10年ほど前のSEO対策で外部リンク(被リンク)は非常に重要な対策として注目されていました。
その後googleによるアルゴリズムの変更「ペンギンアップデート」によって外部リンクの重要性が低下しました。
今現在、外部リンクはSEOにどれぐらいの効果があるか説明したいと思います。
外部リンク(被リンク)とは
Webサイトのリンクには内部リンクと外部リンク2種類があります。内部リンクは自身のサイト内のみでリンクをしていることを意味して、外部リンクは他のサイトから自分のサイトにリンクをしてもらっていることを意味しています。
内部リンクは自分で作業することで設定することができますが、外部リンクは自分では作業することの出来ない他のサイトからのリンクになるので、外部リンクをしてもらえることは、それだけ他者から自身のwebサイトの評価されている指標になります。
過去の外部リンクでのSEO対策
Googleの検索エンジンは外部リンクを沢山してもらっているWebサイトを評価が高いと判断していました。
Googleは外部リンクが多いのはそれだけそのwebサイトが他のユーザーが紹介したい、教えたいほど、有益な役に立つ情報があるとして、外部リンクが多いサイトほど信頼できるサイトとして検索順位の上位に表示するようにしていました。
ところが、外部リンクが多いサイトが検索順位の上位に表示することが世間に知られると、悪質な外部リンクが横行しました。
例えば、自動で生成されるリンクサイトや大量の外部リンクを購入などの行為でGoogleの評価を上げるなどして、ユーザの求めていない質の低いサイトが検索順位の上位を占めるようになりました。
外部リンクが評価されている時代のSEO対策は、外部リンクを販売しているSEO業者なども多数ありました。
その対応策としてGoogleは「ペンギンアップデート」と呼ばれるアルゴリズムの変更を行い、質の低いサイトからの外部リンクや外部リンク大量に購入したと思われるwebサイトを検索結果から除外するようになりました。
現在の外部リンクの重要性は?
「ペンギンアップデート」後は外部リンクの重要性は下がりましたが、今現在でもSEOの評価の一部としての役割はあります。
検索順位に悪い影響がある低いwebサイトからの外部リンクに対して「ペンギンアップデート」は対策を行いましたが、Googlekから明言はされていませんが良質な外部リンクはSEOに効果があると言われています。
その理由としてGoogleがウェブマスター向けに公開しているリンクプログラムで悪影響を与える可能性のあるリンクにいて記載されており、逆に悪影響を与えない良質な外部リンクは、検索結果に良い方向に反映されると考えられます。
良質な外部リンクを得るには
良質な外部リンクを得るには、自身のサイトがユーザーにとって有益情報があり、多くの人に共感されるニーズのあるコンテンツを作る必要があります。
外部リンクは、他のサイトの運営者がわざわざ作業を行ってまでリンクをしてもらう必要があり、そのためには他のサイトの運営者にとってもメリットのあるサイトにしなければ外部リンクをしてもらうことは出来ません。
そのため運営者は自身のサイトをユーザのためになるコンテンツを作り続ける必要があります。
ちなみに、自身のサイトがどこからリンクをされているのかを調べるには「Google Search Console」を使うと調べる事が出来ます。
■調べる手順
1.左メニューの「リンク」をクリックする
2.リンク詳細ページ表示されるのでその中から「外部リンク」の詳細ボタンをクリックする
まとめ
「ペンギンアップデート」によって検索順位に影響する割合は少なくなったが良質な外部リンクは今なおSEOに効果があります。
良質な外部リンクを得るにはユーザーのためになるコンテンツを制作して、他の運営者が紹介したいと思えるサイト運営が必要となります。
ユーザーが求めているのは何かをしっかり考え良質なコンテンツを作るように心がける事が大切です。
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