Webサーバーとは、Webサーバーの種類とレンタルサーバーについて
投稿日:2023.08.30.
更新日:2025.04.12.

執筆・編集 衣川 知秀デザイン歴 20 年超、500 サイト以上を監修。ブランド戦略をビジュアルへ昇華し、使いやすさと美しさを両立させる UI/UX が持ち味。

3DCG 専門学校卒業後、広告代理店で Web デザイナーとしてキャリアを開始。旅館予約システムや商店街プロモーションなど多業種案件で「伝わるデザイン」の基礎を固めました。
その後、制作部門のリーダーとして 5 年間にわたりチームマネジメントを経験。企画立案から撮影ディレクション、公開後の AB テストまで、クリエイティブとマーケティングの橋渡し役を担ってきました。
2013 年に TREVO を共同設立。現在はデザイン、UI ガイドライン策定やアクセシビリティ監修を担当。
最近の取り組み:AI 生成画像と手描きイラストを組み合わせたブランドビジュアル開発とプロトタイプ検証。
信条:私たちが目指すのは、ホームページ制作を通じてお客様がハッピーになること。そして、そのホームページを訪れるユーザーが心地よく、笑顔になれるような体験を提供し、世の中にポジティブな影響を少しずつ増やしていくことです。
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Webサーバーは、Webページを表示するためのサーバーになります。
テキストや画像やアプリケーションデータなどwebページを表示するためのデータが格納されており、クライアントのWebブラウザのリクエストに応じてWebサーバーはリクエストを受けた情報をWebブラウザに対して検索結果を送信します。
Webブラウザは、HTMLや画像などの情報を構築しwebページとして表示します。
Webサーバーの種類
webサーバーにも種類がありますが、主に「Apache」、「Nginx」、「Microsoft IIS」の3種類が有名です。
Apache(アパッチ)
1995年にリリースしました。オープンソースでありながら高い信頼性と充実した機能があるWEBサーバーです。
20年以上にわたりWebサーバーのシャアTOPを誇っていました。
20年の歴史があるので開発者が多く、Apacheで扱うことのできる機能が豊富にあり、国内外の多くのレンタルサーバーApacheが導入されています。
Nginx(エンジンエックス)
Apacheと同じくオープンソースになります。Apacheの弱点ある大量のクライアント同時アクセスによる、データ処理の低下(レスポンスが悪くなる)のに対し、同時リクエストの処理に特価していて、処理性能の高さ、並行してリクエストを処理できるなど速くて高負荷に強いという特徴があります。
最近はApacheよりNginx系のサーバー多くなっています。
IIS(アイアイエス)(Microsoft Internet Information Services)
Microsoft Windowsの標準WEBサーバになります。Microsoft社が提供しているため、Windowsに特化しています。
Windows系の開発環境と相性が良くASP.NETのフレームワークなどと連携する場合はオススメです。
レンタルサーバー
webサイトを公開するには、ほとんどの場合レンタルサーバーを利用すると思います。
レンタルサーバーには主に4種類あり、それぞれ特徴と目安価格があります。
共用サーバー
共用サーバーは、安さが魅力で、月額で500円程度から利用できます。
一般的に「レンタルサーバー」と言えば、「共用サーバー」を指すことが多いです。
基本的にサーバのメンテナンスはサーバー会社が行うので、メンテナンスフリーで運用できます。
共用の名前の通り1つのサーバーを複数のサーバー契約者と利用するので、他の契約者のサイトにアクセスが集中し回線が混雑すると、アクセス制限が掛かり自分のwebサイトが一時的に表示されなくなったりするなどデメリットがります。
専用サーバー
専用サーバーは、1台のサーバーをまるごとレンタルできるサーバーのことで、自分専用のものとして使うことができます。
安い金額であれば月額5,000円から利用することが出来ます。
共用サーバーと違い、独立して運用できるので、他のユーザーの影響を受けることがありません。
初期費用と月額料金が高いので、長期的な運用計画が必要になります。
また、メンテナンスやセキュリティ対策も自身で行う必要があります。
VPSサーバー
VPSとは、仮想専用サーバーのことで、使うサーバーは複数ユーザーで共有する共用サーバーでありながら、専用サーバーのように利用することが出来ます。
1台のサーバーの中に、いくつもの仮想サーバーを構築することで、他の利用者の影響を受けにくく、専用サーバーのようにカスタマイズできることが大きな特徴です。
共用サーバーよりも自由度が高く、専用サーバーよりも導入コストやランニングコストが安いです。
安いところであれば、月額で600円程度から利用する事ができます。
仮想サーバー領域はユーザー自身でメンテナンスを行う必要がり、サーバー運用のための専門知識が必要なるのがデメリットになります。
まとめ
Webサーバーには、Webサーバーを構築する「Apache」、「Nginx」、「Microsoft IIS」などの種類があり、また、レンタルサーバーには、共用サーバー、専用サーバー、VPSなど種類があります。
自身のWebサイトを運営するにはどのサーバーを使うのかしっかりと検討する必要があります。
ただ専門知識がないと検討もできないのも事実です。そんな場合はホームページ制作会社に相談して、目的にあったサーバーを選んでもらうのもいいと思います。
TREVOでも制作をして頂いたお客様にはニーズに合わせたサーバーをオススメています。
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