GoogleのTwitter @searchliaison で70を超える言語にBERTを導入したと発表しました。
その中にJapanも含まれており、これから検索順位にも影響してくるかと思われます。
10月に米国(英語)にリリースしてから2カ月、ようやく日本も導入されます。
Googleのツイート
BERTを70ヵ国で導入したというツイート
BERT, our new way for Google Search to better understand language, is now rolling out to over 70 languages worldwide. It initially launched in Oct. for US English. You can read more about BERT below & a full list of languages is in this thread…. https://t.co/NuKVdg6HYM
— Google SearchLiaison (@searchliaison) December 9, 2019
日本の名前があるツイート
Hebrew, Hindi, Hungarian, Icelandic, Indonesian, Italian, Japanese, Javanese, Kannada, Kazakh, Khmer, Korean, Kurdish, Kyrgyz, Lao, Latvian, Lithuanian, Macedonian
Malay (Brunei Darussalam & Malaysia), Malayalam, Maltese, Marathi, Mongolian, Nepali, Norwegian, Polish…. (MORE)— Google SearchLiaison (@searchliaison) December 9, 2019
BERTとはなにか?
BERTとは、Googleの自然言語処理の技術で、長文の検索や文脈を理解して検索結果を表示します。
これまで、検索キーワードを並べて検索していたのが、文章で検索できます。
私の個人的な使用方法としては音声検索がより便利になるのではないかと考えています。
例えば、「モフモフの青色のiPhoneケースを探して」なんていう使用方法が思いつきます。
BERTに関しては、英語ですがGoogleの「Understanding searches better than ever before」という記事の中で「Applying BERT models to Search」で確認する事ができます。
この記事では、自然言語処理を事前トレーニングのためのニューラルネットワークベースの手法を導入し、オープンソース化し誰でも質問応答をトレーニングできる様にしたそうです。
前後の単語を調べる事によってコンテキスト(文脈)を理解する事が可能となっている様です。
日本語の場合は複雑なので、どこまで文脈を理解しているかは謎ですが、今後は文章の文脈を理解して検索結果に反映していく様になりそうです。
10%の検索結果が影響?
Search Engine Landの「Welcome BERT: Google’s latest search algorithm to better understand natural language」という記事では10%の検索クエリが影響を受けると述べています。
この記事の中ではコンピューターが少しだけ人間の様に理解する事が可能になるという事です。
技術が進化すれば、記事の信ぴょう性や検索ユーザーとのマッチングで力を発揮する事が可能となり、ただ記事を書いていれば良いという時代も終わると思われます。
SEO対策を意識するのであれば、やはり検索したユーザーに対して役立つ情報を提供できる記事を書く必要が出て来るでしょう。
日本ではどれぐらい影響するかは発表されていませんが、今後検索結果に影響が出て来ると思われます。
検索は便利になる?
検索自体は便利になると思います。
文章で検索できれば、困っている内容を細かく伝えてピンポイントで答えを見つけ出すことが可能になるかもしれません。
SEO対策は大変になるかもしれません。
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