リライト:ホームページ制作でのオーダーメイドサイトとテンプレートサイトの違い

投稿日:2024.12.17.
更新日:2025.04.12.

ホームページ制作

WordPress

株式会社TREVOの月額制ホームページ制作サービス
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板浪 雅樹
執筆・編集 板浪 雅樹

2005年から WEB 業界一筋。500サイト超を手がける SEO・WordPress のエキスパート。「公開後こそ本番」を掲げ、データ分析とユーザー視点で成果を引き出す運用を提案。

2005年に制作会社へ入社後、プログラマーからキャリアをスタート。サーバー構築・データベース設計で培った技術を強みに、WordPress テーマ/プラグイン開発やサイト移行の難案件を多数担当してきました。
2010年以降は SEO エンジニアとしても活動領域を拡大。コンテンツ設計・内部リンク最適化・高速化チューニングにより、競合の激しいビッグキーワードで上位獲得を実現してきました。
現在は TREVO のウェブディレクターとして、要件定義から運用改善まで一気通貫でリード。AI ライティングや GA4/Looker Studio を活用したレポーティング手法を開発し、「数字で説明できるサイト運用」をポリシーにクライアントの ROI 最大化を支援しています。
趣味/強み:筋トレとランニングで日々の集中力をキープ。複雑な課題を“仕組み”で解決するのが得意。
モットー:「サイトは資産。改善を止めた瞬間から価値は目減りする」

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SNS:x(旧 Twitter)@TREVO_WEB

ホームページを制作する際には、大きく分けて「オーダーメイドサイト」と「テンプレートサイト」の2つの手法があります。当時(2021年2月17日)は、どちらも一長一短があり、企業・個人の目的や予算に応じて選択するべきだと考えられていました。現在もその基本的な考え方は変わっていませんが、最新のSEO対策やツールの進化によって、それぞれに異なる価値が生まれています。

以下では、オーダーメイドサイトとテンプレートサイトの違いや、それぞれのメリット・デメリットを整理し、2021年当時からの変化点や、当時記載しきれなかった補足を述べます。また、誤りや不足していた点があれば指摘し、最新のSEOトレンドも踏まえたアドバイスを付け加えます。

オーダーメイドサイトとテンプレートサイトの違い

ホームページの構築

オーダーメイドサイト

特徴

一からデザインや機能を設計し、独自のコンセプトや目的に最適化できる。

メリット(2021年2月17日当時)

スケーラビリティ:ビジネスの成長に合わせて柔軟に機能拡張が可能。

使いやすさ:不要な機能を省き、運用・管理がしやすい設計ができる。

SEO対策:開発段階から構造化データの対応やサイトスピード最適化、内部リンク構造の整備が可能で、特定の地域・サービスに特化したSEO戦略を組み込みやすい。

eコマース特化:販売商品や業務フローに合わせた機能設計が可能。

デメリット(2021年2月17日当時)

予算:制作費用が高くなりがち(例:スマホ対応・5ページ・ブログ機能・製品一覧機能・問い合わせフォームなどで50万円~)。

制作期間:要件定義やデザイン、開発に時間がかかり、公開までに期間を要する。

2021年当時からの変化・最新動向

当時は「SEO対策がオーダーメイドで優れていることが多い」としていましたが、現在ではテンプレートベースのテーマやプラグインでも十分なSEO対応が可能なものが増えています。また、検索エンジンはモバイルファーストインデックスやコアウェブバイタルズ(Core Web Vitals)など、ユーザー体験を重視する指標を評価するようになりました。オーダーメイドサイトでは、初期設計からこれらに対応しやすく、継続的なチューニングが行えます。
また、当時指摘できていなかった点として、オーダーメイドでも運用担当者が使いやすいCMS(WordPress、headless CMSなど)を導入すれば、更新コストの削減や生産性向上が可能です。

テンプレートサイト

特徴

既存のテーマやデザインテンプレートを用いて、短時間で手軽にサイトを構築できる。

メリット(2021年2月17日当時)

短期間での制作:WordPressのテーマ適用、WixやSquarespaceなどのサイト構築サービスを利用すれば、すぐにサイトを公開できる。

低予算:無料または低コストのテーマが多数あり、予算を抑えたい場合に有効。

カスタマイズ性:追加プラグインや拡張機能で機能追加が可能。

デメリット(2021年2月17日当時)

機能の制限:要件によっては不足する機能があり、その対応には専門知識が必要なケースがある。

サポート体制の不明確さ:自分で設定・管理する場合、トラブル時のサポートが限定的。

SEO最適化不足:一般的なテンプレートは基本的なSEO対策はしているものの、特定のニーズに合わせたカスタムSEO対策が難しい場合がある。

2021年当時からの変化・最新動向

現在では、多くのテンプレートやテーマがコアウェブバイタルズ対応、モバイル最適化、構造化データの組み込みサポートなど、初期設定からSEOに配慮していることが増えています。低価格で高度なカスタマイズが可能なテーマやプラグインも充実しており、必ずしもテンプレート=SEO弱者とは限らなくなっています。
ただし、特殊な機能や独自性のあるブランド表現が必要な場合には、テンプレートサイトでは限界が出る点は変わっていません。

まとめ

オーダーメイドサイトは、特定のビジネスニーズに完全対応でき、最新SEO指標への最適化も容易です。ブランド独自性や拡張性、カスタマイズ性が求められる場合に有効な選択肢です。

テンプレートサイトは、短期間・低予算での公開が可能で、最近では高品質なテーマが増えているため、基本的なSEO対策も十分行いやすくなっています。ただし、独自機能や特殊なデザインが必要な場合には限界も生じます。

現在では、ページビルダーやノーコードツール、ヘッドレスCMSなど、両者の中間的なアプローチも増えており、ニーズに合わせて柔軟な方法を選択できます。

ビジネス規模や目的、予算、求める機能性やブランド戦略を考慮した上で、オーダーメイドとテンプレート、あるいはハイブリッドなアプローチを選択しましょう。また、最新のSEO手法(構造化データ、コアウェブバイタルズ、モバイル最適化、質の高いコンテンツ発信)を常に意識することで、どちらの手法を選んでも、効果的なオンラインプレゼンスを確立できます。

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