ホームページ制作で大切となるのがSEO対策とコンバージョン率を上げるコンバージョン率最適化(Conversion Rate Optimization CRO)です。
ホームページは、制作後にSEO対策とコンバージョン率を上げる為の運用が始まり、日々いかにお客様からお問い合わせを頂くかを考える必要があり、SEO対策だけ頑張ってアクセスを増やしてもホームページに訪れたお客様がお問い合わせしてもらえなければ意味ありません。
お問い合わせ(ゴール)を最適かする施策をコンバージョン率最適化(CRO)の中でも簡単に始められる施策を紹介します。
コンバージョン率最適化で出来る施策
コンバージョン率最適化をする上で、「自社のホームページがどの様に使われているのか?」、「どんな経路と時間を使用してお問い合わせして頂いているのか?」等を数値化・ジュアル化し分析する事でホームページを改善とテストを繰り返しながらデータを集めていきます。
集めたデータを基に、時間帯、曜日、季節、天気によって追加や表示するコンテンツ・バナー等を調整しお問い合わせや商品購入につなげていきます。
一般的なコンバージョン率最適化で行われる施策や分析に必要なデータとしては、
- A/Bテスト
- アクセス解析
- ビジュアルヒートマップ
- ビジターレコーディング
- コンバージョントラッキングトラッキング
- フォーム解析
- ポーリング
- ホームページに関するアンケート
- スクロール分析
- カスタマの旅程マッピング
- クリック動作を含む詳細なページ分析
等があります。
アクセス解析の設置と分析
まずはgoogleアナリティクスの様なアクセス解析を導入し下記にあるページの「アクセス数」、「滞在時間」、「離脱率」を調べてみましょう。
上記の数字を基に、お問い合わせページや電話問い合わせ、売れている商品やサービスの分析をしましょう。
- TOPページ
- 人気のあるページ
- お問い合わせフォーム
アクセス数が多く滞在時間が短く離脱率の高いページ、アクセス数が多く滞在時間が長く離脱率の高いページ、に関しては、なぜ離脱しているのかを予測する必要があります。
競合他社の方が価格が安い、サービスが充実している等の理由があれば、ページの内容を見直し、競合他社よりも魅力的なページ作りが必要になります。
ページの表示スピードが遅い等の理由で離脱率が上がる事もあります。
まずは、お客様の利用が多いにも関わらず離脱率の多い理由を探してみて下さい。
A/Bテストの実施
離脱率の高いページに関しては、導入するコンテンツを色々試しながら反応をみて改修する必要あります。
Aタイプ、Bタイプのページを用意してお客様の反応の良いページを採用する手法です。
ランダムでページを振り分けてテストする方法もあるのですが、お手軽にA/Bテストをする場合は、期間を分けてテストする事でテスト用のプログラムを導入する必要が無くなります。
この形でしたら、すぐにテストをはじめる事が出来ます。
フォームの見直し
コンバージョンで一番の障壁は、お問い合わせフォームのページとなります。
企業側からするとより「詳細な情報をお客様から頂きたい」、しかしお客様は「面倒なので入力は簡単に済ませたい」となります。
その落としどころを見つける為に、入力フォームの改善やテストは大切になってきます。
先程のアクセス解析のデータを基に、お問い合わせフォームからの離脱率や滞在時間を基にお問い合わせフォームの改善をする事で、コンバージョン率を上げられる可能性が高くなります。
その他の施策
ビジュアルヒートマップやビジターレコーディング、スクロール分析等は、専用のサービスを導入する必要があるのでなかなか手が出しにくいです。
簡易的な測定はgoogleアナリティクスでも可能なので、書籍などを購入して勉強してみてはいかがでしょか?
まとめ
細かい部分を分析し始めると多くの問題が浮き上がってきます。
今回ご紹介した方法でも、いくつかホームページで修正が必要な個所が出て来るので、まずはアクセス解析の設置、離脱率の高い人気ページの調整、フォームの見直しから初めて見てはいかがでしょうか?
普段、SEO対策の事で頭がいっぱいになりCRO迄手が回っていなのであれば、少し立ち止まってホームページ事態を見直してみるのも良いかもしれません。
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