3月17日に公開されたGoogleウェブマスター向け公式ブログで、5月からモバイルフレンドリーかどうかをモバイル検索でのランキング要素の効果を高めるアルゴリズムのアップデートを段階的に行っていくという発表がありました。
今回はその記事を中心にモバイルサイトについて書いていきます。
Googleウェブマスター向け公式ブログの記事
Googleウェブマスター向け公式ブログの「ウェブをさらにモバイル フレンドリーにするための取り組み」という記事で明らかとなったモバイルサイトの検索ランキングに関する情報です。
この記事では
「Google では昨年より、サイトがモバイル フレンドリーかどうかをモバイル検索でのランキング要素の一つとして使用し始めました。この 5 月からは、当該ランキング要素の効果を高めるアルゴリズムのアップデートを段階的におこなっていきます。このアップデートにより、モバイルでも見やすいページが検索結果でさらに多く表示されるようになります。」
と発表しています。
さらに
「サイトがすでにモバイル フレンドリーである場合は、今回のアップデートによる影響はありません。」
と書いてあります。
なので、既にモバイルフレンドリーなサイトになっていれば今回のアップデートでは影響が出ない様です。
ライバルのサイトがモバイルフレンドリーなサイトになっていない場合は、検索順位が上がるかもしれません。
モバイルフレンドリーのチェック方法
モバイルフレンドリーかどうかは、Google Developersが公開している「モバイルフレンドリーテスト」のサイトでチェックが可能です。
このサイトで「問題ありません。 このページはモバイル フレンドリーです。」と表示されれば、ランキングに大きな影響は出ないでしょう。
「ウェブをさらにモバイル フレンドリーにするための取り組み」の記事でも、この「モバイルフレンドリーテスト」ページでのチェックを推奨しています。
「ウェブマスター向けモバイルガイド」サイトでは、モバイルサイトに関するガイドラインやモバイルサイトの重要性を確認する事が出来ます。
検索ランキング要素について
「ウェブをさらにモバイル フレンドリーにするための取り組み」の記事では検索ランキングに関しても書いています。
「検索クエリの意図は引き続き重要なランキング要素となります。そのため、モバイル フレンドリーではなくてもページのコンテンツの質が高ければ、関連性の高い優れたコンテンツとして今後もランキングされることがあります。」
との事なので、これまで通りコンテンツ重視のSEO対策が効果的だという事です。
まとめ
Googleは検索エンジンを常にアップデートしています。
サイト制作での予算をみながらどの部分に力を入れていくかを判断しなければいけません。
ホームページを運用するという意識を持つ事が重要になってきます。
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