大阪のホームページ制作会社 株式会社TREVO
スタッフブログ

META(メタ)タグの種類と役割について

2024.03.06.

ホームページ制作

運用

twitter Facebook Pocket LINE はてブ

株式会社TREVOの月額制ホームページ制作サービス
PR

METAタグは、HTML文書内に配置される特殊なタグであり、文書のメタデータを提供します。これらのメタデータは、ウェブブラウザや検索エンジンなどのクライアントソフトウェアに対して情報を提供し、文書の内容や挙動を制御します。

charset

文書の文字セットを指定します。例えば、UTF-8やShift_JISなどがあります。
(文字エンコーディング)は、HTML文書内で使用される文字セット(文字エンコーディング)を定義します。
文字セットは、文書内のテキストをどのように解釈するかをブラウザに指示する役割があります。
特に、異なる言語や特殊文字を含むウェブページを正しく表示するために重要です。

文字化けの防止

文字エンコーディングが正しく指定されていない場合、ブラウザはテキストを誤って解釈し、文字化けが発生する可能性があります。charsetを指定することで、ブラウザが正しい文字セットで文書を表示できるようになります。

特殊文字の表示

文字エンコーディングを適切に指定することで、特殊文字や非英数字文字(アクセント付き文字、日本語、中国語、ロシア語など)が正しく表示されます。

<meta charset=”UTF-8″>

viewport

主にモバイルデバイスやレスポンシブウェブデザインにおいて、ウェブページの表示方法を制御するために使用されます。
ブラウザに対してビューポートのサイズやスケーリング方法を指定します。
ビューポートの幅の指定: ビューポートの幅をデバイスの幅に合わせることで、コンテンツがモバイルデバイスの画面にフィットするようにします。これにより、水平スクロールを回避し、ユーザーがコンテンツをスムーズに閲覧できるようになります。

初期表示倍率の設定

initial-scale属性を使用して、ページの初期表示倍率を指定します。これにより、ページがデバイスの幅に合わせて自動的にズームされるかどうかを制御できます。

ユーザーのズーム制御

user-scalable属性を使用して、ユーザーがページをズームできるかどうかを制御します。これにより、ユーザーがコンテンツを拡大・縮小することが制限され、デザインの意図した表示が保持されます。

<meta name=”viewport” content=”width=device-width, initial-scale=1.0″>

description

ページの要約や説明を提供し、検索エンジン結果ページ(SERP)で表示されることがあります。

検索結果の要約

検索エンジンは、検索結果ページにウェブページのタイトルとともに、descriptionメタタグで指定された説明を表示することがあります。この要約は、ユーザーが検索結果を見て、そのページが彼らのニーズに適しているかどうかを判断するのに役立ちます。

クリック率の向上

魅力的なdescriptionが表示されると、ユーザーがそのページに対する興味を持ちやすくなり、クリック率が向上する可能性があります。特に検索結果ページで競合する場合、説得力のある要約は重要です。

SEOの支援

descriptionメタタグにキーワードを含めることで、検索エンジンがページの内容を理解しやすくなり、関連する検索クエリに対してランキングが向上する可能性があります。ただし、キーワードスタッフィング(過剰なキーワードの使用)は避けるべきです。

<meta name=”description” content=”このページは○○についての詳細な説明です。”>

keywords

かつてはウェブページのキーワードやキーフレーズを指定するために使用されていましたが、現在ではほとんど意味をなさないとされています。これは、検索エンジンがウェブページのランキングを決定する際に、keywordsメタタグの情報をほとんど考慮しなくなったためです。

検索エンジンのインデックス作成支援

適切なキーワードやキーフレーズをkeywordsメタタグに含めることで、検索エンジンがページの内容を理解しやすくなるという目的がありました。これにより、特定のキーワードに関連する検索クエリに対して、ページがより適切にランク付けされる可能性があります。

競合分析

ウェブページの所有者や競合他社が、keywordsメタタグを利用して特定のキーワードやキーフレーズに対するページの重要性を理解することができました。

<meta name=”keywords” content=”キーワード1, キーワード2, キーワード3″>

robots

ウェブページがクローラー(検索エンジンのロボット)によってどのように処理されるかを制御するために使用されます。

<meta name=”robots” content=”index, follow”>

canonical

複数の同一コンテンツがある場合に、検索エンジンに正規のページを指定します。

<link rel=”canonical” href=”https://example.com/canonical-page”>

og (Open Graph)

ソーシャルメディアでの共有時に使用され、ページのタイトル、説明、画像などを指定します。

<meta property=”og:title” content=”ページのタイトル”>
<meta property=”og:description” content=”ページの説明”>
<meta property=”og:image” content=”https://example.com/image.jpg”>

まとめ

METAタグは、ウェブページのSEO(検索エンジン最適化)やユーザーエクスペリエンスの向上、ソーシャルメディア共有の最適化などに役立ちます。

おすすめ記事

WordPressのパーマリンクとは?意味と決め方
ホームページ制作で効果的な FAQ Q&A よくある質問ページ の作り方

大阪のホームページ制作会社TREVOでは、ホームページ制作に関する情報を掲載しています。最短2日で仮サイトを公開するサービスやSEO対策に特化したホームページ制作、オリジナルホームページデザイン、ライティング、リスティング広告、WEBマーケティングなどのサービスをご紹介しています。

経歴: 3DCG制作の専門学校を卒業後、デザイン会社に就職。デザイン会社では主にWEB制作を担当し、旅館の予約システムや商店街にWEBカメラを設置したプロモーション等を展開し、4年後に転職。 株式会社TREVOでデザイン、コーディング、ディレクション、システム開発を担当

twitter Facebook Pocket LINE はてブ

関連の記事

お見積もり