Googleのウェブマスター向け公式ブログで「2015年にGoogleが実施したウェブスパムへの対策」という記事が公開されました。
ホームページを制作する上で、過度なSEO対策や古い手法のSEO対策はウェブスパムと判断される事があるので、常に気を付ける必要があります。
ここ最近のSEO対策は、コンテンツ主体の対策も増えているので、どの様なサイトがウェブスパムに該当するのかを確認しておきましょう。
目次
ウェブスパムとは?
Googleのサーチコンソールページにウェブスパムの定義を確認する事が出来ます。
「ウェブスパム」とは、Google をだまして掲載順位を上げようとするページのことです。」
Googleの品質ガイドラインでは、以下の手法を使用しない様に注意を呼び掛けています。
次のような手法を使用しないようにします。
- コンテンツの自動生成
- リンク プログラムへの参加
- オリジナルのコンテンツがほとんどまたはまったく存在しないページの作成
- クローキング
- 不正なリダイレクト
- 隠しテキストや隠しリンク
- 誘導ページ
- コンテンツの無断複製
- 十分な付加価値のないアフィリエイト サイト
- ページへのコンテンツに関係のないキーワードの詰め込み
- フィッシングや、ウイルス、トロイの木馬、その他のマルウェアのインストールといった悪意のある動作を伴うページの作成
- リッチ スニペット マークアップの悪用
- Google への自動化されたクエリの送信
2015年のウェブスパムとはどんなものか?
不正なハッキングの被害に遭うサイトが増えた
2014年と比べると180%もハッキングされるサイトが増えたそうです。
WP等のCMSでもハッキングに関する話題は年々、増加傾向にあります。
価値のない質の低いコンテンツを含むスパム サイトが増えた
これは、適当な文章を増やして、ユーザーの望まないキーワード等を羅列しただけの品つの低いサテライトサイトの様なページが増えているという事です。
品質の低いページ
- 自動生成されたコンテンツ
- 内容の薄いアフィリエイト ページ
- 他のソースからのコンテンツ(例: 無断複製されたコンテンツ、低品質のゲストブログ記事)
- 誘導ページ
Googleはどのような対策を行ったのか?
検索結果の改善
ほとんどは検索のアルゴリズムを改善しハッキングが行われたサイトに対しても対策が可能となった様です。
手動での対策
430万通以上のメッセージをウェブマスターに送信する事で、手動による対策を行っています。
ウェブマスターからの再審査リクエストに対応
スパムと判断された箇所をウェブマスターが解決する事で、スパムサイトを解消した数が、2014年と比べると33%増えました。
まとめ
スパム認定されると、検索順位から消えてしまう事も有ります。
楽な方法でSEO対策するのではなく、ユーザーにとって有益なページを運営する事が大切です。
Googleも、検索結果をユーザー第一で考えて、使いやすいサービスへとアップデートを繰り返しています。
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