SEO対策にはキーワードが大切
何か知りたいことがあった時、現在人はネット検索を多用します。
その際、何らかのキーワードを組み合わせて検索するのではないでしょうか?
キーワードは、いわば相手があなたのHPにたどり着くためのキーアイテムと言えます。
それだけに、SEO対策においても、キーワード選定は重要です。
単一キーワードは危険?
検索した際にページが上位に表示されるように対策することを、SEO対策と言います。
HPやサイトを持っている人達を中心に、だいぶ一般的なワードとなってきました。
キーワード選定は、SEO対策の基本として紹介されることも多く、意識的に取り組んでいる人も増えています。
しかし、ここでありがちな失敗があります。
単一のキーワードを選定してしまうことです。
ネット検索を活用したことがある方なら、知りたいこと(例えば「AKB48」など)のキーワードを単一で入力した場合、ものすごくたくさんのページがヒットしてしまった経験はないでしょうか。
単一キーワードは、ビッグワードとも呼ばれており、競合がたくさんいることが実情です。
ビッグワードで上位表示を狙うとなると、とても詳細な作り込みをしたり、更新頻度を頻繁に行うなど、多くの労力を必要とします。
個人のページだけがライバルならば、まだ上位表示できる可能性も残っていますが、企業のページが相手の場合は、かなり大変です。
効果的な対策は複合キーワードが鍵
SEO対策を効果的に行いたいならば、複合キーワードを意図的に選定する方法が効果的でしょう。
実際にユーザー側をイメージするとわかりやすいかもしれません。
検索結果が多すぎると、人は自然と絞込みを行います。
単一のキーワードだけでなく、別の単語を組み合わせて再度検索をかけ、目的のページを抽出することが一般的です。
強力なライバルの多い単一キーワードだけで勝負するよりも、最初から複合キーワードを狙ってページを作っておくほうが、有効なSEO対策と言えます。
海外のデータですが、Hitwise社が2012年に調べたところに1ワード(ビッグワード)の検索は30%程度、2ワードは23%程度、3ワードになると18%程度、4ワード以上19%程度になるなど、意外と複合キーワードでの検索が多いことがわかります。
効率よくSEO対策を行いたいならば、複合キーワードを狙うことが肝要です。
ニッチな需要も狙えるズラシテクニック
複合キーワードを組み合わせるだけでもSEO対策できますが、より効果を狙いたいなら「ズラシテクニック」が効果的です。
選定したキーワードから連想される関連分野で、ちょっとだけズレた視点を狙うのです。
例えば「AKB48が解散」というニュースがあったとしてみましょう。
この場合「AKB48」「解散」「理由」「原因」などのキーワードは比較的連想しやすいです。
その為、これらのキーワードを組み合わせて記事を作ってくるサイトはよく見かけます。
同じようなページが多いということは、ライバルも多いと判断できます。
ここで、キーワードちょっとだけズラします。
例えば「AKB48の姉妹グループはどうなるのだろう?」と気になる人もいるでしょう。このような方を狙って「AKB48」「解散」だけでなく「姉妹グループ」「後輩」といったキーワードも組み合わせて記事を作ると、ニッチではありますが、確実に需要がある人にヒットしやすくなります。
ホットな話題ですが、ちょっとだけズレているのでライバルも減ってきます。
また、よりピンポイントな話題になりますので、探した人も疑問などが解決して満足度が高い記事と評価してくれる可能性も高くなります。
例としていは、芸能関係の話題をあげてみましたが、例えば企業のHPでも、ユーザーの立場にたって一般的ではないけれど知りたい・解決したいというキーワードを狙ってページを作りこんでおく「ズラシのテクニック」は活用できます。
ビッグワードとニッチワードを組み合わせよう
ビッグワードは汎用性が高く、多くの人の目に触れやすいです。
対してニッチワードは絶対数は減りますが、確実にユーザーが存在するキーワードと言えます。
裾野を広くしつつ効率よくSEO対策がしたいならば、ビッグワードとニッチなキーワードを組み合わせて記事を作成することがオススメです。
3ワード以上を組み合わせてロングテールを狙う手法も存在します。
ロングテールキーワードは、検索数そのものが少ないですが、ヒットした場合ピンポイントでユーザー届きやすいというメリットが存在します。
他のキーワードと比べて、顧客になる可能性も高いです。
まとめ
SEO対策をする上で、キーワードは大切な要素となります。
複合キーワードや、ズラシのテクニックなどを使って、効率よく対策していきましょう。
キーワードを上手く選定できるようになると、あなたの記事がより魅力的になります。
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- 板浪雅樹
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