GoogleがGoogleウェブマスター向けブログで「HTTPS ページが優先的にインデックスに登録されるようになります」という記事を公開しました。
この発表で、すぐにhttpsにしないとSEOで不利になるという発言がfacebookやtwitterで流れていますが、記事の内容をしっかりと読むとそうではないという事がわかります。
ただ、https化はしておいた方が良いのは事実です。
httpsとは
httpsとはhttp通信に「SSL/TLSプロトコルを用いて、サーバの認証・通信内容の暗号化・改竄検出」する事で安全性を高めた通信の事です。
URLに「http://〜」ではなく「https://〜」となっているサイトはセキュリティ保護を行っているサイトとなります。
Googleでは、数年前からこのhttps対応するようにホームページ運営者に勧めています。
Googleとhttps
Googleはこれまでにsslに関しての情報を発表してきました。
「HTTPS をランキング シグナルに使用します」
この記事では、
ますます多くのウェブマスターが HTTPS(HTTP over TLS / Transport Layer Security)を彼らのサイトに導入するようになってきています。これはとても心強いことです。
こうした理由から、Google では過去数か月にわたり、Google のランキング アルゴリズムでのシグナルとして、暗号化された安全な接続をサイトで使用しているかを考慮に入れたテストを実施してきました。この実験ではよい結果が得られているため、ユーザーがもっと安全にサイトを閲覧できるよう、すべてのサイト所有者の皆様に HTTP から HTTPS への切り替えをおすすめしたいと考えています。
このランキングの変更は、グローバルでクエリの 1% 未満にしか影響しませんが、これから長い期間をかけて強化していきます。全体的に見ると、このシグナルは良質なコンテンツであるといった、その他のシグナルほどウェイトは大きくありません。HTTPS は、優れたユーザー エクスペリエンスを生み出す多くの要素のうちの 1 つです。
今後、より多くのウェブサイトで HTTPS が使用されることを期待しています。ウェブの安全性をさらに強化しましょう。
まとめ
まだ慌ててhttpsにする必要はないかもしれませんが、googleはhttpsでのセキュリティ強化を望んでいるのは事実です。
この様に徐々に情報を出しているという事は、近い将来https対応のサイトを優先的に検索上位に表示させる可能性が高いです。
ここ最近では、スマホ対応のサイトに関しても似た様な動きだったと記憶しています。
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