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自社ホームページ制作の失敗例から学ぶ改善策

2024.03.12.

ホームページ制作

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ホームページは企業の顔ともいえる重要な存在です。インターネットを通じて全世界に向けて情報を発信できる絶好のチャンスでもあります。
しかし、自社でホームページを制作する際には様々な失敗が起こりがちです。今回はよくある失敗例から学び、次の制作では改善できるようポイントをお伝えします。

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失敗例1. デザインを気にし過ぎる

ホームページのデザインは大切な要素の一つです。魅力的なデザインは第一印象を左右し、潜在顧客の興味を引きつけるためにも重要です。しかし、デザインだけに気を取られすぎてしまうと、本来のホームページの目的や機能を見失ってしまう危険性があります。

改善策

デザインを考える前にホームページの目的、ターゲットユーザー、伝えたいメッセージを明確にしましょう。例えば、製品やサービスの販売促進なのか、企業の知名度向上なのか、潜在顧客の問い合わせ獲得なのか、目的を定めることが大切です。また、ターゲットとなる年齢層や関心事なども把握しておきましょう。そうすることで、デザインでもターゲットに響くものになります。目的とターゲットを明確にした上で、デザインを検討するとよりユーザーに響くサイトになります。

失敗例2. ユーザビリティを無視する

デザインも大切ですが、サイトの見た目がよくてもユーザビリティ(使いやすさ)が低ければ、ユーザーに見放されてしまいます。メニューの使いづらさ、ページ移動の複雑さ、読みにくい文章、スマホ対応の欠如など、ユーザビリティの低さが失敗の大きな原因になります。

改善策

実際にサイトを訪れる人の立場に立ち、ユーザーの行動を想定した設計を心がけましょう。メニュー構成をシンプルでわかりやすいものに、ページ移動は少ないクリック数で行けるようにします。文章はむずかしい専門用語は避け、短くまとめて読みやすくします。また、近年ではスマホユーザーが増えているので、レスポンシブWebデザインによるスマホ対応は必須です。こうしたユーザビリティの高いサイトづくりで、親しみやすさと使いやすさを追求しましょう。

失敗例3. スマホ対応を後回しにする

2022年の調査では、日本のスマホからのWebサイトアクセス割合は63.7%に達しています。つまり、スマホに対応していないサイトはその割合以上のユーザーに見放されてしまう可能性があるのです。

改善策

前述のようにレスポンシブWebデザインによるスマホ対応は必須です。PCだけでなく、スマホでも快適に閲覧できるように設計しましょう。スマホならではの使い勝手にも注意を払う必要があります。例えば、スマホではマウスが使えないのでタップでの操作に対応させる、画面が小さいのでコンテンツをシンプルにまとめるなどです。スマホユーザーが日増しに増えていく中、スマホ対応のサイト作りが不可欠です。

失敗例4. 更新を怠る

サイトを一旦公開したらおしまいではありません。制作後に内容の更新をおろそかにしていると、古い情報が残り、信頼性を失ってしまいます。ユーザーがサイトに求めているのは、最新の正確な情報です。

改善策

定期的なメンテナンスと更新計画を立て、新しい情報を常に掲載できる体制を整えましょう。例えば、ニュースや新着情報は毎月更新する、イベント情報は開催の3ヶ月前から掲載し終了後は削除する、商品情報は新商品を追加するなどのルールを設けるとよいでしょう。更新が手間である場合は、WordPressなどのCMSを活用するのも効果的です。CMSであれば誰でも簡単にサイト更新ができます。継続的なサイト運用の体制さえしっかりしていれば、ユーザーに新鮮な情報を提供でき、信頼も得られるはずです。

失敗例5. SEO対策を怠る

いくら魅力的なホームページを制作しても、インターネット上に放置してしまっては意味がありません。ユーザーに見つけてもらえるよう、SEO(検索エンジン最適化)の取り組みが欠かせません。

改善策

ホームページを作る際は、構造化されたHTMLマークアップでコーディングすることが大切です。また、メタタグやタイトルタグの設定、サイトマップの作成、XMLサイトマップの作成なども行いましょう。さらに、アクセス解析ツールを活用し、Webサイトの改善ポイントを分析します。キーワードを絞り込んで、そのキーワードを意識したコンテンツ作りをすることも重要です。このようなSEO対策を怠ると検索エンジンにインデックスされず、ユーザビリティの高いサイトであっても認識されないままになってしまうのです。

失敗例6. 運営体制を整えない

サイトの公開は終わりではなく、そこからが本当の始まりです。サイトの継続的な運営体制が整っていないと、すぐに放置されがちです。

改善策

サイトの企画立案時から、運営体制を定めましょう。運営には誰がどのような役割を担うのか、コンテンツの作成は誰が行うのか、更新頻度はどの程度なのか、など細かいルールを決めておきます。可能であればサイト専任の人員を設けるのが理想的です。また、WordPressなどCMSを導入すれば、その負担も軽減できます。CMSさえあればITリテラシーの低い社員でも比較的簡単にサイト更新ができるためです。サイトは投資が必要なだけに、適切な運営体制を作ることが大切なのです。

失敗例7. 費用対効果を無視する

Webサイトは毎月ホスティング費用や広告費の支払いが必要になります。費用をかけすぎるとロイヤリティの高いユーザーしか集められません。

改善策

サイト運営に伴う固定費用と広告運用の費用を見積もり、自社の予算と照らし合わせましょう。無理のないコストで運営できるよう計画を立ててください。無料のオープンソースのCMSを使えば、ランニングコストを大幅に削減できます。広告費用も、費用対効果を細かく検証し、過剰な支出とならぬよう気をつけましょう。サイト運営費用をうまく抑えることで、手堅い小規模な集客から始められ、徐々にリソースを割けるようになってくれば規模を拡大していけるでしょう。

まとめ

ホームページ制作で失敗しないためには、作る前の計画とユーザー視点を忘れずに、使いやすさ、デバイス対応、継続的なメンテナンス、SEO対策、運営体制の整備、費用対効果の検証に気をつける必要があります。過去の経験から学び、一層魅力的で機能的なサイトを作ることが重要です。

失敗は成功のもとになります。失敗例を参考にしながら、ユーザーに喜ばれ、企業の価値を高めるホームページ制作を心がけましょう。長期的な視点を持ちながら、継続的な改善に取り組むことがホームページ運営の鍵となるはずです。

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経歴: 映像制作の専門学校を卒業後、映像制作(編集・撮影)でのアシスタント、カーナビゲーション用の3DCG制作、PS2用の3DCGゲーム背景制作、16ミリフィルムのデジタル変換業務等を経てWEB制作部門のある会社に就職。株式会社TREVOでディレクション、SEO対策、CMS開発、3DCG制作、映像制作を担当

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