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2017.03.15.

「権威への服従」ホームページ制作やブログ記事で効果を発揮する文章術

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人というのは権威に弱いもので、権威ある存在の言うことは無条件で信じ込んでしまうものですし、言われた通りに従ってしまうものです。これを心理学の世界では、「権威への服従」や「ミルグラム効果」と呼びます。

難しい響きなので特殊な条件下で発動するものと思っている方もいるかもしれませんが、これは身近なところで自然と発動してしまうような効果なのです。ここでは、権威への服従についてお話ししていきましょう。

権威への服従の発見につながったミルグラム実験

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権威への服従について知るのであれば、その権威への服従の発見につながった実験であるミルグラム実験というものについても理解しておきましょう。

 

ミルグラム実験というのは、アイヒマン実験、アイヒマンテストとも呼ばれています。

アイヒマンというのは人の名前で、ナチス戦犯のひとりだとされています。ナチスドイツの頃には、ご存知のように信じられないほど非人道的なおこないが当たり前のものとしてなされていました。アイヒマンも当然、それに関わっていたのですが、ドイツの敗戦後にアイヒマンはアルゼンチンに逃亡します。

そこで偽名を使い、第二の人生をスタートさせるのですが、この頃のアイヒマンというのはナチスドイツの頃と同一人物とは思えないほど平凡な生活を送っていました。一般的にナチスドイツの頃におこなわれていた非人道的なおこないというのは、

それこそもともとの人間性として狂気的な部分があったからこそできたものと思われがちです。しかしながら、蓋を開けてみるとアイヒマンはごく普通の平凡な人物だったのです。

 

このことから、非人道的なおこないをする人間はもともと特殊な人間なのか、それとも平凡な人間であっても一定の条件下では非人道的なおこないをしてしまうものなのかという疑問が提起され、そこから実験につながっていったのです。

 

ミルグラム実験の内容と結果

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ミルグラム実験は、被験者を教師役と生徒役にわけ、生徒役の被験者が間違った答えを出すと、教師役の被験者がボタンを押し、電流を流すというものでした。実際には電流は流されずに、電流を流されたであろうときの反応を録音したものが流れるような仕組みになっていました。

 

間違える度に電圧を上げていくようになっており、教師役の被験者はそれこそ拷問をしているような感覚になります。途中で実験の中止を訴えた方もいたのですが、白衣を着た権威ある博士らしき人物が感情を乱すことなく実験の続行を通告するとかなりの被験者が最大まで電圧を上げて電流を流したのです。

 

この実験によって平凡な人間であっても、一定の条件下では冷酷で非人道的な行為をしてしまうということが証明されたのです。この実験でポイントになってくるのは言うまでもなく、白衣を着た権威ある博士らしき人物です。この人物に続けるように言われたからこそ、非人道的だとわかっていても多くの方が実験を続けたのです。この権威への服従の効果のことをミルグラム効果とも呼びます。

 

身近に潜む権威への服従

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権威への服従というのは、思っている以上に身近なところに潜んでいるものです。少し前の話になりますが、ショーンKさんの学歴詐称が話題になりました。学歴以外にもいろいろな詐称があったのですが、ショーンKさんの場合にはMBA取得という部分と経営コンサルタントという部分がまさに権威となり、ショーンKさんの言うことを疑うことなくすんなりと受け入れてしまうという方が多かったのでしょう。

 

顔がよかったという部分もありますし、声や話し方などがその権威をより強固なものにしていたと考えられます。だからこそ、疑うことなくショーンKさんの言葉を信じてしまいますし、ショーンKさんの意見を受け入れてしまうのです。あのままショーンKさんの詐称がバレないままであれば、それこそショーンKさんのおすすめする商品が爆発的に大ヒットしていたかもしれません。権威を持っている方がおすすめしたり認めたりしたものは、無条件で信頼できるというのもまた権威への服従なのです。

 

特に、権威への服従というのは一般的に見てすごい肩書きを持っている方に発動するものです。ショーンKさんのMBA取得というのも具体的にはわからないもののすごいことであるということは理解している方も多いでしょう。他にも大学教授や弁護士、博士、医者など一般的に「先生」と呼ばれるような肩書きを持っている方にも権威への服従の効果が発動しやすいです。他の人に言われたら「いやいや、それはないでしょ」となるようなことでも、先生と呼ばれる相手から言われると「先生が言うなら・・・」とすんなりと受け入れてしまうものなのです。

 

実際に肩書きがなくとも、そういう風格を見せつけることによっても権威への服従というのは発生するものです。特定の商品を勧めるときにやたらと白衣を着た人が商品を持っているのは、権威への服従を意識したアプローチなのです。


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