Yahoo!の検索エンジンで検索する時に表示される関連キーワードはYahoo!サジェスト機能と呼ばれています。
Googleではオートコンプリートと呼ばれており、Googleの検索エンジンを使用しているYahoo! Japanですが、サジェスト機能や広告に関してはYahoo! Japan独自のサービスとなっています。
今回はYahoo!サジェストとYahoo虫眼鏡について紹介します。
サジェスト機能について
Yahoo!やGoogleでキーワード検索した時に、検索窓の下に自動で表示されるキーワード+関連キーワードです。
「ホームページ制作」と検索した時に、検索エンジンが先に予測して「ホームページ制作 コンサルコキャク」「ホームページ制作 料金」「ホームページ制作 大阪」等の検索候補を出してくれる補助的な機能です。
Yahoo! JAPANでは、「キーワード入力補助機能」とよばれています。
Googleのオートコンプリート機能の記事は「検索でのGoogleオートコンプリートの仕組み」で詳しく書いているので興味のある方は読んでみてください。
サジェスト機能の問題点
とても便利でユーザーにとっても便利な機能なのは間違いありません。
現在問題となっているのは、サジェスト機能で名前や会社名で検索した時に誹謗中傷や嘘の情報が表示されてしまう事があります。
「○○ ブラック企業」や「○○ パワハラ」などのキーワードが表示されてしまう事があります。
削除申請も可能ですが、100%削除される訳では無いので問題になっています。
申請しても削除されない場合は弁護士などを通して通告するなどの手段が必要になる場合もございます。
削除に関しては「GoogleとYahooの検索でのサジェスト削除要請する方法」の記事で書いています。
Yahoo! Japanの関連検索キーワードの表示ルール
Yahoo! Japanの関連検索キーワードはYahoo! Japanで検索された検索キーワードを基に決めているとYahoo! Japanが自社のホームページ内で公表しています。
プライバシーにも配慮して関連キーワードを表示しているのですが、噂等によって会社や個人のマイナスとなるキーワードも表示されてしまうので注意が必要です。
また「故意に特定のキーワードを表示させるなどの操作を図る行為を禁止しています。」と記載はされているのですが、故意に操作されている場合もあると感じます。
「関連検索ワード」の情報は、Yahoo!検索の利用者が入力したキーワードや、その組み合わせを機械的に収集・処理した結果をもとに、検索キーワードの組み合わせなどを自動的に表示しています。
キーワード入力補助機能では、お客様個別の入力履歴や、キャッシュ情報などは利用していません。
本機能は、お客様が、キーワードを追加したり、キーワードを入力し直したりする手間を減らし、より簡単に目的の情報にアクセスできるよう補助するために、一定のアルゴリズムに基づいて、検索キーワードを表示しています。検索キーワードの組み合わせなどは、再検索結果ページへのリンクを自動的に表示する機能であり、特定のキーワードなどを推奨する機能ではありません。
当該アルゴリズムによって表示された関連検索ワードであっても、そのワードの表示がスパム、猥褻用語、差別用語、犯罪を助長する用語、その他当社が不適切であると判断した場合には非表示にすることがあります。
Yahoo!検索の利用者の動向に応じて、関連検索ワードとして表示される検索キーワードの組み合わせなどは自動的に変化します。このため、検索するタイミングによって、表示されていたキーワードが消えたり、新たなキーワードが表示されるようになったりします。また、表示される順番も、検索される回数の変化に応じて自動的に変化します。
本機能に対して、故意に特定のキーワードを表示させるなどの操作を図る行為を禁止しています。そのような行為を発見した場合には、なんらかの措置を実施することがあります。また、被害が発生した場合には、刑事・民事での法的責任を追及することがあります。
参照:Yahoo!検索ヘルプ キーワード入力補助機能とは
Yahoo!虫眼鏡
検索結果の上部に表示されるキーワードの事で、サジェスト機能に表示された語句の一部が表示されます。
こちらは広告の上に表示されるので、自社のサービス名や製品名等が表示されると広告としても効果的です。
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