う場合も、カテゴリーが増えすぎて混乱したり、見づらくなったりすることがありました。これは弊社の制作実績やスタッフブログで起きた現象そのものです。
現代(2024年)のSEOは、単純なページ数やキーワード密度よりも、ユーザーの利便性や検索意図への対応、E-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)といった要素が評価されます。いくらアクセスが増えても、使いづらいサイトではコンバージョンは増えません。ユーザービリティ(ユーザーが求める情報へ簡単にたどり着ける使いやすさ)を重視することが、本当の意味でのSEO対策といえるでしょう。
まとめ
当時の記事では、「ウェブサイト(ホームページ)運営に関する本を紹介した直後に、自社サイトの運営をおろそかにしていることを反省」しています。お問い合わせが順調だと、どうしても改善を先延ばしにしてしまいがちですが、ウェブサイト運営は手間と時間がかかることを再確認しました。
弊社の場合、営業担当がいないため、サイトが大きな集客ツールです。だからこそ、使い勝手やユーザーファーストな視点が一層重要になります。2024年現在も、「小まめな改善」はアクセス解析・ユーザーフィードバック・トレンドの変化への適応として欠かせません。
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