meta(メタ)タグは、ページ上に表示されることはありませんが、検索エンジンに対してWEBページの必要な情報を伝えるために必要な設定です。
Googleの「Search Consoleヘルプ」でも「Google がサポートしている特別なタグ」として検索結果にどう表示するかの判断材料としてメタタグをサポートしていると表明しています。
そのためSEOの事を考えるとmetaタグの設定は重要になります。
今回は、Googleがサポートしているmetaタグについて説明します。
目次
metaタグとは
metaタグとは検索エンジンやブラウザに対してWEBページの情報を提供するためのhtmlに記述するコードのことです。
例えば、文字コードの指定、検索結果に表示される情報の指定、webページを検索結果に表示させないようにするなどの情報をmetaタグに記述することによって、WEBページの情報を検索エンジンに伝えることができます。
Googleサポートしている特別なmetaタグ
description
description(ディスクリプション)タグは、Webページの説明文・要約を検索エンジンに伝えるタグです。
検索結果に表示されるページの説明文はPCの場合は12文字でスマホで表示される場合は50文字となります。
SEO的には大きな影響はありませんが、検索結果に表示されるためユーザーにとって分かりやすい伝わる文章を記述しているとクリック率が高くなり、ページのアクセスの増加が見込まれます。
descriptionにはキーワード含めて記述しておくことが大切です。
robots・googlebot
robots、googlebotタグは、検索クローラの動作を制御する働きがあります。
robotsタグは全ての検索エンジンに対応し、googlebotタグはGoogleの検索エンジンに対してのみ有効なタグとなります。
検索クローラには以下の指示を出すことによって、動きを制御することができます。
nofollow、noindex、none、noimageindex、nosnippet、notranslate
nofollow:webページ内のリンクを辿らないようにする。
noindex:検索結果に該当するwebぺージを表示させないようにする。
none:noindex、nofollowと同じ指示になります。
noimageindex:画像をインデックスに登録させないようにする。
nosnippet:検索結果にメタディスクリプションや動画プレビューを表示させないようにする。
viewport
viewportビューポートは、スマートフォンやタブレット端末で表示する方法を指定するタグです。
スマートフォンやタブレット端末に表示される画面が小さいため最適に表示されようにviewportを設定します。
Googleが推奨するモバイルフレンドリーなサイトを制作するためには必要なタグです。
Content-Type
Content-Typeタグは、ブラウザでどの文字コード使用するかを定義するメタタグです。
文字コードにはutf-8、shift-jis、euc-jpなどがあり、正しい文字コードを設定しないと文字化けを起こす場合もあります。
Googleでは、「Unicode / UTF-8」を使用することをすすめています。
refresh
refreshタグとは、refreshを設定したWebページに来訪したユーザーを、指定した別のURLに転送させるタグです。
google-site-verificationh
google-site-verificationhタグとは、Search Consoleで所有権を確認するためのタグです。
nositelinkssearchbox
nositelinkssearchboxタグとは、検索エンジンにサイトリンク検索ボックスを表示しないよう指示するタグです。
notranslate
notranslateタグは、Google翻訳で勝手に翻訳されないようにするためのタグです。
nopagereadaloud
nopagereadaloudタグは、Googleアシスタントの音声コマンドで読み上げないように指示するタグです。
以上がGoogleでサポートされているmetaタグになります。
かつてSEOに有効であった「meta Keywords」タグはサポートされていません。
そのため現在は記述しなくても問題はありません。
まとめ
meta(メタ)タグは、検索エンジンにwebページの情報を正しく伝えるために必要な設定です。
特に「description」タグは、検索結果にも表示されるため、ユーザに目にもふれるのでクリック率に影響を及ぼします。
「description」タグの設定には正しい情報を記述してユーザに関心をもたれる文章(タイトル)を入力するようにしましょう。
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