SEO対策で文字数、単語数が検索結果の順位に影響するので、ブログを書く時は1000から2000文字が目標です、みたいな話を良く聞くと思います。
Googleで、「SEO対策 文字数」で検索すると文字数を指摘している記事が多く出てきます。
GoogleのJohn Mueller氏は上位の検索結果に表示されているサイトと単語数を一致させてもページの検索順位のランク付には影響しないと言っています。
John Mueller氏のツイート
Having the same word-count as a top-ranking article isn’t going to make your pages rank first, just like having a bunch of USB chargers isn’t going to get you to the moon. But, I’m still tempted to buy some of those USB chargers…https://t.co/TIuJHwHufn
— ? John ? (@JohnMu) February 8, 2020
単語数が重要ではないのか?
SERP(Search Engine Result Pages)とはユーザーが検索エンジンで検索を行った際に表示される検索結果画面の事です。
一部のSERP分析ソフトウエアでは、検索結果の順位に基づいて特定のキーワードを一定数入れる事を推奨してきます。
過去にはGoogleの検索結果と単語数がSEO対策に有効だという相関研究結果も出ています。
それでは、Mueller氏はなぜこの様なツイートをしたのか?
単語を入れる事は重要
ツイートにリンクされているページにアクセスしてみると理由がわかります。
ページ内の単語数が、上位ページと同じ単語数に達しても検索順位は上がりません。
単語数を同等にするか上回る事が目標となってしまい当初ターゲットとしていたユーザーにとって有益な情報からずれてしまうと意味がなくなるためです。
重要なのは、設定する単語の検索結果からユーザーがどの様な内容を調べているのかを理解してコンテンツを制作する事が重要です。
John Mueller氏のツイートを紹介した「SEO対策 を考えた新しい ホームページ を開設するときはページ数が多い方が良いのか?」の記事もあります。
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板浪雅樹

TREVOWP